una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

とある春の雨の夜に

2014年05月28日 | 美味しいこと
4月のことですが・・・以前から一度行かなくちゃ、と思っていた、隣の席のHくんの先輩のフランス料理のお店ビストラン エレネスクさんへ。
まだまだ体調イマイチだったから、ワインは遠慮しようかなぁ~と思っていたけれど、ジビエ料理が自慢のお店だし、Hくんの先輩はフランスとスペインで修行してきたソムリエさんで、前もってどんなタイプのワインが飲みたいか聞いてくださったりしているし・・・笑

降りしきる雨の中、Hくん、numaさんと一緒に、まずはお店の隣にあるポワンタージュさんに寄り道。ミルクフランスやナッツとチョコのデニッシュのパンだったり・・・いろいろ仕入れて、さぁ、階段を上がってお店へ。

シックな店内


こぢんまりとしたシックなお店で、とっても落ち着きます。
まずは、泡!で乾杯っ。

泡


1ヶ月も前のことで記憶が相当あやしいけれど、戴いたコース料理を。
アミューズは、ホタルイカとわさび菜、ソースは確かホースラディッシュのソース。

アミューズ


器がおしゃれぇ~。
前菜一皿目は、さば、ルバーブ、そして徳島のトマト
一つ一つがとっても新鮮で美味しくて、泡もバゲットも進んじゃいます。

前菜1


前菜2皿目は、とらふぐの白子と筍をソテーしたもの
白子はふわゎふわぁ、濃厚だけど、クセがなくてあっという間になくなったー。

前菜2


お魚は、甘鯛の鱗焼き、レモンソースで
鱗のぱりっぱりの食感が絶妙ぅ~。

鱗焼き


お肉料理の前に赤
この赤ぜひ、とHくんの先輩がすすめて下さった。
ワインのことは、よくわからないので!!!美味しかったーっ。

赤


その赤と一緒に戴いたのは、豚の血のテリーヌ、ブーダンノワール
リンゴとフランボワーズソースで戴きました。
パテやテリーヌはしばらくいーーーっ、って思っていたけれど、あらっ、おいしぃ♪

ブーダンノワール


お肉料理は、鴨の胸肉
ほのかに甘くてほのかに酸味のあるソースと一緒に戴きました。

鴨の胸肉


お口直しのグラニテ・・・梅だったかなぁ~

グラニテ


デザートは、Hくんの先輩がそれぞれのイメージで選んでくれました。
Hくんにはこちら。

シュー


numaさんにはこちら。

オレンジ


kaoにはこちら。んーーーっ、まっちゃいろー。

いちごと抹茶


最後はコーヒーとプチ菓子をいただきながら、お料理の余韻に浸りましたー。

プチ菓子




行列ぅ?!

2014年05月28日 | 日々のこと
歯医者さんの帰り道、美味しいお蕎麦を戴きたくて、久しぶりに神田まつやさんへ。
GWの合間の平日午後2時半だというのに、行列が・・・。最近、TVにでもでたのかしらー。
お席について回りを見渡すと、天もりそばの方が多々。それから、粋に焼き鶏や厚焼き卵に日本酒という方もちらほら。
天もりそばにしよっかなーと思ったけれど、そうだ、帰りに裏手にある竹むらさんであわぜんざいいただいて帰ろう!
シンプルに、もりそばにしました。

もりそば


kaoはこちらのつゆ、好きです♪

そーたっつぁんとこーりんさん

2014年05月07日 | 美術館のこと
常々、2008年に東京国立博物館で展示された、尾形光琳生誕350周年記念「大琳派展-継承と変奏-」を見に行かなかったことを悔しく思っています。4つの風神雷神図屏風を見比べられるなんてそうそうないし、もう一回、開催されないかなぁ~って。
そんな風に思っていたところ、平成館の特別展「栄西と建仁寺」と、本館の「日本美術の流れ」で、俵屋宗達と、尾形光琳の風神雷神図が同時公開されるって聞いて、ちょうど会社のお休みの日28日に、東京国立博物館にいそいそと出かけてみました。
この行列は・・・平成館ではなく、本館特別展の「キトラ古墳壁画」の行列です。平成館の方まで行列は伸びていて、すごい人気ぃ~。

キトラ古墳


kaoはこちら♪

栄西と建仁寺


最初に目に入るのは、四頭茶会を再現した空間。うわぁ~あの天目茶碗と縁高が列んでいるお席にちゃっかり座りたい・・・などと思ってみる。
すぐ横のスクリーンでは、実際の四頭茶会の様子が放映されています。口に茶筅を挿した鉄瓶のような物を持ち出して、客が両手で掲げた天目台に乗った茶碗に湯を注いで、左手で茶筅を振る、という、茶会の様子にしばし見とれたりして。
栄西著の「喫茶養生記」をじっくり見たり、やはりお茶に関係のあるものを重点的にみてしまう。
そんな中、kaoの心にじんわりしみ入って来たのは、海北友松(かいほうゆうしょう)の、建仁寺大方丈の障壁画の数々。
「琴棋書画図」の松の葉が上品でかわいくて、しばし見とれる。
さらに、静かーな景色を見ているような錯覚に陥った「山水図」が、一番心に響いた。特に、なーんにも描かれていないと思っていた空白に二艘の小舟がすーって、あらわれて。
そしてもちろん、「雲龍図」の墨の濃淡だけで表現されている阿吽の双龍にも、近くから、遠くから、横から、じっくり見とれる。

また、晩年の長谷川等伯の「松に童子図襖」、「竹林七賢図屏風」は、大胆な筆と少しおどけたような、他者の描く七賢者や童子とは異なる筆遣いで、なるほどねぇ~と、なんだか妙に納得してしまった。

そして最後はもちろん、俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」です。
金色はあまり好きではないのですが・・・琳派だけは別です。ゴールドに、白とグリーンと赤が浮き上がる、こころ鷲づかみにされるセンスの良さ。あ
ニヤニヤしながら風神雷神の表情や、身体の動き、たなびくショールを堪能しました。
さらに、特別展「キトラ古墳壁画」の行列を左に見て、本館2階の7番のお部屋に直行。
目指すは同時公開されている尾形光琳筆「風神雷神図屏風」です。
目はさらにぎょろっと、黒雲はもくもく、宗達のよりも対峙してる感じが強く感じられるかなぁ~。
そして、6日は出光美術館に大好きな酒井抱一筆「風神雷神図屏風」を見に行こう!と、決めていたのに・・・5日、家の高いところから本の入った箱を下ろしていて、背中の筋肉を痛めてしまい激痛で動けなくなるというハプニング・・・。
あぁ、今年は本当に身体が悲鳴を上げているらしい。
お茶友達との夕ご飯もキャンセルして、GW最後の2日間を家でのんびりすごす羽目になったkaoでした。

帯と戯れる

2014年05月06日 | 着物のこと
GW前半、お茶のお稽古の翌日は、先日お持ち帰りした単衣の小紋と夏の袋帯を持って、1月以来の着物教室へ。
yattiはクールな大島紬にかわいらしい椿のお花の名古屋帯。甘辛っ、好きっ。

yatti着物


かっさはグリーンの小紋にクリーム色の帯。

かっさ


こっちにしたらどうかなぁ~。緑緑でおかしいかなぁ~。ちょっとやってみよう!って、リバーシブルの帯の光沢のあるグリーン側に挑戦っ。
あらっ、想像していたよりも、さらにステキぃ~♪

かっさ


kaoは、単衣の着物の着付けと、この帯のカラーをキレイに出すことと、たれの処理の練習をしました。
身体は正直で、自分が回りながら帯を巻くと頭がくらくらしそうだったのに、帯をまたいだり、帯を回したりしながら帯と戯れてたら、やはり、帯を巻き付けるのではなく、自分が回って帯をするのよーと先生。
ええいっと、がんばって回ってみたら、やはりくらくらして疲労困憊 笑

kao着物


最後は、単衣の着物のお片付けまで先生にお手伝いいただく始末・・・。早く復活したいっ。

お稽古の後は、疲れと腹ぺこを癒そうと、近所のホテルのラウンジへ。
かっさはビール、yattiは胃の具合がいまいちということで桜のお餅と温かいお紅茶のセット、kaoは生搾りのオレンジジュース。

ドリンク


さらにかっさは、海鮮サラダ♪

海鮮サラダ


kaoは、ロースカツサンド♪
かっさとyattiにお好きなだけどーぞ、と言ったのに、かっさにお一つ差し上げて、残りは完食・・・ 笑
この、甘辛ソースが美味しかったんですよねぇ~。

カツサンド



実は昨日のお稽古、自分のお稽古の後にMさまの真の行台子のお稽古を特別に拝見させていただいていて、お昼過ぎから5時過ぎまでのみっちりお稽古で身体ぐったり。ちゃんと身体を休めなければ・・・とは思っているんだけれど・・・。
最初は気持ち悪い、だるいぃ~と思っていたのに、お茶のこと仕事のこと、おしゃべりしているうちに元気が戻って来ました。
yattiの胃が治ったら、またみんなでお稽古の後に海鮮サラダ&ロースカツサンド食べに来ましょう。

4月のお稽古

2014年05月06日 | お茶のこと
意気込みは満々なんだけれど、身体がついて行けずに4月のお稽古は2回。
19日のお稽古には、お孫さんのお世話をするために関西からお嬢さん夫婦のお宅にいらしている奥様が飛び入り参加。
お点前をされる佇まいは落ち着いて、どっしりなさっていて、大らか。
台天目のお点前を拝見させていただきました。
引き続きkaoも台天目のお稽古。落ち着いたお点前を拝見した後だったので、緊張しましたー。
天目茶碗、茶入を扱うごとに、お城一つ分よぉーと、奥様が笑顔で仰る。もっと大事に扱わなければーですね♪

26日は、行台子のお稽古の前哨戦で台子に慣れましょうと、kaoとyatti姫は、台子総荘濃茶のお稽古を、そして今月いっぱいでCAさんを辞めて故郷に戻られるSさんは、台天目と台子総荘薄茶のお稽古をされました。
お菓子は、鳩サブレの豊島屋さんのあやめ餅。

あやめ餅


羽二重の求肥に胡麻餡と普通の餡がくるまれていて、kaoは胡麻餡、とっても食べやすくて、美味しかったぁ~。
kaoは、Sさんの指の美しさにいつも、ほれぼれとしていました。
故郷に戻られるSさんの最後のお稽古にご一緒させていただけてよかったー。