Che bello!

わぁ~すごーい!

秋色の花いけ教室

2012年09月23日 | お花
やっと、秋っぽくなってきましたねー。
花いけ教室のお花も、鶏頭や秋桜など秋のお花をたくさん用意して下さっていました。
最近のkaruは、シャキっとしたお花よりも、流線型のその姿だけでいろいろな表情を見せてくれるお花を求めているらしく、イメージに合うお花を選ぶのにじっくり時間をかけてみました。
パープルの小さめのカラーを白くて丸い花器に合わせてみました。

カラー白い器


先生から、カラーのバランスに比べて花器の存在感がありすぎること、大きな口の器にいける時の注意点を教えていただく。
先生が、たとえば・・・と、カラーと同じパープルの江戸切り子の花器にいけて下さいました。
パープルの器から水を吸って、カラーがパープルになる、というようなストーリーが生まれると聞いて、なるほどと思う。

カラーパープルの器


背の高い硝子の器に白い秋桜の首をもたれさせたかったのですが、それにぴったりの器がみつからず、秋桜のもじゃもじゃ葉っぱの緑とぴったりと思ったこの器に、今、秋桜を摘んできました、玄関の椅子の上に摘んだまま置いてみました・・・のイメージで。

秋桜


こちらは先生にこうしたかった・・・イメージをお伝えしたことを先生が、同じ器と同じお花で表現して下さった作品。
器に首をもたれさせてはいないけれど、玄関にわさっと置いたものよりも秋桜の生命力が際立っているように感じ、似てはいるけれどまったく異なる作品になるところが面白い。

秋桜


最後は、3色あってそれぞれもこもこかわいぃと思ったトサカ鶏頭と、みずひきを、ちょっと江戸琳派風にいけてみました。
みずひきの葉の虫食いがいい味を出していたので、器も寂びた感じのものを合わせることに。みずひきを鶏頭の手前と向こうに入れたのが、自分の中では江戸琳派風。
先生が器の傾きのバランス等を微妙なところまで調整して下さったので、すっと締まった作品に。

トサカ鶏頭


今日は、お花と器を選ぶのに苦労したけれど、いつもみたいに自分のイメージを優先するのではなくて、そこにあるものでいける!を意識したことで時間をかけずに、かえって迷わずにいけることができました。

ここからはいつでもどこでも、決断の早いかっさの3つの作品を。
ちょっと、かっさ、いつもとイメージ違いますけど・・・な、花箪笥。
箪笥の前にしゃがんで、楽しげに黙々といけるかっさは、少女のようでしたー(笑)

花箪笥


karuも手に取ってみたけれどなにと合わせればいいか迷って手放してしまった風船唐錦を、同じまんまる久留米鶏頭と合わせてて、しかもこの器に合わせるなんて!

風船唐錦


この枝ものの名前を忘れましたが・・・シャープな器と丸いボンボンの実がとっても素敵。

丸いボンボン



こちらは、先生のデモンストレーション作品です。
ガーベラやひまわりなど、普段先生があまり使わないような可愛いお花を使って、可愛い中にも上野さんのテイストが入った作品を、とリクエストして表現して下さった作品です。

先生の作品


今月も楽しかったです。
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17世紀のオランダが盛りだくさん

2012年09月23日 | 展覧会
10日くらい前ですが、17世紀オランダ絵画の黄金時代を堪能しようと国立西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」

ベルリン国立美術館展


東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」

マウリッツハイス美術館展


行ってきました。
開催期間終了まであと3日ということで、平日のお昼、9月の中旬だというのに真夏さながらの日差しにもかかわらず、どちらも大へんな混雑振りだったけど、暑さと行列に観ることを諦めなくてよかった!
特に、東京都美術館の「マウリッツハイス美術館展」では、10年以上前に行ったアムステルダム国立美術館を思いだしてテンション上がりっぱなしです。
さらに、17世紀のオランダ絵画にはたくさんの分野があって、それが章立てされて展示されていたし、当然のことながら日本語で絵画の解説がされていたし、何でだろう・・・とほのかに疑問に思っていた、どうして歴史画とか物語画、集団の肖像画を描こうと思ったの?どうしてこんなに写実的に描かれているの?ということがすべて、当時のオランダの裕福な市民生活の元に成り立っていたということが理解できてよかった!

風景画のフロア、入ってすぐのヤーコプ・ファン・ライスダールの風景画を一目見て、この青空と入道雲は、まるでさっきまで外で見みていた空の景色のよう。実に美しい。(←湯川先生風)
ここで、今日はたっぷり自分だけの時間があるのだから焦って観る必要もないし、これは時間がかかってもいいから列の一番前で腰を据えてじっくり見ようと決断して、ふっと気づく。
毎朝、朝のラッシュで、誰も彼も我先にと電車から降りて、我先にと狭い通路を歩き、我先にとエスカレーターに乗り、我先にと改札を抜ける、そんな日常に囲まれていたからか、心も身体も急ぐことが当たり前になってしまっていたみたい。
歴史画や肖像画のフロアでは、今さらながら、歴史画とは宗教と物語を表現していて、また、集団肖像画はたいていの場合、裕福な市民団体から画家が請け負って描いていたことを知って、レンブラントの「夜警」を観たときにどうしてこの絵を描いたの?と疑問に思ったことを思いだして、そうだったのかぁ、と納得。

全体を観て印象的だったのは、ヤーコプ・ファン・ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」、レンブラントの「スザンナ」、「シメオンの賛歌」、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」

真珠の首飾りの少女


また、オランダに行きたくなりました。
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やっぱりお稽古はいいんです(お稽古日誌 2012年9月8日)

2012年09月18日 | 茶道/お稽古日誌(裏千家)
暑い暑い2012年の夏、7月の最終週のお稽古を最後に約1ヵ月半の夏休みを頂いていました。
単衣の着物を・・・と思いましたが、お仕立て直しに出す準備をしてしまったのと、自分サイズの単衣を持っていないのとで、お洋服でお稽古に伺いました。
1ヵ月半ぶりのお稽古だから、きっと今日は平点前と思っていたら、「karuさん、唐物の準備をして下さい」とのこと。
それから、今日のお茶室はいつもとは対角の場所に風炉を配置して、回り茶道口のしつらえでした。
相変わらず想定外の事が起こると、いつも出来ていると思っていたことをうっかり忘れたりしていて、まだまだだなぁ〜と思わされます。
それからもう一つ、この頃点前座に座ったとき、畳の真ん中より右寄りに座っていることが多くて、たびたび先生からご指摘頂きます。次回は気にしながら座に着きましょう。

この日のお稽古午後の部は、わたしとYさまの二人。
わたしの唐物のお稽古の後に、Yさま初めての唐物のお稽古をされました。
突然の、本日のお茶碗はの問いに・・・九代楽了入作、なごりと答えてみました。
お茶杓は、知足
三種のお菓子は、塩瀬の菊、Yさまお手製の花びらのお干菓子、鶴屋吉信の香とり石
Yさまの唐物のお稽古を拝見しながら、わたしも一緒に復習。
Yさまのお菓子、きちんとお砂糖の膜が出来ていて、しゃりしゃりとっても美味しかったです。
美味しいお濃茶とお菓子をごちそうさまでした。
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美しい民藝品~「-用のこころー民藝展」と「バーナード・リーチ展」~

2012年09月01日 | 展覧会
「-用のこころー民藝展」と「バーナード・リーチ展」、気になりすぎて初日に行ってきました。
まずは、「バーナード・リーチ展」

リーチ展


濱田さんの所では少ししか見ることができなかった、ガレナ釉の大皿、濱田さんや河井寛次郎さんと一緒に滞在した布志名焼(ふじなやき)で知ったガレナ釉に似た黄釉、飴釉の大皿、スリップウェアの大皿、ピッチャーなどの作品がたくさん並んでいてとても見応えのある展示でした。

そして、「−用のこころ−民藝展」

民藝展


椅子の懐かしい色とフォルム・・・実家のダイニングテーブルと椅子はまさにこんな感じだったなーとか、ショーケースの、濱田さん、宍道湖のほとりにある舩木窯、布志名焼の舩木さんの作品のどれもこれもが魅力的です。
中でも舩木さんの黄釉オーバルの器にくらっとして、これほしーーーっ、と思ったけれど・・・お高かったので諦めましたぁ。
そうそう、2、3日前、たまたまTVを付けたらお宝鑑定団を放送中で、岸朝子さんのなくなったご主人が残した沖縄の作陶家金城次郎さんのお魚のお茶碗を鑑定していた、その金城次郎さんのお魚の大きな鉢とピッチャーが展示・販売されていて、これが中島さんがすばらしい青ですねぇ~と褒めていらしたお魚さんの青なんだーと、ほのぼのしたお魚さんにも見入ったりしましたよ。
さらに、催事場の中をきょろきょろ、フラフラしていると、むむっ?この吹きガラスの感じはもしかして・・・そうです、益子のギャラリーもえぎさんで一目惚れして買った、星耕硝子さんのコーナーです。
他の作品も拝見したいなーと思っていたので嬉しくなって、一番気に入った濃い青と透明の小皿をお買い上げしましたっ。

吹き硝子の小皿


そうそう、箱根の寄せ木細工の棗も、あたたかいぬくもりが感じられて素敵でした。
期間中にもう一回、行ってみようかな。
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美しい民藝品 ~益子参考館~

2012年09月01日 | 展覧会
8月29日から日本橋高島屋ではじまった「-用のこころ-民藝展」と「バーナード・リーチ展」。
なんていう偶然っ。それとも必然?
と、いうのも、益子の旅の2日目、以前から行きたかった人間国宝、濱田庄司さんの益子参考館を訪れ、濱田さんのダンディなライフスタイルを知り、濱田さんって田舎のおじさま風醸し出してますが、この生き方、かっこよくないですか?と思っていたところだったから。

益子参考館


この益子参考館は、濱田さんが日本各地、世界各国で蒐集し制作活動の源となった工芸品と濱田さんの作品を展示している美術館です。
敷地内には、茅葺き屋根の母屋と長屋門、石蔵を改造した展示館、細工場、登り窯が配置されています。
益子は東日本大震災で甚大な被害を受けていて、この参考館も例外ではなく、石蔵を改造した展示館や登り窯が半壊していたりほぼ全壊していたり、割れてしまった濱田さんの作品もあったとか。なかなか思うようにならなかった改修費用の目処がたち、やっと6月に改修工事が開始されたのだそうです。

益子参考館改修工事


9時開館と聞いて駐車場に到着すると、すでに炎天下の中、たくさんの職人さんたちが参考館の亙の屋根や茅葺きの屋根に上って修復をされていました。

1号館では「濱田庄司 京都・英国・沖縄・益子─それぞれの時代」展が展示されていました。

益子参考館1号館


益子焼といえば濱田庄司さんですが、晩年に自らの人生を「京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」と述懐されていたそうですが、この企画展では4つの場所で彼に影響を与えた工芸品や、交流のあった作家さんたちの作品が展示されていました。
その中にはもちろん、バーナード・リーチさんの作品も展示されています。
濱田さんはリーチさんに誘われて渡英、セント・アイヴスで作陶に励む傍ら、ロンドン南方のディッチリングの農村で健康的な営みの中で活動するデザイナーさんたちの姿勢を見て感銘を受け、そのことがその後の益子への移住につながったのだそうです。

大谷石の石蔵を利用した2号館、3号館は残念ながら、震災の影響で現在閉鎖中でした。

4号館は、「上ん台(うえんだい)」と呼ばれた濱田さんの別邸を展示棟として、家具や食器類などの蒐集品を展示していたそうなのですが、屋根の改修工事をしていたので、てっきり見ることができないと思って通り過ぎちゃった・・・。イギリスのウィンザー・チェアーや濱田さんデザインのテーブルセットで休憩することもできたっぽいです・・・ショックです。

益子参考館4号館


こちらは濱田さんの工房(細工場)です。工房の前に、不思議な焼き物の置物が並んでいるのですが、これも濱田さんが沖縄などで蒐集された物でしょうか。
お庭にも動物をモチーフにしたような置物があって、とっても楽しかったです。

益子参考館工房


中に入ると、濱田さんが実際に使っていた手回し轆轤や、土室、作品を置く棚などが並んでいて、こんな場所でお皿つくってみたい!と創作意欲が湧く・・・(笑)

益子参考館ろくろ


工房を抜けた向こうに、登り窯があります。
こちらは塩釉用の塩窯と上絵付け用の赤絵窯ですが、ほぼ全壊してしまったそうで、現在修復中でした。

塩窯と赤絵窯


その向こうには大きな登り窯もあって、職人さんが楽しそうに修復作業をされていました。

登り窯


とっても大きな登り窯だったので、下からも写真を撮ってみました。

登り窯下から


そして、こちらが濱田庄司館。正門と同じく、移築した長屋門を陳列室としていて、濱田さんの作品ほか、河井寛次郎など交流のあった作家たちの作品も展示されています。民藝品コレクションです。

濱田庄司館


素敵なランプシェードが掛かっていたのですが、写真に撮り忘れました・・・。
益子の窯元が並ぶこの参考館のある道祖土(さやど)地区に、イギリスでの経験を元に田舎の健康的な暮らしの中で仕事をするため、念願の住居と工房を築いた濱田さん。
当時の美術界ではほとんど無視されていた日本各地の日常雑器、日用品など、無名の工人による民衆的工芸品の中に真の美を見いだして、自分のライフスタイルとした濱田さんが、とってもかっこよく見えてきました。
なにより展示されている写真などに写る、濱田さんの壺やお皿の持ち方が、なんともおおらかでかっこいいですっ。
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益子、夏の朝のお散歩

2012年08月30日 | 
泊まったのは益子県立自然公園の中にある、建築家内藤廣さん設計のフォレスト益子です。

夕暮れのフォレスト益子


朝、早起きしてお散歩してみました。

朝のフォレスト益子


坂道を降りて、通り沿いを昨日ランチしたスターネットさんの方へ。
須田ヶ池のむこう、山の上に見えるのは、スターネットさんの建物かなぁ~。

須田ヶ池


須田ヶ池の横を通って、スターネットさんへ。

朝のスターネット


向こうから男性が二人、お散歩されています。地元の方ではないご様子・・・。
来た道を戻って、自然公園の中へ入ってみました。木の階段を降りて振り返ると、木漏れ日がまぶしぃ~。

木漏れ日


思いっきり深呼吸してみる。まさに森林浴!気持ちいい~。

森林浴


もっと上の方まで上れる道があったけれど、お腹が空いてきたのでお散歩はここでおしまい。
併設されている日本料理のお店、さくら亭さんにいそいそと行きました。
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ある夏の日、益子にて

2012年08月30日 | 
先日急に思い立って、益子焼の益子に1泊旅行に行ってきました。
子供の頃からの益子のイメージといえば、「ざっくりとした日常用のお湯飲み、お茶碗やおどんぶりを売っている陶器市」でしたが、ここ数年、益子に移住する作家さんが増えて、今では窯元も30を超えるとか。
それに加えて、素敵なギャラリーやオシャレなカフェやパン屋さんもぞくぞくと登場しているんです。
まずは、人間国宝濱田庄司さんが田舎の健康的な暮らしの中で仕事をするためにと住居と工房を築いた道祖土(さどや)地区の近く、スターネットさんでランチですっ。

スターネット


スターネットさんのランチやお店のことは、こちらで
ランチの後は益子のメインストリートの出発地点(?)つかもとさんに車を止めて、ギャラリー巡りに出発します。っと、その前に、つかもとさんに来たら、たぬきくんたちを撮さなきゃ。
あまりの暑さにへとへとだったけど、たぬきくんたちは炎天下でもなんだか楽しそう。

たぬきくん


日傘をさしてのろのろお散歩。
こちらは、益子に来ると必ず寄ってしまう陶磁器と雑貨のセレクトショップG+OO - G plus two naughts -さん

ジープラスツーノウツ


今日はいまいち、これが欲しい!というものと出会えずにいたら、となり町に住んでいるいとこのNくんが、山奥のギャラリーもえぎ さんに連れて行ってくれました。

もえぎ本店


車で砂利道・・・久しぶりすぎて爆笑っ。
企画展を開催しているギャラリーの出入口からは、黒い壁のむこうに青い空と覆い繁る緑の木々が望めます。

もえぎ企画展


一段上がったもう一つのギャラリーの廊下も素敵

もえぎ廊下


いろいろな作家さんの作品を拝見させていただいていたら、よろしかったら・・・と、ギャラリーの方がかわいいカップに冷たいお茶を淹れて下さいました。

もえぎさんお茶


ほっと一息、とっても美味しかったぁ。
下のギャラリーの企画展は、陶芸家がつくる手水鉢展でしたが、手水鉢の並んでいる間にガラスの素敵なグラスを発見していたkaru。(あ、手水鉢もとっても素敵でしたよ!)
時間が経ってもそのグラスの事が忘れられなかったので、もう一度下のギャラリーへ。
このグラスは・・・とお話を伺うと、秋田県の横手の作家さんのもので、吹きガラスのグラスです、とのこと。吹きガラスのグラスと聞いたところで、では、これをお願いします!とお持ち帰り決定っ。

星耕硝子のグラス


ちょっと黄みがかった暖かい感触でありながら、シンプルでクールな形にクラっとして、吹きガラスで陥落しました。
食欲も物欲も満足したところで、夏の風物詩、ひまわりがいっぱいのひまわり祭りの会場へ。
田んぼだらけの間の道をずーっと走って行くと、黄色い色と人だかりがみえてきました。一面、ひまわりです。

一面のひまわり


太陽の光を浴びてキラキラ元気に咲くひまわりを見て、一瞬だけ暑さを忘れて思いっきり笑顔になりました。

元気なひまわり


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縁側が好きです

2012年08月13日 | お花
今月のはないけ教室は、場所をお茶室に変えてのレッスンでした。
公園の中のお茶室ってどんな感じなのかしら・・・とわくわくして伺うと、管理の行き届いたとっても素敵なお茶室でした。何より、エアコンがしっかり効いていて、極楽ぅ~。

お茶室


入り口には、上野さんが昨日山で収穫(?)してきたお花や枝ものがたくさんおいてあって、みんなが外でお花を選んでも蚊に刺されないようにという心遣いからか、蚊取り線香がぶら下がっているのがとっても微笑ましかったです。

蚊取り線香


午前の部の方と午後の部のわたしたちが12時に集合すると、午前の部の方たちがご用意してくださっていたお弁当や枝豆やお菓子をみんなで頂きながら、おしゃべり。

お弁当


そしてお腹がいっぱいになったところで、上野さんのデモンストレーションをみんなで拝見します。
葛の葉の薄い緑と、奥の濃い緑の葉のコントラストがとってもすがすがしくて、爽やかなパッションを感じる作品です。

上野さんの作品


先生の作品を見た後は、自分の好きなお花と、好きな花器と、好きな場所ではないけ開始っ。

床の間に、バラの実とむくげをいけました。
枝をこの方向のカーブで生けたい、という気持ちが強かったので、バラの枝の元々の生えている向きを無視していけました。
先生からは、花器に対しての枝の長さ、芙蓉の位置のバランスはいいんだけれど・・・と、やはり、その部分についてのご指摘と対処方法についてお話を頂きました。

バラの実とむくげ



突然ですが、縁側好きのkaru。特に、このガラス戸の角がたまらなく好きです。
縁側でわいわい花火、縁側でお月見、ガラス戸の向こうで枯葉がカラカラと風に舞う、ガラス戸の向こうにシンシンと積もる雪、妄想がとまりません。
ダークブラウンの平たくて大きな器に、東郷菊とオレンジのコスモスをわさっといけて、上野さんの花器が入っていた箱の上に乗せてみました。

東郷菊とオレンジのコスモス



三角形の白い分厚いガラスの器。ふっと、外の使っていい花材の中に苔があったことを思い出して三角形に切って敷いてみました。
置き場所をいろいろ考えて、元々は網戸がしまっていた向こうに控えめに置いていたのですが、先生から網戸を開けて、もっと手前に置いてみるのもいいとアドバイスをいただきそうしてみると、最初よりもずっと映えました。

ガラスの器



こちらはかっさの作品。

のろい


先生がみているところに同席させて頂いていると、「タイトルは呪いです。」と、かっさ。
つい、先生と顔を見合わせて「え?のろい?」と笑ってしまいました。
涼しげな夏のしつらえにしか見えませんが・・・蔓の混沌とした感じがひたひたと迫ってくるのろいを表現しているのだそうです。そう言われてみると!

もう一つ、かっさの作品、タイトルは「前進」。
この花器を見たとき、アヒル?おもしろいねーと話をしてはいたけれど、いつの間にか見事にこの花器を使いこなしてました。

前進



最後にいけたお花を片付ける前に、あの縁側のガラス戸の角にこんな風にしつらえて写真を撮ってみました。

縁側で



毎月のお教室とは趣の違う、とっても楽しく、得るところのたくさんあったお教室になりました。
帰りに駅の近くのお茶やさんで、松風セットというお煎茶とお饅頭のセットを頂きながらのんびりおしゃべりして帰ってきました。

松風セット


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美しいものにであう

2012年08月11日 | 茶道/お稽古日誌(裏千家)
先日伺った神楽坂での月釜で、美しくて愛らしいお道具に出会って心を鷲づかみにされました。
紺色と繊細な金のラインのコントラストの美しさと、まんまるな形が愛らしくて、ずっとお床を拝見していたくなりました。
人間国宝 江里佐代子さんの鞠香盒だそうです。
人間国宝で、2007年に62歳でお亡くなりになられた方の作品を手元に置くことはとうてい無理と思い、せめて作品集をとAmazonで調べてみたけれど、中古品での出品しかなかったので図書館で借りてきました。

江里佐代子


この金箔の線を貼る工芸技法は、截金(きりかね)と言って、日本では平安時代から鎌倉時代にかけて、仏像や仏画の衣文など仏教美術の荘厳として用いられたそうです。
江里佐代子さんは刺繍師の家に生まれたことから、幼少から日本の文様に馴染み、高校では日本画、大学では染色を専攻し、嫁いだ先が仏師の家で、お義父さまの「截金は古くから仏師の手がけていた大事な仕事や。絶えたら困る。」という一言で截金をこころざされたのだそうです。
借りてきた「江里佐代子 截金」には、如来像や菩薩像はもちろん、額装、舞台壁画などの大きな作品、香盒「五節」と銘打たれた五つの手鞠の香盒、飾筥「たまゆら」、利休型の棗や手鞠の棗、風炉先屏風など茶道具の写真が掲載されています。
どれもこれも繊細で美しく、近くで展覧会があったらぜひ拝見に伺いたいと思います。
そして、ぜひ、截金を習ってみたいとお教室を探してみましたが、現在東京にはそのような場所はないようで、ちょっとがっかりしました。

2ヶ月ぶりに伺ったこの日の月釜は、三田富子先生の思い出のお茶会だったそうです。ちょうど5年前のこの日に天国に行かれたのだそうです。
三田先生のお作のお茶杓の櫂先は、とても興味深いお形で、ご銘はめぐりあいでした。
そのようなお席で、江里佐代子さんの作品にであえたことをとてもありがたいことだと思いました。
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サッカー少年

2012年08月11日 | サッカー
長年オリンピックや、サッカーの様々な大会を見てきているけれど、最近の若い子たちの、なんて頼もしいこと。
技術や戦術の上達ぶりは見て然りだけれど、なんていってもインタビューに対する受け答えがいい。
勝利して、メダルを獲得して、最初に口にするのは、今まで自分を支えてきてくれた家族、チームの仲間、友人、応援してくれている全ての人への感謝の言葉。
18人全員で戦っていますから、この結果は点を獲った自分ではなく、チームのみんなで獲った1点ですと、当然のように語るこの子たちは、いったいどういう環境で心や技を鍛えてきたんだろう・・・と、こんな本を買ってみました。

僕らがサッカーボーイズだった頃


ご両親、ご家族みんなが、選手である息子、兄、弟のやりたいことを理解して、見守って、自主性を尊重して、つかず離れずいつも、心理的に側にいる。しかも、それは決して押しつけがましいものではなくて、選手の喜びも、痛みも、すべて自分の事のように感じて、彼らが常に良きようにいられるようにと考えている。
身体1つで闘っているトップアスリートの重圧はきっと、わたしなんかが想像もつかないことで、ふっとしたプレーで大観衆の大ブーイングを受けることにもなるし、賞賛の嵐に包まれることにもなり得る世界。
そんな世界で闘う彼らには、それぞれ形は違っても、いつもすべてを受け入れてくれて、正しい道に導いてくれる心強い家族がいるんだな、と。
この本はサッカーボーイズについて書かれているけれど、この2週間、一緒に喜んだり、悔しがったりしたオリンピック選手の後ろには、それぞれたくさんの心強い家族が一緒にいるんだなーと、感じさせてくれる本でした。

僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代
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