una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

エオリア風ぅ~

2014年04月23日 | 美味しいこと
行きたくて仕方がないのだけれど、行くべきか、行かざるべきか・・・。
先生も、吐き気や頭痛が酷くなければ動いた方がいいとおっしゃっていたし、けれども、こんな体調で行っても、お料理を食べられるのか、ワインは絶対に飲まないでおこう・・・などと、数日、うだうだ考えてる自分が嫌だ。
年に一度だけ日本で開催されるシチリア料理のお教室だし、それに、レッスン料もお支払いしちゃってるし、えぇぇい、行っちゃえ!と、伺ったのは、ラ ターボラ シチリアーナのREIさんのシチリア料理レッスン。

レッスン


代々木公園の桜でも横目に見ながら・・・と思っていたけれど、体力的にもう限界(笑)と、まっすぐスタジオに伺い、テーブルへ・・・わぁ~エプロン持ってくるの忘れたぁ~。
まずは、パレルモ風スフィンチョーネ。
ボウルにパン生地の材料を入れて、発酵がはじまるまで手でかき混ぜ続けるんだけれど、身体があんなに重かったのに、気づいたらkao、パン生地捏ねてた・・・なんでこういうとき、ついやってしまうんだろう(笑)
ゆるゆるの生地をバッドに移して、トマトソース、アンチョビ、オレガノ・・・オレガノの香りはシチリアの香り♪・・・パルミジャーノ、にんにく、パン粉、イタリアンパセリをのせたら、生地がふくれるまで発酵させます。

スフィンチョーネ生地


そうして焼き上がったのが、こちら♪
思いの外分厚くて、えーっ。
しかも、アンチョビ乗せすぎて、しょっぱっ。お家で作るときは、気をつけようっと♪

スフィンチョーネ


でも、白ワインと一緒に戴くと、おいしぃ~。

ジョバンナ白


一緒にお皿に乗っているのは、REIさんがトラパニから持ってきてくださった、唐辛子入りのペコリーノとオリーブ。
なにっ、このペコリーノっ。

スフィンチョーネ



スフィンチョーネの次は、手打ちパスタを作ります♪
カヴァテッリのエオリア風ペースト♪
カヴァテッリは、パスタの種類で、小さい穴があいている・・・というような意味らしい。
そして、エオリア風のエオリアは、パレルモの海の北の方に見える、Y字型に並ぶ7つ島からできているエオリア諸島から来ていて、ケッパーが入っているとエオリア風と言うらしいです。
まずは、セモリナ粉とお水でひたすらパスタの生地をこねます。

パスタ捏ねる


表面がつるつるになったら小分けにして、ながほそーくして、小指の第一関節くらいの大きさに切って、

パスタ小分けにする


こんな風に、人差し指や薬指のお腹でくるっってすると、こんな風に。

カヴァテッリ


みんなで黙々とくるっってしたら、こんなに山盛りのカヴァテッリ。

山盛りカヴァテッリ


ローストして粗みじんにしたアーモンド、ピスタチオ、ケッパー、トマトをジェノベーゼっぽいペーストに混ぜ合わせて、

ペースト


茹でたカヴァテッリに絡めたら、できあがり♪うまっ。

カヴァテッリのエオリア風



次ぎは、牛肉のインボルティーニ。
牛肉で、バゲットの白いところ、サラミ、パルミジャーノ、松の実、イタリアンパセリ、卵などを混ぜた詰め物を巻いて、パン粉でまぶして、ローリエの葉とたまねぎで挟みます・・・ん?なぜ?(笑)

インボルティーニ


オーブンで焼いてできあがり♪

インボルティーニできあがり


そして、お肉には、赤ワイン♪こちらのワイン、赤も白もすっきり飲みやすく、美味しいですっ。
あ、もちろん、ちょこーっとずつしか戴いていませんよ。

ジョバンナ赤


そして、最後はデザート、牛乳とシナモンのジェーロ。
なにしろ、コーンスターチで固めているので・・・わぁ~、まさにシチリアのお菓子だぁ~って感じ。
でも、食べ慣れるとなんだか美味しくも感じて・・・くるかなぁ~。

ジェーロ


もう少し元気になったら、お家で復習しようっと♪