una buona osteria.

美味しいこと、楽しいこと、好きなこと、いろいろ書きます♪

レトロな炊飯器でぶっとび?!

2014年02月02日 | 美味しいこと
いつもは日曜日に伺っている植松先生のお料理教室ですが、今月はちょうど社中の初釜の日と重なってしまったので、平日のクラスに潜入させていただきました。
平日のレッスンに伺うのははじめて、少しどきどきしながら伺いましたが、台湾のお茶教室でアシスタントをされていたまりりんさんがいるっ♪
台湾のお話を伺いながらの、楽しい植松さんテイストな台湾料理のレッスンとなりました。

台湾料理のレッスン



台湾の食材、豆腐干を

豆腐干


そうめんのように千切りにして、香菜の葉と茎を、

豆腐干と香菜


塩、ごま油、松の実で和えて、和え物に

豆腐干と香菜の和え物


塩、ごま油、松の実、というシンプルな味付けですが、しかも、香菜大量使いですが、相当おいしいぃ♪

こちらは、台湾風豚肉のおこわ
もち米と白米を1:1で混ぜているので、もっちりしすぎず、おいしぃ。
干し椎茸と昆布のだしのうまみがいいです。

台湾風豚肉のおこわ



大根もちをイメージした、切り餅と大根、桜海老を春巻きに巻いて焼いた、大根もち。
そして、和久傳さんのからすみ餅をイメージした、切り餅と大根、桜海老、からすみを春巻きに巻いて焼いた、からすみもち。

からすみもち


フライパンで両面をカリカリに焼くと、不思議、まるで大根もち、からすみ餅・・・むしろ、こちらの方がおいしぃ♪

大根もち



そして噂の、台湾の美味しくてぶっとぶスープ、佛跳牆(ぶっちょうしょう)!
あまりの美味しそうな香りに、修行僧ですらお寺の塀を跳び越えて来る、というところからこの名前がついたとか。
乾物など高級食材を使った福建料理の伝統的高級スープで、乾物を戻すなど、下準備に数日、その後数時間かけて煮込んだり、蒸し煮をするそうです。
お教室では、スペアリブ、鶏骨付きぶつ切り肉、ナツメ、クコの実、エリンギ、白菜、にんにく、セレベス・・・等々をぎっしりお鍋に詰め込んで、椎茸とホタテの戻し汁、紹興酒、お醤油を入れて、蒸し煮にします。

お鍋にお野菜


蒸し煮の方法は2種類。
一つ目は定番、せいろで。

せいろ


もう一つは台湾の定番?!台湾のお嫁入り道具、大同電鍋の炊飯器!レトロでかわいぃ~。

炊飯器


スイッチは、保温と加熱があるだけ、内鍋と外鍋の間にお水を入れてスイッチオン。炊飯器だからもちろんごはんを炊くものなんだけれど、他に、煮たり、蒸したり、保温したり、温めたりができる代物らしい。
台湾にはもちろん、最新型の炊飯器もあるんだけれど、お嫁入りするときにみんなこのレトロな炊飯器を大小揃えてもっていくんですってー。
そんな炊飯器でできあがった、ぶっとびスープ!
とっても優しいお味、おいしぃ~~~。

ぶっ飛びスープ



みんなで紹興酒と一緒に、お料理をいただきました。
わたし、台湾料理、好きです♪

1月のお料理



この日話題の中心は、大同電鍋の炊飯器と、表参道にできた台湾のパイナップルケーキのお店、サニーヒルズさん。
お店に行くと、お茶と商品と同じパイナップルケーキが1つ振る舞われるらしい。
それは行かなければ!と、お教室の帰り、さっそく行ってみました!(笑)

サニーヒルズ


お教室で、お茶とパイナップルケーキを戴いて、そのまま商品を買わずに帰れるか論争に発展しましたが、

サニーヒルズパイナップルケーキ


kaoにはその勇気はなく、5個入りを一箱買って帰ってきました。
ちなみに、お持ち帰りしたパイナップルケーキは、少し日にちをおいてから戴いたもののほうが、バターが馴染んで美味しく感じたのは、気のせいでしょうか。

2014年、初稽古と初釜

2014年02月02日 | お茶のこと
社中の初釜の前日、ほんの数週間前に初釜の亭主の一人に任命されたkaoと、お正客に任命されたまーさん、今年最初のお稽古を見ていただきに先生のお宅へ。

kaoは、台子で員茶の亭主をさせていただくので、まずは台子総荘薄茶のお稽古を見ていただきましたが、火箸、差通しを杓立から取り出す時、手をつくのを忘れちゃうんですよねぇ~。
まーさんも、同じく台子総荘薄茶のお稽古をされた後は、翌日の初釜の薄茶席で行う員茶のお稽古・・・先生も含めて三人で(笑)
先生、札元と真ん中あたりの一人二役。
先生お一人で、あっちとこっち走り回られて・・・相当無理がありますね♪
三人でケラケラ笑いながら予行練習していたら、あっという間に4時、明日の初釜に備えていそいそと帰りました。

そして、翌朝9時、いつもの悪だくみメンバー三人はお茶室「山庵」に集合。
待合にはすでに馬の色紙が。

馬の色紙


本席には「福寿海無量」のお軸と炭飾り

炭飾り


そして、お花

お花


台子の天板には、井先生の青磁のお香合「午」、お香合の中にはかっさが練った練香で干支にちなんだ「白馬(あおうま)」が、孔雀の羽箒と棗、美しいですねぇ~。

天板には



11月の茶事の時と同じく、yattiは初炭の亭主
かっさ隊長のもと、下火を入れるyatti姫。

下火を入れて


美しい・・・

下火


お釜を掛けたら準備万端♪

総荘り


初炭の後、かっさまの練香「白馬(あおうま)」のすがすがしい香りがみんなを包み込みました。

kurkku


お炭の後は、点心のお席。

点心


お椀には日本橋の蒔絵が施され、

お椀


蓋を開けると♪おすましが五臓六腑に染みわたります。

煮物椀


恒例の花びら餅を運んだ後は、かっさまのお濃茶席。こっそりうなじを撮影しました。

kurkku


kaoは員茶の亭主兼初花を。はじめて手にする赤楽の馬上杯の扱いに少しオロオロ。

員茶


みんなでわいわい、がや・・・員茶が終わって全員で総礼。

員茶総礼


お茶事の後、皆さまから楽しかったです、素敵だったです、とそれぞれお声を掛けていただきました。
ホッと一息、疲れも吹き飛びます。
こちらこそ、ありがとうございました。
お片付けの後、わるだくみ亭主三人組で記念撮影・・・雑誌「笑えるキモノ」、または「愉快なキモノ」(笑)

笑えるキモノ



記念撮影の後は、お茶室「山庵」さんのご主人Kさんとしばし歓談。この歓談がいろいろと勉強になります。

点心のお席では汁物と向付のみ戴いて、準備に取りかかっていたので、わるだくみ三人組、実は腹ぺこ。
しゅわしゅわワインとガス入りミネラルウォータを飲みながら、お麩のお汁粉と、

kurkku


ガトーショコラを戴いて、帰路につきました。

ガトーショコラ



お疲れさまでした。今年もお稽古がんばりましょう。

美味しいごはんで再会

2014年02月02日 | 美味しいこと
1年振りに広島にお引っ越ししたRYOさんと、お仕事ファミリーメンバー10名でごはん会しました。
どこか行きたいお店は?とRYOさんに聞いてみたら、広島にはないようなお店・・・ちなみに?と聞いてみるとCICADAさんとか・・・って、ファミリーメンバーにはおしゃれ過ぎませんか?!(笑)
で、選んだのは、こちらもおしゃれですが、kurkku JINGUMAEの2階kitchen

kurkku


以前行ったお店から、マザーの2階にお引っ越ししてカジュアルダイニングな雰囲気になっていました。
まずは、マスカットソーダでかんぱーい。

乾杯


とにかく、メニューみたら全部食べたくなっちゃって、片っ端からオーダー♪
クルックサラダ、蕪が甘くておいしぃ~。

クルックサラダ


アンチョビオリーブとごろごろ野菜のサラダ、グリーントマトと蓮根、オリーブもおいしぃ。

アンチョビオリーブとごろごろ野菜のサラダ


和カプレーゼ!とろとろアボカド、トマト、クリームチーズ、そしてわさび醤油。アボカドってそれほど好きじゃないんだけれど、絶品でしたっ。

和カプレーゼ


トリッパのビスマルク風♪トリッパはクセがなくてふぁっと柔らかくて、真ん中にはどろっと玉子、それがグラタンになってます。大人気。

トリッパのビスマルク風


熱々カマンベールはちみつ添え!みんな、熱々のカマンベールとはちみつに大感激してたー。ふふふっ。

熱々のカマンベールとはちみつ


フライドポテト!スイートチリソースがたっぷりかかってて、やめられない、止まらない♪白いのは、サワークリーム。

フライドポテト


ムール貝の白ワイン蒸しは、バケツで提供されるの!一番上に書いてあったから、うっかりオーダーするの忘れてて、気づいてすぐオーダーしたら、最後の1バケツだった!危ない、危ない。

ムール貝の白ワイン蒸し


ミル貝のペペロンチーノ

ミル貝のぺぺロンチーノ


ポルチーニクリームのリゾット♪ポルチーニってやっぱりおいしぃ~。

ポルチーニクリームのリゾット


あぁ、定番、マッシュルームと蛸のアヒージョ。

アヒージョ


大山鶏のグリル

大山鶏


久しぶりのRYOさんだけれど、2年前と変わらず、いつもの飲み会みたいでなにより。

RYOさん


最後はお店にあるスイーツを全部一つずつオーダー。いや、食べきれないでしょう・・・笑
モンブラン。美味しくて、一番人気♪

モンブラン


チーズケーキ・・・なんのだっけ?

チーズケーキ


チョコレートたっぷりのURAHARAスイーツ、シュークリーム

シュークリーム


ガトーショコラ

ガトーショコラ


ミルフィーユ

ミルフィーユ


最後はみんなで記念撮影もしちゃった。
楽しく美味しい時間でした。

楽しいランチ

2014年02月02日 | 美味しいこと
素敵な初釜の翌日は、会社を午前休して、朝から歯医者さんへ。
こんな日の楽しみは、門前仲町の東京深川モダン館2階、喫茶にちようさんでのんびりランチ。
この日は豚汁定食のランチを戴きました。
ごはんはもっちり玄米ごはん、さばの味噌煮、うどと蓮根のきんぴら、オクラとロマネスコの煮浸し。
ロマネスコを煮浸しにするなんて!!!参りましたっ。ロマネスコの茹で具合もばっちりです。

玄米ごはん


野菜ごろごろ豚汁。飲み干しました。

豚汁


店主しらいさんのお人柄と、お客さまのお人柄に爆笑しながら会社に向かいました♪

来年も元気でこのお席にいられますように

2014年02月02日 | お茶のこと
2014年最初のお茶と着物は、早朝、小田原の少し手前の駅で降りての初釜のお席にて。
朝、4時半に起きて、本田△のACミランでの初出場するらしい試合を横目で見ながらブルーの付下を着て、いそいそと東京駅へ。
かっさ隊長に連れられて、まめぶ姫、yatti姫、そしてkaoの4人で、正面に雪に覆われた雄大な富士山と青空を眺めながら、とある会の先生のお宅に伺いました。

お濃茶席では、先生が自らお濃茶を練って下さいます。
お社中のみなさんでも先生のこのようなお姿を拝見できるのは、そうないのではないでしょうか。先生のお点前される様子に誰もが釘付けです。
お濃茶は、kaoが言葉にすると大変貧相ですが・・・なめらかで、つやつや美しくて、そして、おいしぃ。わたし、戴きすぎたかもしれません・・・yatti姫、ごめんなさいっ。
お床の青磁の花入、塗の台子、唐物の茶入、茶杓、青磁の主茶碗、濃いブルーの茶碗、ひしゃげた萩茶碗、杓立、水指、蓋置・・・塗の菓子盆も目に浮かぶ。お釜も、炉縁も・・・目をつぶると鮮やかに浮かんでくる。忘れちゃいたくないなぁ~。

薄茶席では奥様先生がお席の趣向をご説明下さいます。
薄茶席もお濃茶席同様、特に心に残ったのは、床の口の大きな黒い花入、青磁のお茶碗、そして、板の上にもお釜?!と見紛えたしのぎの入った水指。
さらにお話を伺っていて、心の奥底が震えたのが、書院棚の上にかざられた、先生が中国からお持ち帰りになられたという、華奢な三本足の硯。硯なら墨をすってみようと、手元にあった墨ですったあとの残る硯。
そんなお話を伺いながら、ふっと思う。kao、この席に座らせていただいていて、いいのでしょうか・・・と。
お見せ下さったお道具の意味を多分これっぽっちも理解できていないkaoなのに、このお席にふさわしい方が見たらご亭主の心がわかるに違いないお道具の数々を、さりげなく、惜しみなく拝見させて下さる大らかさと懐の深さに、心が熱くなります。
少しでもこの席に居られるのにふさわしい人になれるように、今年も一年精進しなくっちゃ。
そして、来年もこのお席に居られますように、と、願うのでした。

最後は点心のお席です。点心のお席の向付のお皿は、粟田焼の楽天蓋。毎年、記念品としてご用意下さっているそうです。昨年から、中国の民間伝承による八人の仙人の絵が書かれるようになったそうです。
今年は、呂洞賓(りょどうひん)、所持していた神通力を発揮する法器(=暗八仙)は、剣。

栗田焼楽天蓋


点心のお席で印象的だったのは、強肴の器。独特の流れるようなフォルムの青磁の器。川瀬忍氏の器、しばらく手に取って見惚れました。
半東さんのお酌とおしゃべりが上手で、うっかり日本酒を、ぐい呑みで2杯ほど飲み干してしまっていい気持ちになりました。

帰り道、駅ビルの中村屋さんで、アイスティーを戴きながらおしゃべり。

アイスティーでおしゃべり


さぁ、そろそろ帰りましょう♪というところで、せっかくの着物なのに写真撮ってなかったねー、どこかで撮りましょう、と、東海道線の改札を入ったところで、大人の休日倶楽部を背景に、なぜか、なんだか、爆笑の記念撮影。

大人の休日


気を取り直して、大人の休日倶楽部。

大人の休日



素敵な1日でした。