フランスで「新自由主義からの脱却」を掲げた新しい社会運動が起きている。1%の富裕層に対する批判で広がった米国の「オキュパイ運動」やスペインの新しい左翼政党「ポデモス」の躍進に通じる動きで、SNSを使って若い世代が自発的に集まっているのが特徴。現行の銀行システムや富裕層と敵対し、オランド大統領の社会党政権にも批判的だという。(日刊ゲンダイweb2016年4月27日)
この、フランスの社会運動は、「第三次産業革命」の今日では、、時代遅れの“真空管時代”へ逆戻りの、“逆走運動”になるに違いない。
潰れかけた企業を救済したり、国債を乱発したりしても、国家の財政が破綻しないのは、物資が充分生産されているからであり、労働力が有り余っているからだ。つまり、経済はうまく機能しているではないか。
グローバル化は、基本的には、貿易を盛んにするもので、望ましいもの。途上国の経済発展が悪いのは、先進国が生産を独り占めして、途上国に仕事を廻さないからだ。
新しい社会運動は、「トランジスタの発明による第三次産業革命」にふさわしい“基準労働時間の短縮”の制定を勝ち取ることだろう。それ以外に方法は無い。
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