政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

千葉県君津市 祖父(67才) 祖母(64才)殺害事件・考

2015-12-29 | 経済

 2015年12月26日、千葉県君津市で 17歳・男子高校生による、祖父(67才) 祖母(64才)殺害事件が起きた。

 事件は、自首して来た17歳の男子高校生によって発覚した。

 犯人の男子高校生は、「祖父母に恨みはなかった」 「学校生活のストレスがあった」などと、動機を話している。 殺害してから、数日間は自分の家で過ごしていたが、「いづれ捕まると考え、自首した」というのである。

 動機については、今のところ明らかになっていないが、祖父母の財産を狙った犯行だったかも知れない。従って、恨みは無いが、祖父・祖母の二人とも確実に殺害しなければ、財産は手に入らないからだ。

 孫の犯罪は、恨みではなく、財産目当ての犯罪があっても、おかしくはない時代になっているのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


FRB0.25%の利上げーインフレ始まるか ?

2015-12-21 | 経済

 アメリカは、2015年12月16日政策金利を0.25%引き上げた。

 ところが、その翌日から、株は下がり、為替はドル安に、大きな動きをしている。

 世界の通貨が、金本位制から管理通貨制度に変わったのは、20世紀の終わりごろで、その歴史は浅い。

 生産性の低い時代は、世界の貿易は、金本位制で解決できたが、生産性が高くなると、行き詰まる。

 そこで、管理通貨制度に移行したが、移行した当初は、政策金利の上げ下げで、景気不景気を調節してきたが、今日のような、物が溢れる次代になると、社会の生産調整を金融でコントロール出来なくなっている。

 今回のFRBの利上げは、長い目で観ると、アメリカはインフレ、失業増大、ドル安が加速するだろう。

 つまり、今日の閉塞した社会の打開は、オカネ(金融制度)では解決できない。労働制度(労働時間の短縮)の改革だと考える。