政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

“子供手当て” ではデフレも失業も解決しない。

2009-12-24 | 経済
 政府の財政骨格が固まったようだ。
“子ども手当て”や高校の授業料の無料化などを施行する、「人間を大切にする政治」だと民主党幹部は言うが、果たしてそうだろうか ?
 「子ども手当て」を受け取る人たちはハッピーだろう、が、一方では扶養控除が無くなる事によって、増税になる家庭は犠牲をしいられるのだ。

 内閣府は8月31日、4~6月期の国内総生産(GDP)速報値から推計した、日本経済全体の需要と供給の差を示す「需給ギャップ」が、マイナス7.4%だったと発表した。金額に換算すると年間40兆円程度の需要不足になる。

 「子ども手当て」は5兆円だが、真水分は2兆円ほどのようで、貰った「手当て」は預金に廻す家庭も多くあり、需給ギャップ40兆円を造り出すには程遠い金額となるだろう。
  
 失業・雇用問題の解決策は、労働制度の改革、まず、「7時間労働制」から手を付ける事だろう。

 “子ども手当て”は貰った人だけが喜ぶだけで、その子どもの未来には“失業”が待ち受けているのだ。。

燃料としての “石炭・石油・LNG” の時代は、まもなく終わる。

2009-12-09 | 経済
温暖化ガス、50年までに世界で半減 90年比、政治合意案が判明【条約締約国会議(COP15)】NIKKEI NET報道

燃料としての “石炭・石油・LNG” の時代は、まもなく終わる。
 一次エネルギーの主役交代が進んでいる。
 20世紀は、石炭・石油・LNGが一次エネルギーの主役だったが、21世紀の半ばには、風力と太陽光が一次エネルギーの主役になるようだ。

 中東のドバイ・ショックは、そのイントロダクションかも知れない。
 風力と太陽光を燃料にして、電力と水素をつくるので、現在の石油・石炭・LNGの燃料としての役割は終わるテンポは凄まじいほど速い、COP15はそれに気づいたようだ。