政策金利と預金金利

政策金利と銀行など預金金利の関係を考えてみたい。

COP21を翻弄する 数百兆円の利権の無言の圧力 ?

2015-10-31 | 経済
 間もなく、国連のCOP21が開催される。

 その、国連の事務局によれば、このままで推移すれば、世界の今世紀末の平均気温は2.7度上昇する恐れがある、と言っている。

 ところが、どのようにして温室効果ガスの排出削減をするのか、具体論は発表していない。
 
 これまでの化石燃料を止めて、風力や太陽光エネルギーに切り替えることで、温室効果ガスやヒート-アイランド現象は減少する。

 単純なこのフレーズを国連は言わないのだ。
 2050年までに、燃料などのエネルギーは、この自然エネルギーに切り替えようと呼びかければ、可能な目標だ。

 何故、国連は言えないのだろうか ?
恐らく、石油やガス、石炭や原子力、の数百兆円の一握りの利権集団の無言の圧力があるのだろう。

 



今年の冬(2015-2016)は寒い ?

2015-10-21 | 経済
今年の冬(2015-2016)は、寒いかも知れない。

 ことしの冬は、寒いか、暖かいか ?
 気象庁や天気予報士の予想は、暖かいか、例年とあまり変わらないだろう、としたのが多い。
 
 その根拠は、「エルニーニョ」の発生だと言う。
 その「エルニーニョ」の発生のメカニズムは不明だそうだ。
 
 地球の気温は、太陽の活動と、燃料などの熱エネルギーが関係しているだろう。従って、太陽活動に変化がなければ、“気団”に対して、影響を及ぼすのは、燃料などの熱エネルギーだろう。

 人間が造り出す、燃料の熱エネルギーの大きな変化が、地球の気候を決定する、と考える。
 
 「エルニーニョ」と言う現象は、地球の気象に影響するのではなく、地球気団の、変化の結果として、発生する事象だと考える。
 
  

“経済成長” は誰のために ?

2015-10-09 | 経済
 10月7日に発足した、第3次安倍内閣は、経済成長や少子化対策などによって、「1億総活躍社会」を目指すと表明しました。

 人類は、これまで、常に物資の生産が不足して、すべての人々に生活物資を行き渡らせる事が出来ませんでした。

 ところが、20世紀の後半にトランジスタが発明され、その応用によって、あらゆる分野で産業が発展し、今では、金さえあれば、生活に必要な物資は行き渡る社会となりました。

 その証拠に、アメリカを始めとして、EUや日本などの先進国は大量に貨幣を製造して、失業者や生活保護家庭にオカネを配っています。


 エネルギー資源の枯渇問題も、風力や太陽光の自然エネルギーの利用によって、全く心配がなくなり、宇宙に資源を求める必要もなくなりました

 この現実から、経済成長を考える必要があります。
 
 エネルギーの未来は明るい。
 生活物資の生産も十分。

 だとしたら、何のために経済成長が必要なのか ?
 25パーセントの貧困層の人たちの中には、低賃金のため所帯も持てない、子供もつくれないのです。

 必要なのは、労働時間の短縮です。