貧困問題には触れないマスコミ報道

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「秋葉原通り魔殺人事件」を報道するマスコミの論調は、何故、「凶悪で理不尽な無差別殺人が出来るのか?、」と言う犯人の心理を中心にした報道がされている。
　犯人の、追い詰められた日常生活の境遇、絶望した理由などはあまり報道されない。失業・ニート・ワープアなどの貧困を政治は語ろうとしないし、解決しようとする気配はない。せめて、一つの政党だけでもこの問題解決に取り組めば、貧困者の光となるのだが。
　追い詰められた貧困者の自殺は毎年１万人前後居るだろう。これは政治による理不尽な殺人行為みたいなものだ。

貧困をめぐる 『理不尽の応酬』－秋葉原無差別殺人

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このような事件は、失業などの貧困問題が深刻化すれば、今後も繰り返されるだろう。
今日の、深刻な失業やニート、ワーキングプア－などの貧困問題を、政治は不作為をきめこんでいる。これは、理不尽な行為である。
　一方、貧困による「無差別殺人」と言うのも理不尽な行為である。しかし、政治が「理不尽・ニヒリズム」なら、貧困のほうも徹底した「理不尽・ニヒリズム」でいく。理不尽の応酬は、失業問題が解決されない限り今後も続くだろう。