「政治の放棄は少数者の支配を許すことにつながる」 ムヒカ・ウルグアイ前大統領 講演
来日中のウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ氏が七日、東京外国語大(東京都府中市)で「日本人は本当に幸せですか?」をテーマに講演しました。(東京新聞2016年4月9日 07時08分)
ムヒカ氏は、消費依存症で愛をなくしている。と、警鐘を鳴らしている。
しかし、先進国の国民の多くは、生活を切り詰めて、買いたいものも買えないで生活している。
国民の貧困は、先進国も発展国も、置かれている状態は、同じだと考える。
何故、貧困は醸し出されるのか?
第1は、社会の生産システムが発展して、生活必需物資が100パーセント普及しているのに、労働時間の短縮が忘れられている。そのため、内外の労働者を失業へと追いやっている。
第2は、国際競争に強い先進国によって、生活物資の生産が独占され、遅れた国は、太刀打ち出来なくなっている。
何故、ムヒカ氏は、「先進国は、労働時間を短縮せよ」と言わなかったのだろうか ?