大阪の自由度

昼過ぎに大阪に着き、宿に入る前に環状線に乗り、天王寺の市立美術館に行く。企画展・デトロイト美術館展を鑑賞する。
ヨーロッパの名画のオンパレードだった。
パブロ・ピカソが具象から抽象に傾いていくのは、1904年から1909年の5年間であることが見てとれた。
（美術評論家気取り）

展覧会鑑賞、東京ならば一列が絵画の前を移動する形で、割り込みを許さない感じ。しかも無言がマナーとなる。
大阪人は、列はつくらない。入場すると観たい絵の前に行き、感想を述べている人も散見される。
大阪型が好きだな。

来阪1食目は、鶴橋の立ち食いで、きざみうどん。
きざみとは、油揚げを細かく切ったもの。関東のきつねのように甘くはない。

たまには紙媒体

又吉直樹が受賞して以降、もう3人目の芥川賞。
芥川賞全文掲載号のみ、文藝春秋を購入する訳だが、実はなかなか読み進まない。
集中力不足、注意散漫、老眼に起因する。

コンビニを作者は、ガラスの箱に例えるが、その中にも、当たり前だが人間関係と社会の縮図がある。まだ読了してないから、大したことは書けない。

昨日は、スマホにkindleのアプリをおとし、『鶴橋ワンダーランド。』という案内本をダウンロードした。100円にも満たないガイドブック。
明日の晩は多分、鶴橋にいる。

受付の実力

今週末、関西に行き（遊びです）、最少で5名の友人に会うので、ちょいと手渡す品の買い物をした。都内の仕事の帰り道。

以前のいただきモノ（写真下）のクッキーを探した。
セルラーフォンでグーグルしたら（先日観た、ゴーストバスターズでの用法）、池袋のデパートで扱っている。

受付案内係りに尋ねると、即答で場所を教えてくれた。売り場に着いて驚く。
単一の店舗ではなく、諸国銘菓コーナーの夥しい種類の品の中に、わずか2種類が積んであるだけだ。
仕事のプロである。買い物の気持ち良さは、欲しいものを入手するだけでは、得られない。

BEGIN 心に沁みる

長男が2歳〜3歳の頃、寝そべりながら、いかすバンド天国を見ていた。車の中ではブルーハーツonly。当該長男が、12歳で全寮制の中学に入学することなった時、吹奏楽をやると意気込んだが、夏休みにベースギターを持って帰宅した。
どの家庭にもありがちな、エピソードです。

さて、同年代の輩さえも、ポケモンに興じる中、スマホゲームにも芸術性を求める僕は、ピアノを弾いています。
課金なしで弾ける曲の中に、♫海の声 がある。上達すると、ポイントが貯まり、弾ける曲が増えていくしくみ。だいぶ上達した。♫島人ぬ宝 を奏でるポイントまで、もうすぐである。

乖離して！

台風9号の仕業で、どんな展開になろうと止まらない西武新宿線が動いていない。仕事外では、頭の回転が速い僕は、帰れなければ東武東上線沿線で、一夜をやり過ごす計画をたてていたが。
仕事後の学バスの中で復旧の情報が入る。

帰宅後、
TVcmで見て、即座に購入した香味ペーストを用いて炒飯を作る。
同じモノで、種類が異なる品が2つ並んでいると、目で欲しい方を見ているが、手はもう片方を取り、気づかぬまま買って帰る、そんなことをよくやらかす。香味ペーストも明太入りの辛い方だった。

そして写真右上、不可思議なシェイプをしているのは、冷凍してあった生餃子5個分の塊である。
乖離する、という表現は、良い場面では使われない。（手書きで、乖は書けないよね）
焼き餃子だけは、それぞれに乖離して欲しかったなあ。