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定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

土日の3作

2019年11月04日 08時28分00秒 | 日記
かつては、3本立て上映館があちこちにあり、1回の入場料金で楽しめた。時代はDVD・ブルーレイは過去になりかけ、インターネット配信になっているが。

微かな腕の鈍りを自覚し、引退を決めたスナイパーを次々に刺客が見舞うが、最大の敵は自分のクローンである。若年の自分もウィル・スミス演ということで、鑑賞意欲が湧いた。最新の画像処理テクを見るだけでも価値ある1作。

一見フツウだが、精神は狂気との境界にいる人間を演じるとしたら、やはり綾野剛でしょう。シリアースな鶴瓶については書くまでもないが、薄幸の女子役の小松菜ちゃん、決して期待を裏切らない。

今年の傑作のひとつ。
斉藤由貴、歳をとっても男心を翻弄させますよ感が健在。何と言っても翳りを心に宿す男・永瀬正敏の雰囲気にやられる。
ストーリーは向田邦子ドラマを彷彿とさせます。

『閉鎖病棟』の病院内の描写は、僕がアルコール依存回復プログラムで世話になった精神病院そのままでした。もう2度と戻るまい。