明けまして 天ぷらリベンジならず

あけまして、ブログ開設1919日目です。
イケイケな年になるのかどうか？まあ、生きていくつもり。

年越しに、吉祥寺で買った新宿の老舗店の海老天は、夕方食べる頃には衣がかなり茶色味を帯びていた。

天麩羅を食す時、2つのことが脳裏に浮かぶ。
大学の頃、毎夏 当時の電電公社の保養所でバイトをした。調理場を任されていたのは、父の年長の戦友だった。日本橋の料亭の板長も務めた怖い人。
板場の口癖「天麩羅の揚げ具合は、客の食膳に上げるときに、丁度良い色合いになるように」
アルバイトにも高みを求めたから、親方のノウハウは口調ごと蘇る。

もう一つは最近のこと。母が亡くなる2ヶ月ほど前、アスパラガスの天麩羅のリクエストを貰ったこと。持ち帰り販売の店ではなかなか見かけないよね。新宿デパ地下 銀座天一で求め持ち帰った。
病気が判明してから、意外なことになかなかのグルメぶりでした。

新年初外食は、味は二の次にして、揚げたてで色味の良い天麩羅を食べたかった。
天丼チェーン店、休みにつきいつもの日高屋です。
これでかなり満足、身分相応ということで。