ストーリーに起承転結を求めるのは、もはやアタマが旧いのであろうが、先月公開の『何者』、いま公開中の『溺れるナイフ』も然りで、結末が途中経過と離れたものに
なっている。
途中でコクリとして、筋書きが解らなくなるのとは別次元のことだ。監督の自己満足なのか、僕がおバカさんなのか、どちらかなのだろうね。
ディストラクションベイビーズで共演した、菅田将暉と小松菜奈、今作は小松菜奈の初主演。架空の海辺の田舎町のロケ地が、和歌山県新宮であることが、後からわかる。見覚えのあるリアス式海岸線だ。
小松菜奈はハリウッド映画に進出が、決定しているとのこと。僕には、門脇麦との見分けがつかない。