鹿能リコのおしらせ

BL作家鹿能リコの新刊発売等の情報をお知らせするページです。

とっちらかってた。

2011年08月17日 20時17分32秒 | Weblog

一個前の日記、まだ考えが煮詰まってなかったから、論としてはおかしいですね!

なんというか、逆説的な状況ってのは、説明するのが面倒でそれならいっそ、小説一本書いた方が早いや! とか思ってしまう。

 

それはそれとして。

コミケの申し込みは終了~! 不備がなければいいなぁ。

あと、前にいただいたお手紙の返事書いた。熊野旅行で買った絵ハガキ使用。木版画でかわいいよ!

 

そして、「痛いことしニャいで!」(だって猫だもん、題名変更……)の校正してます。

これ、10月中旬から掲載予定です。よ、よろしくね! っていっても、ボーパラって登録してる人何人いますか……?

えーっと、パピレス等電子書籍でDLできるようになるのが、たぶん来年かさ来年~。

その時に、覚えていらしたら、興味のある方、よろしくお願いします。

 

他には……明日、松本からともだちが泊りに来るので、部屋の掃除もしたよ!

 

 

さて。うっかり書き忘れていた話題。書いてなかったこと思い出したので書いてみる。

新刊の「大黒様の華麗なる事件簿」の青山夫人の話。

裏設定では「処女」です(笑)。

んーと、お父さんが戦争でなくなって、お母さんが体が弱くて、働いてた病院で医者と恋仲になってはいたけど、「弟がひとりだちするまで結婚は……」と断っていたら、弟が半分ぷーみたいな人間で、いつまでたってもひとりだちしない。

そのうち、恋人だった医者も見合いで上司の娘と結婚しちゃって、屋上でしくしく泣いていたところ、青山氏に話しかけられて、泣いてた理由を説明したら「んじゃ、後妻になる?」といわれ「御冗談を」と断ったものの「話相手と面倒みてくれればOK」ってことで、母親が入院しそうだし、なんだかんだで後妻になりました……。

 

とゆうかんじです。

こういうバックグラウンドを考えるのも楽しいです。てへ。

んで、凛はその話を青山夫人から聞いていたので、英彦の勘違いに「あーあ」と思ってた……という流れ。

この辺、ちゃんと書きたかったけど

1:どこに入れるか?

2:この説明をすると規定枚数オーバー

3:まったくもって読者サービスじゃない

の理由から、諦めました。あと、あとがきも短かったしね……。とゆーことで、ここでいいわけしてみる。

シゲさんも細かく設定あります。

でも、ネタばれになるから書けませんが。ちなみに大黒様~で一番好きなキャラはシゲさんです。シゲさん、めっちゃ書きやすかった~。私がこどもの頃の近所にいたおばちゃんって、全体的にああいうかんじだったんですけどね(あんなに口は悪くないけど、お節介っていうか……働き者なんだよねぇ)。

 

あと、春正と秋邦は単純に悪い人にするのがやだったので、ああいうかんじになりました。

そんなかんじでー。ニュースは特にないですかね……。

んーと、イギリスとフランスで福祉財源なくなったから、シングルマザーに対しての保護は今後削減する模様(働きたくない人がぼこぼこ私生児産んで、福祉で暮らす……ってのが問題になってたようです)。

イギリスは、「福祉の恩恵にあずかっている層が暴動を起こした」ことで、国民世論として「福祉必要ないじゃん」に傾いている模様です。

この辺は、20世紀の頭にオルテガがゆってたことをわざわざ社会実験して証明してみせただけ……ってかんじですかね。

私個人は新自由主義は好かんのですが、とはいえ、福祉があまりにも手厚すぎるのも問題だと思います。

こども手当配るのなら、その金で保育所や託児所作れ(ないしは給食費とかに回すとか)~って考えです。

働きたい人を社会がサポートする。働きたくても働けない人は、ちゃんと福祉で救済する。

働く気のない人にまで手厚く保護をする必要はないと思う(いや、生保関係で、酷い話があるのでね……。893も関係したりしてて……その辺の人たちのことですよ)。

 

でも、その前に「働く気のある人が働けるよう、ちゃんと経済対策して景気をよくする必要がある」だと思います。

今の日本だと、働く気のある人が働けない状況なので……特に地方ね……。

そこがなにより問題だなーと思います。


暑かったよ!

2011年08月17日 07時41分11秒 | Weblog

コミケ一般参加から、2日あけて日記です。

15日は、実家帰って墓参りとか送り火たいたりしてたもので。

その前にが―っと作業したり、洗濯したり、猫をかまったり(重要!)しなきゃいけなかったのですわ。

帰宅後も、それなりにプライベートの頼まれごとなどの対処をしてました。

 

 

コミケはねー。暑くてねー。

駐車場で1時間待って、その後入場して、おつかいして、おつかいして、緒田先生にご挨拶して椅子に座って休ませてもらって(緒田先生はイイ人だ~)、その後コミケ会場離脱して、くすきくんにおつかいで買ったブツを渡して(コミケの申込書だから急いで渡したかったのさ)、その後、別の友人とご飯食べて帰ってきました!

 

そして現在、コミケのオンライン申し込みの最中です。振り込み終わって、連絡待ち。

コピー誌サークルなので、受からないかもしれない。……まあ、それはそれってことで……へへ……。

 

閑話休題。

ともだちと電話で話していて思ったこと。

自民党政権下だった時代と、民主党政権下の時代と、大きな違いは何か。

この場合、社会の雰囲気的なものですね。

 

自民党の場合は、ルールを破った人が得をする社会

民主党の場合は、ルール違反があまりにもえげつなさすぎて、ルール違反をする人が損をする社会

 

かな、と思います。

色々書く前に倫理って単語の意味をちょっと書いてみる。

1 人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル。「―にもとる行為」「―感」「政治―」2 「倫理学」の略。

yahooの辞書ではこうなってます。

まあ、言ってしまえば、「人間が社会生活を営む上でのルール」ですね。

倫理がきちんと構築されている社会では、抜け駆けとかイリーガルな手段が直接的かつ簡単に大きな利益を生じさせるのよ。なぜって、ひとり抜けや総取りができるから。

だから「正直者がバカを見る社会」ってのは、逆説的に「倫理を守っている人が大半」って社会でもあります。

 

んで。民主党政権下では「抜け駆け&イリーガルな手段を使う人が大半になったため、その弊害がクローズアップされている」という風に感じます。

エロとかと同じで、インフレーションっていうんですか。

今までと同じやり方では「ひとり抜け」ができないから、「手段がどんどんえげつなくなる→その結果、あまりにも酷過ぎるので排斥運動がおこる(フジテレビとかねー あと、日銀の市場介入で友好国に内々に知らさなかったためにG8でハブになったとか。)」ってなってるわけですよ。

これは、倫理が破壊されたからこそ「今まで倫理によって保護されていた人が倫理って何だろう?」って考えた結果、とも思えます。

 

要は、倫理違反をして得をできる、ある種の損益分岐点を越えてしまった社会、って言いたいんですけど……意味、わかりますか?

 

という風に考えたわけですよ。

この辺は、ちょっとだけ哲学かじったことのある人ならわかってもらえると思うのですが。

 

何が言いたいかというと。

逆説的に、これからは筋を通す人が信用される→得をする社会にゆっくりとそして少しずつ変わる、だと思います。

 

そもそも、倫理とか道徳とかモラルっていうのは「それをやればひとり抜けができるけど、みんながやると共同体が破壊されるから、やっちゃダメなことの列挙」なわけですよ。

たとえば、働くより盗む方が楽だけど、全員が農業を放棄したら、食べ物がなくなって全員餓死とか、みんなが強盗殺人をしたら、最低限の共同体でさえ維持できなくなるレベルの人員しか残らない→全滅(特に日本は自然災害が多いわけだし)とか、そうゆう話なんですよ。

 

だから、倫理を無視したやり方ってのは、ある程度秩序が維持された世界でしか通用しなくて、これからの恐慌カウントダウンの社会では排除される方向に向かうだろうなーということです。

それのいい例が中国・韓国でしょうかね。

去年の尖閣の時や、この間の鬱陵島視察入国問題ですけど、これ、これまでの国際社会では「日本がふがいないからだー」という流れにいきやすかったんですけど、予想以上に「当事国以外の反発が大きかった」んですね。

結果として、モラル違反をした国の方が、ものすごく損をする流れになっています。

モラルがない時ほど、モラルって重要視されると思います。なぜって?

 

それが戦争開始のいい理由になるから。

 

最初に「はいアウト!」になった国が、草刈り場になる……と思います(そして、日本も決して例外じゃないですよ。なにせ、民主党政権が横紙破りを国際社会でたーくさんやっちまったから)。

まあ、そんなかんじでー。いつもの適当予想でした!