2008…春の鉄旅メインイベントは紀勢線です。直前まで行こうか行くまいか悩んだ挙句 決行しました。紀勢線は三重県の関西線亀山駅から和歌山市駅まで全長約385kmの堂々たる長大路線・・・JR西日本では山陰本線・山陽本線に次いで長い路線になります。(半分はJR東海)の管内ですが・・・・最寄駅からは東海道本線・関西線・伊勢鉄道線・紀勢線と乗り継いで630km・・・am5:15の始発に乗り和歌山着はpm20:10…15時間の強行軍でした。『青春18きっぷ』の旅なので基本的には特急列車には乗りたくないないのですが・・・・名古屋駅から乗車予定だったam7:50
『快速みえ』は土日のみの運行・・仕方なく多気駅まで別途料金を支払い『特急ワイドヴュー南紀』に乗車しました。
多気駅で新宮行の普通列車に乗り換えです・・・新宮まではJR東海管内・・この鈍行列車に4時間揺られて新宮に到着します。多気~新宮は4時間掛かりますが途中で長時間停車する駅があるため実質的には3時間弱…右の写真が最初の長時間停車駅 紀伊長島駅 ここには18分間停車です。改札を出て何枚か写真も撮りました。
多気駅を出発して1時間あまり・・峠越えの山間区間から…もう少しで紀伊長島駅という辺りで伊勢の海が見え始めます。
紀伊長島駅の跨線橋から紀伊長島駅のホームを眺めています。右の写真は二番目の長時間停車駅 尾鷲駅です・・・この駅には14分間停車します。
紀伊長島駅を過ぎると 大小の入り江に綺麗な砂浜や小さな漁港が幾つか見ることができました。こんな車窓が新宮まで延々と続きます。
三番目の長時間停車駅 熊野市駅です…ここでは38分間の停車・・熊野古道の玄関口だけあって『熊野古道』をアピールした看板が至るところにありました。
熊野市駅の駅前メインストリート・・日本中どこにでもある田舎町の風景です。
熊野市駅で38分停車中の新宮行き鈍行・・・二両編成に乗客は20名くらい?長時間停車に皆さん暇を持て余していました。
熊野市駅を出発して終点の新宮駅手前の鉄橋から・・今回の鉄旅ベストショットです(画質ではありません)アーチ式のトラス鉄橋 走行中の車窓から鉄骨の隙間を狙って撮りました・・奇跡的に鉄骨が撮影フレームから外れてくれました(偶然ですけど)・・・冬の『青春18きっぷ』ポスターで東北の北上線が撮影地になっていましたが!同じようなショットになりました。自画自賛です^^
多気駅から4時間で新宮駅に到着しました・・紀勢線の略 中間点…起点の亀山駅からは180km…ここまではJR東海管内 ・・右の写真は地下通路から改札へ珍しいアーチ形状の階段・・私の知る限り山手線の恵比寿駅以外に思い付きません!
これに乗ると約半分の時間で到着しますが我慢です・・特急くろしお!
新宮駅からはJR西日本管内・・列車のカラーも変わります明るいブルーの普通列車…JR西日本は幹線の快速は長距離を走りますがローカルは短距離の細切れ・・新宮から和歌山までは4本のローカルを乗り継がないと・・・取り敢えず串本駅を目指します。
串本に向かう車窓より…何か養殖のイカダが見えます。
あと少しで串本駅に到着します・・・本州最南端の海!潮岬もすぐ近くに!海岸線の風景も洗濯板を敷き詰めたような?揺れる車内からなのでピンボケしまくり!!!
本州最南端の駅…串本駅に到着しました。・・PM15:00 次の列車がPM16:42 100分の待ち時間!!!!(ローカルでは良くあることですが)潮岬までバスで10分…行って見ようと思いましたが早朝出発で朝から食事を摂っておらず 近所のファミレスで時間をつぶしました。
この二枚の写真は翌朝の写真です!串本からは天気も雨模様になり写真撮影も出来ず紀伊田辺駅・御坊駅と三本の列車を乗り継ぎ和歌山駅にPM8:10に到着しました。写真は翌朝の和歌山市駅?和歌山駅???紛らわしいなぁ~・・・JRの路線図上では紀勢線の終点は和歌山駅ではなく和歌山市駅になっていていますが、和歌山市駅は実質 南海電鉄の駅を間借りしているような?ホームは一本しかなく…南海電鉄とJRを結ぶシャトルのような役割をしているようです。
南海電鉄の和歌山市駅・・2番線ホームがJRに割り当てられています。紀伊半島をぐるりと廻り和歌山駅に…その後 駅から遠いホテルをリザーブしたためホテル着はPM20:30・・始発に乗るため自宅をAM4:30に出発!実に16時間かけて やっと和歌山に辿り着きました。 この日記は疲れているにも関わらず眠れなかったためホテルのPCで・・・翌日は奈良・大阪と短距離ローカル完乗のため早朝に出発・・和歌山線・桜井線・片町線・関西線と前日の紀勢線 全5路線を走破して鉄旅を堪能しました・・・・満足 マンゾク! 今回の鉄旅移動距離 1.150km。