大糸線は松本駅より糸魚川駅を結ぶ全長105kmの単線非電化の路線です。私が若かりし頃…オートバイで旅をしていた頃は 安曇野から糸魚川にかけては 数え切れないほど行き来したルートですが、今回 JRの全線走破も目指す目的で未乗車区間であるこの路線に始めて乗車しました。 大糸線のスタートは松本駅です。
松本駅 大糸線ホームにて…左はJR東日本の中央東線のエース【特急あずさ】と大糸線のローカル車両の揃い踏みです。
大糸線は松本駅を発つと 程なく安曇野の長閑な田園地帯を進みます… 進行方向左手には たっぷりと雪を頂いた北アルプスの眺望が・・・・
松本を発って 約1時間…最初の乗り換え駅、立山アルペンルートの信州側の玄関口でもある信濃大町駅に到着・・・ここまで来るとアルプスも大きく迫ってきます。。
大町駅で乗り換えた車両です…こちらの車両はボックス席とベンチシートをミックスさせたユニークなレイアウトでした・・比較的新しい車両です。
信濃大町駅を発つと 北アルプスが眼前に…迫力満点!その後 白馬駅を過ぎると遠ざかるアルプスを眺めつつ 姫川に沿って急峻な谷の底へ列車は進んで行き…信濃大町駅から 1時間ほどで二番目の乗換駅である南小谷駅に到着です。此処からはJR東日本からJR西日本へと管轄が変わり・・大糸線の閑散区間!
JR西日本の年代物気動車 30年??40年選手?・・・たった一両での運行です
…南小谷駅からは 姫川を右に左に蛇行しながら トンネルが多く車窓は殆ど望めませんでした!この路線を開通させるためには かなりの難工事だった筈です。
途中の どこかの駅で列車交換です・・。この辺りまで来ると若干…視界が開けて だいぶ糸魚川に近づいてきたようです。。
南小谷駅を出て こちらも約1時間で糸魚川駅に到着しました。大糸線は南小谷以降は運行本数が 激減するため綿密な計画が必要かと思います…私のプランでは二回の乗り換えも数分の乗り換え時間しかなく慌しくて 駅で記念写真を撮る時間もありませんでした・・・大糸線 約105kmを乗り換え時間含め 3時間強で完乗です・・この後 未乗区間のある北陸本線で直江津へ・・直江津からは北陸本線を そのまま引き返し富山駅まで! この日は中央本線の(岡谷駅~塩尻駅)の旧線ルート・大糸線・北陸本線の(直江津~富山)までの乗車で 3本の路線を完乗することが出来ました。乗車本数13本・乗車時間14時間・乗車路線距離520km・・ヘトヘトに疲れましたが 大満足な一日でした。