鉄旅にでようよ!

鉄道旅行が好きな管理人が旅の思い出と乗車した列車や車窓を写真と稚拙な文章で綴っています。

東金線

2008-02-25 19:04:35 | 鉄道


残すところあと僅かとなった関東七県のJR線走破・・未乗車路線は全35路線の内…千葉県の東金線・鹿島線・久留里線だけとなり…どれも短い路線です。あとは総武線と成田線の一部を乗車すると地図を塗り潰す事になります。何とか一日でと考えたのですが・・やっぱり無理!そこでもうすぐ『青春18きっぷ』も利用期間になりますが、少しでもと千葉県に行ってきました。東海道線を大船駅で乗り換えて
横須賀線・総武線直通の【快速エアポート成田】で成田空港まで。横須賀線快速は三浦半島の久里浜・逗子から東京湾をぐるっと廻り内房線の君津・外房線の上総一宮・成田空港の三系統で運行されています。画像は大船駅に待機中の横須賀線快速

        

成田線は本線の他に空港専用の支線と常磐線我孫子駅までの支線が成田駅で交差する珍しい路線です空港専用は盲腸路線・・これより先に線路はありません。大型のスーツケースを持った乗客が多数…乗車していました。



成田空港駅には約20分の滞在で乗車してきた【快速エアポート成田】で成田線と総武線の乗り換え駅である佐倉駅まで戻ります。

         

佐倉駅からは数分の待ち時間で総武線に乗り換えて…本日のメインイベント東金線に乗車するために佐倉駅から乗車時間25分の成東駅で下車。



成東駅の一番ホームです・・・・東海道線では一年前に姿を消した車両が千葉の田舎で頑張っています!ローカル線には横須賀線の快速より古びた車両が似合いますね!四街道行の鈍行です。



成東駅の改札・・田舎の駅でもしっかりと・Suicaが使えます…駅前には?小さな商店街があり数分歩くと畑が広がる田園地帯 なんか良い感じです。



路線が交差する成東駅は…一応ターミナル駅?休日の午後ということで高校生が数人・・・閑散としています。

         

東金線は僅か十数キロの短い路線です…乗車時間も20分程・・成東駅を発って…あっという間に終点の外房線大網駅に到着・・・この東金線は総武線成東駅と外房線大網駅を結ぶ連絡線になっています。大網駅からは上総一宮駅からの横須賀線・総武線直通快速にて東京駅まで・・東京駅中央コンコースにてウィークデーもホリデーも東京駅には関係なさそうですね人・人・人・・・・・

                     

東京駅・東海道線ホームより八重洲口・・高層ビルがニョキニョキと大丸百貨店などが入居している高層ビルです。

                     

東海道線ホーム・JR東日本の通勤型の新型車両・常磐線・中央線・湘南新宿ライン・宇都宮線など…ぞくぞくと導入されています。スマートで格好は良いのですが唯一の難点はシートが薄っぺらで硬い!長時間乗車する時は・・・普通列車とはいえグリーン車が二両 連結されているので迷わずグリーンに乗車すします格安で乗れますと!画像は熱海行きの普通列車です・・・これで熱海まで!



向かいも東海道線ホームですが寝台特急や特急などの優等列車専用のホームなので閑散としています・・この後 熱海で乗り換えて無事 最寄り駅まで帰ることができました。 いよいよ関東七県 完乗のゴールが見えてきました!!!残りは18きっぷで近々にやっつけられるでしょう・・・乗車距離…約600キロまだまだ余力あり。

    


海芝浦駅

2008-02-17 13:34:39 | 鉄道


変わった駅です・・少し前の記事でも紹介したアルバムにも登場してますが鶴見線の海芝浦駅…れっきとしたJRの駅にも関わらず一般乗客は駅外に出る事は出来ません?????写真でも分かるように この海芝浦駅の改札は東芝京浜事業所の通用門になっているからです。なので東芝の社員かアポイントを取った客以外は改札を抜けられません・・・数多あるJRの駅のなかでも改札を抜けられない駅は海芝浦駅の他はないのでは・・・不思議です。



海芝浦駅のホームです・・・鶴見線は本線以外に短い支線が二本 枝分かれしていて、そのうちの一本が海芝浦支線・・もしかしたらこの支線自体が東芝の敷地内に敷設されているのかもしれません!全長は僅か1.6キロ



駅外には出られませんが、改札横を抜けると綺麗に芝生が植えられベンチも設置された小さな公園になっています。(東芝の敷地)ここからは運河を行き交う貨物船や斜張橋を眺められ夕暮れ時ともなれば…運河はハーバーライトに照らせれて・・
雰囲気の良い格好のデートコースではないでしょうか!!!!



海芝浦駅のホーム・・・海のように見えますが運河です!ホーム柵の直下には小魚が泳ぎホームの用壁を運河が洗っています・・・個人的には『日本で一番海に近い駅』ではないでしょうか!他にも『海に近い駅』を自称する駅はありますが・・間違いなく海芝浦駅が『日本で一番海に近い駅』だと思います。

秘境・・尾盛駅

2008-02-15 18:43:55 | 大井川鐵道


秘境の駅シリーズです…大井川鉄道井川線・尾盛駅・・・今までもこのブログで大井川鉄道に関しては神尾駅や井川線を介させて頂きましたが、今回はピンポイントで秘境駅の多い井川線でも屈指の秘境度を誇る尾盛駅です。一月の中旬に何時もの思い付きで行ってきました。何もなさ過ぎて写真の対象もなく判り辛い記事ですがご容赦ください。



尾盛駅は当然・・・無人駅です!駅票の裏の建物は保線用の詰所になっています。他には廃屋が二棟・・・それ以外は何もありません!以前に紹介させて頂いた飯田線田本駅を上回る秘境度です!!!!!!この駅の先には鉄道鉄橋では日本一の高さを誇る『関の沢鉄橋』もあり井川線は鉄橋を渡る時は徐行運転します。



尾盛駅の全景です…秘境駅にしては広々していますが。ひと気はまったくありません・・・・この駅の秘境たる由縁ですが尾盛駅には井川線以外のアプローチがありません?飯田線田本駅は車で行けない(車道がない)駅として有名で登山道のような細い獣道一本しかありませんが、尾盛駅は車道はおろか獣道さえないのです。なので最終の午後二時代の終電?に乗り遅れると線路を一時間ほど歩かないと民家のあるには出られません。

                 

尾盛駅は大井川水系に数あるダムや発電所の建設時にそのための資材運搬のための施設や飯場などがあり…労働者や資材の輸送を担った経緯があり建設が終了した後も駅としての機能を残したそうです。左画像は廃屋になった飯場・右画像は廃屋の近くに何故か?大量の一升瓶の破片が・・・・あちらこちらに建設当時の遺構が残っています。



あまり雪は降らないのですが、一度降ると低温のため春まで残雪として残ってしまうそうです。尾盛駅より上り千頭方面・・・

             

この列車に乗ってきました・・尾盛駅の乗降客は秘境駅ブームに乗って最近は増えたそうですが、それでも年間・100名に満たないそうです…平均すると三日に一人!この列車も45人定員の三両編成・・乗っていたのは私一人!!!!!!!

                  

尾盛駅構内です・・・・・こんな秘境駅にはお約束の雑記帳がありました…大阪・横浜・埼玉・広島など秘境駅マニアが遠方より来訪していました…凄い!



尾盛駅の背後は急峻な山!この場所は駅を省けば完全な自然界・・駅に降り立つと猿の親子が!!!私の姿を確認すると直後に視界から消えましたが彼等からすれば私は招かざる客という事ですね!熊が出ても不思議ではありません・・・

             

枕木を並べて砂利を敷いただけの簡易なプラットホーム・・向こう側のコンクリート製のホームはダム建設時の遺構・・・



帰りの車中より車窓を撮影・・・下りで乗車した列車は貸切でしたが帰りは5名の乗客がありました…小さなカーブを車輪とレールを軋ませながら進みます。今回は時間の都合で一区間のみの乗車でしたが短い時間で乗務員の方は私一人のために丁重なガイドをして頂きました・・とくに正月休み明けは…井川線が閑散時期らしく
片道100分の運行で・・一名の乗客も無いまま往復する事も珍しくないそうです。
尾盛駅・・・・・降り立つと 人の気配はなく何十年も前の朽ち果てた遺構と風の音しか聴こえません。そして私は年間100名に満たない尾盛駅の乗降客の一人となりました・・・・・

吉備線

2008-02-08 19:07:12 | 鉄道


今回は吉備団子で有名な岡山県は山陽本線岡山駅から伯備線総社駅を結ぶ全長僅か20キロ余りの吉備線です・・・車両は前回の津山線と同じ気動車・・二両編成の短い列車は岡山市の郊外・・長閑な田園地帯をゆっくりと進みます。列車のヘッドマークでも分かるように『昔ばなし』この辺りは桃太郎伝説など民話のふるさと…走行中は駅と駅の間でJRとしては珍しい・・・昔ばなしのナレーションが流されています!ぼ~や~いい子だねんねしな・・・♪短い時間ですが この吉備線はナレーションを聴きながらゆったりとした時間が流れます。



僅か20キロの短距離路線は あっという間に終点の総社駅に到着します・・倉敷への待ち時間に下り特急…米子行き『特急やくも』が通過して行きました。ぼ~と車窓を眺めていたら終点に到着したため・・ご報告できる内容なこの程度しかありません・・・・・アシカラズ!!

神尾駅…萌?

2008-02-05 18:48:45 | 大井川鐵道


意外な人気スポットです?私の生活圏から程近い!隣の隣町にある大井川鉄道神尾駅・以前より存在は知っていましたが?SLを撮影したくて休日に車で行ってきました。赤字地方私鉄…駅舎も ひと気も無くて当然!無人駅です・・・人家のある場所までは暗い林道を1キロ程行かなければなりません。その神尾集落・・十数軒のための駅です。ただロケーションは素晴らしい・・ホーム直下は大井川の流れを望めます。

          

駅票でも分かるように神尾駅はタヌキの里・・タヌキ村には51匹のタヌキが生息しています・・・



赤字私鉄にしては一時間に一本の割合で運行されていて…このあたりは立派!!!!!!
しかし大井川鉄道の乗車料金は日本一高額なんだとか?本線と井川線 合計約65キロ・・・この路線を往復すると約¥6.000…実情を知るとこの金額も理解できるのですが、他社線と単純比較すると・・・とんでもなく高額!

          

夜ともなれば灯りもなく本物のタヌキや狐が出てきそうな神尾駅ですが・・・なにやらアキバ系の臭いが?ベンチが置かれた待合所にノートが置いてありました…読んでみて!驚いた事に…mixiなどのネットサイトに神尾駅コミュニティーが複数あって・・・・クリスマスや大晦日に この山の中の何も無い神尾駅で朝まで過ごすオフ会も開催されているとの事・・・!!!!!!!この駅に萌ぇ~~~???理解できません!それにしても少女マンガ的なイラストは上手でした。



神尾駅のアプローチから大井川下流方向を望みます・・・この神尾駅…確かに何もなければ静かで大井川に川霧でも発生すれば幻想的な雰囲気なんですが、平日の日中は大井川対岸にある採石場がけたたましい轟音を一日中・・・発しています。

                       

下り福用方面から神尾駅の島式プラットホームを望みます・・乗降客の少なさもありますが、ゴミなど落ちていない綺麗なホームです。

                       

神尾駅のタヌキ村に51匹 生息するタヌキ達のボス・・・身長1.2Mくらい???ホームの上り側の外れで駅全体を見守っています?さしずめ神尾駅の駅長でしょうか。

面白い駅・・亀甲駅

2008-02-05 17:15:24 | 鉄道


昨年の山陰鉄旅で面白い駅に出会いました・・・山陽本線・岡山駅から姫新線津山駅を結ぶJR西日本の津山線。終点の津山駅から四つ手前の【亀甲駅】カメノコウ…と読みます。亀甲駅は岡山の長閑な山村という佇まい…列車が駅に近づくと、駅舎の屋根に鎮座?する亀の首と頭をモチーフにしたオブジェ?????に驚かされます。目玉が時計になっていて夜になるとライトアップもされるとか?