日々好日

さて今日のニュースは

内閣府は消費税引き上げとGDP関連推計を発表

2015-01-14 08:56:12 | Weblog

内閣府は2014年4月消費税8%引き上げに伴うGDPとの関連を発表しました。

まず消費税増税で個人消費が1兆円程減少したと推計し、これが、GDPの0・2%減としました。

駆け込み需要に関しては自動車・家電製品・日用品等の個人消費が2兆5千億円から3兆3千億円
の反動減があり、前回消費税増税の反動2兆円を上まわったとしました。
今回はそれだけ駆け込み需要の反動がひどかった事になります。

これをGDPで換算すると0・5~0・6%相当の影響があったと推計。

住宅では消費税増税の反動は、1兆円から1兆6千億円と見、GDPの0・2~0・3%に当たると推計。

これらの駆け込み需要の反動・物価上昇に追いつかない賃上げ・低所得者や子育て世帯の節約志向の
高まりで、14年度実質GDP成長率は前年度比でマイナス0・5と見込んでいるとか。

昨年の消費税8%引き上げで、是だけ影響があるとは政府も想定外であったのではないか?

財政健全化を優先するか、経済再生を優先するかは大変難しい事態になっています。
下手をするとアブハチ取らずと言う事態も考えられますね。

一応政府は今年の消費税再引き上げを先延ばし、して経済再生優先を打ち出して居ますが・・・。

 


佐賀知事選の意味するもの

2015-01-14 07:18:09 | Weblog

今回佐賀知事選が行われ自民党が押す候補が敗れ自民党は大きな打撃を受けた様だ。
前回行われた沖縄知事選敗北以上の衝撃が窺われます。

まず今度の知事選は安倍政権の露骨な選挙介入に対する地方反発是が大きな要因とも云える。
自民党佐賀県連の頭越しに自民党推薦候補をきめ、国政選挙並みの全面支援をおこなった。

これが無骨漢揃いの佐賀モンの神経を逆撫でし保守分裂選挙となりました。
それに安倍政権が強固に進めるJA農協の弱体化を狙う「農協改革政策」に農協関係者が反発。
他にも諫早開拓開門問題・玄海原発稼働問題・佐賀空港オスプレイ配備問題等と県民が県政に
望む問題は沢山ありました。

それに自民党支援の候補は是までの実績から、中央の意のままに動く犬と県民には映った様です。

沖縄知事選の報復は早速2015年度予算編成で露骨に現れて来たと言う。
政府としても意に添わない者に餌を遣るバカは居ないと言うのでしょう。

さて今度の佐賀知事選に対する政府の対応はどう出てくるのでしょう。

政府は農協改改革はどうしてやり遂げたい意向です。

JA全中無力化と廃止・農協業務を本来の農業業務に絞る・JAバンクは農林中金に集中させる。
兎に角政府の農業政策に異を唱える農協を弱体化するのが目的の農協制度改革と見られる。

新しい佐賀県知事は、JA側に立って居るので政府にとっては頭の痛い事です。

新知事は玄海原発や佐賀空港オスプレイ配備については或る程度理解を示し県民との
対話を強調しましたが、さてどうなるのでしょうね。

兎に角今回の佐賀県知事選は自民党1強で多寡をくくって居た地方統一選挙に、冷や水を掛けた
事には間違いないようです。