日々好日

さて今日のニュースは

外務省核密約肯定か

2009-11-22 08:01:04 | Weblog
外務省は岡田外相がシャカリキになって探し出した核密約を示す文書を突きつけられ
日米両政府の核密約を事実上認める方針を固めました。

政権交代で是までのタテマエ論では通らないと観念したからでしょう。

しかし国民の大半は日米安全保障条約の事前協議等誰も信じて居ません。
考えて見ても判る事、何時紛争が突発するか判らない時に一々日本の港に寄港する
度或いは日本の基地に立ち入る度にわざわざ核を下ろして来るなんて考えられない
事です。

日本が米国の核の傘の元に庇護されて居る以上それは避けられない事です。
勿論「核は造らない、使わない、持ち込ませない」の三原則は当然被爆国としては
主張すべき事ではあります。

謂わばその苦しい言い訳が、密約論等存在しない、核が持ち込まれても見なかった、
知らなかったで済ませるから事前協議等して欲しくないが本心です。
そこまで譲らないと核の傘の庇護は受けられないと当時の政府の苦しい判断だと
思われます。

今それを岡田外相が暴いて一体何になるのか?
済まなかったと言う米国の謝罪が欲しいのか?

それとも国民を騙したと是までの自民党を非難したいだけなのか?

今フランスで日本の民主党政権を皮肉る「お笑い日本の実態」と言うジョークの
「YOU TUBU」がネットで流されています。

それによると日本の民主党政権は中国や韓国の傀儡と化し、唯々諾々と従って居る
とチャカしたものです。
勿論真実とは思いたくないが、何かその様な黒い手が日本の政界に延びて居るのではと
思われて仕方ありません。

片一方で米国と強い絆を強調しながら、反対には刃を隠し持っていたら、正常な
外交は望めないのが常識です。

何も米国の意の儘に動けと言って居るのではありません。
何が国益かをよく考えて岡田外相に動いて頂きたいだけです。

社民党や反米分子にとっては願ってもない好機と嫌が上にも盛り上がるでしょうが
それが果たして国益に結びつくのか疑問に思えてなりません。