何度も書くようですが、
今回の「民具展示」は、
もちろん、地域の昔の暮らしや景観を知ってもらうことも目的ですが、
それに加え、かつて保谷にあった「民族学博物館」と
その設立に燃えた、渋沢敬三・高橋文太郎の夢を広く知っていただき、
後世に語り継いでいく、あるいは発展させていくことが目的の一つでもあります。
そこで、子どもたちにも親しみやすい展示を心がけました。
たとえば麦づくりの道具をさがすクイズ。
地元のイラストレーターの久世アキ子さんにお願いして
描いていただいたイラストを使ってクイズシートを作りました。
賞品は、どんぐりごまや、ビー玉、あやとりひもなどの「むかしあそび」セット。
好きなものを5つ、袋にいれてもらいます。
この「むかしあそび」セットを持って「むかしあそび」コーナーへ。
ちいさなお百姓さんに変身できるコーナーも。
年季の入ったお百姓さんと一緒に、はいにっこり! パチリ!
この年季の入ったお百姓さんは、
今回も七夕馬や竹馬始め、いろいろ手作りしてくださった俊郎さん。
本当にありがとうございました。
世代を越えてつなげたい知識と夢、そして意志。
忘れたくない、忘れられない思い出。
ああ、よくあんな捏ねばちで、おばあちゃんがうどんを作ってくれましたよ。
ほんとに、おいしかったねえ・・・。
消し炭を入れた「あんか」はあっついぐらいだったね。
「ねこ」なんて呼んでたな。懐かしいねえ・・・。
鉄なべで湯をわかす。
火はあったかくて、ぱちぱち、いい音。枯れ枝のはぜるいいにおい。
若いお母さんと女の子、2人でずっと火をくべる姿も・・・。
忙しすぎる今の世の中に負けずに、優しい時間を忘れずにいようね。
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