したのやムラ便りG

東京の片隅に眠る下野谷遺跡。「したのやムラ」と呼ばれる縄文のムラがありました… (non official site)

本日より開催!「写真展「西東京市の歴史を描いたジオラマの風景は今・・」

2011年10月29日 08時32分54秒 | おしらせ(したのや以外)

おはようございます。

秋晴れ、空が高いですね!

さあ!出かけましょう!

                                                                

現在、東京全域で「東京文化財ウィーク2011」なる催しが開催中。

ちょっと難しそう・・とか、堅苦しそう・・・とか敬遠しがちな文化財を身近に感じてもらおうと、

各地の自治体や団体などが、文化財に関する様々なイベントを行っています。

特別展や楽しい体験イベント、文化財めぐり、

また、この期間だけ特別公開しているお寺や仏像などもたくさんあります。

詳しくはこちらのパンフレットを。

(今年は、「特別公開・企画事業編」と「通年公開編」の2冊です。きをつけてね。)

                                                                  

P1000520  西東京市では、郷土資料室、図書館

                        公民館、市役所情報公開コーナー、社会教育課

                        で配布中です。

                                                               

西東京市でも「縄文の森の秋まつり」(終了)「写真展」「民具展示」「文化財めぐり」

の4つの企画をご用意中。

詳細はトップページをご覧くださいね。

                                                             

さあ、そのうちの一つ「写真展」がとうとう本日10時より開催です。

                                                        

写真展「西東京市の歴史を描いたジオラマの風景は今・・・」

10月29日(土)~11月26日(土)10時~17時 西東京市郷土資料室

       月・火休室 (042-467-1183 場所など詳細はHPを確認ください)

                                                                

以前にもご紹介した、52年ぶりに修復された市民手作りのジオラマに描かれた

歴史的な出来事の関連地など、歴史を今に残す風景を

これまた、市民グループ「西東京市の歴史を守る会 写真班」の皆さんが撮影、

地図や史料とともに展示します。

ぜひ、ジオラマとあわせご覧になり、心に留まった風景へ散策に出てみてください。

こんな近くに歴史が文化財が眠っていたことに気づくことと思います。

                                                            

その写真展、会場となる部屋が昨日からしか使えなかったため、

昨日急ピッチで設営しました!

                                                           

P1000467a  始まりますよ~。

                                                                

P1000444a  設営は体力勝負。結構大変・・・。

                                                                

P1000458a  写真の位置を再チェック。

                             カメラ目線Mさん。

                                                                    

P1000448a  資料室のNさん、キャプションチェック。

                          疲れは隠せませんね。お疲れ様です。

                                                                

P1000468  もう一息!

                                                                     

で、準備完了!

(までは、遺跡の調査に出なくては行けなくて、かめしーたはいれませんでした。

 ごめんなさい。皆さんお疲れまでした!)

                                                              

さて、今回もいつものことながら、市民の方々の多大なるご協力をいただきました。

ありがとうございました。

この力なくしては、こんな素敵な写真展は開けませんでした。

企画、撮影、準備、設営、全てを、Nさんとともに行ってくださった

「西東京市の歴史を守る会  写真班」のみなさん、本当にありがとうございました!

会期中も、いろいろお手伝いいただけるよう。

もし、会場で出会ったら、苦労話などきいてみてくださいね。

思わぬ発見があるかも!

                                                        

では、みなさんのおいでを心からお待ちしております!

                                                                  

P1000451a  写真班の3人 左からT,N,Mさん

                           ありがとうございました。まだまだよろしくお願い~。

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イヌガヤの種蒔きました!

2011年10月26日 06時43分45秒 | おしらせ(したのや)

P1000316a

                                                             

コムロさんにいただいた、下宅部ムラのイヌガヤの実、

表皮が発酵してきて、とても良い?においなのですが、

このままではまずかろうと、とりあえず種を出しました。

縄文の丘の戸村さん、縄文笛のゆかりさん、練馬のTねえさんにもおすそ分けし、

郷土資料室と半分にした種。

キッズ達におくって播いてもらうつもりです。

                                                          

その前にかめガーデンにも5つもらいました。

                                                           

P1000322a

                                                           

秋のこのシーズンをのがすとダメだそうです。

きちんと芽がでますように!

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祈りの風 「縄文の丘」の「土偶展」

2011年10月23日 09時23分12秒 | おしらせ(したのや以外)

111022_151144

                                                                    

今日も少し雨模様・・・

空気のにおいは、すっかり秋も後ろの方ですね。

寒くなります。風邪ひかないように・・・。

                                                                 

さて、行ってきました「縄文の丘」「土偶展」。

昨日も雨でしたが、もう、他に行ける日がないので仕方なく・・・

ところが八街駅についたら、青空が!

わーい!

                                                             

タクシーの運転手さん「そんなところに行っても民家しかないけどなあ・・・」

「いいんです!その民家で」

ということで、車で約10分。

手書きの看板に従って運転手さんと恐る恐る林を徐行しながら抜けると・・・

「縄文の丘」に到着!

                                                               

111022_142539  本物のふくろうもいるんだって

                                                             

馬の背状の丘の上、林を拓いて建てた家屋とお庭、そして工房、犬2匹。

周りの自然はそのままの「縄文の丘」。

縄文笛作り教室でお世話になった、

土器復元の名手、戸村正己さんと奥さまの真理子さんの手による桃源郷です。

                                                               

この秋は、以前ブログでもお知らせしたように、

祈りをこめた第2回目になる企画展が開かれています。

「製作復元による  祈りの人形 縄文  土偶展」

                                                                 

111022_142527

                                                              

これまでに作られたものに、新たに製作した60点にも及ぶ土偶をあわせ、

縄文時代の著名な土偶の数々が、家の内外に展示されています。

戸村さんの復元は、形や文様、大きさはもちろん、

厚さ、重さ、その質感にまでこだわっており、現物とみまごうほど・・・。

その一番の理由は、縄文人と同じ、祈りや想いをこめて作成されているからだと、

先日、縄文笛教室をお願いしてわかりました。

                                                                    

さらに、今回はあえて失われた部分も復元。

祈りの表情を豊かに伝えています。

                                                            

土偶は、意図的に壊したとの説が有力なほど、

破損して出土することが多いもの。

                                                        

111022_152737

                                                              

たとえば、この土偶は、

東京都の宮田遺跡から出土した縄文時代中期の土偶ですが、

出土品には顔がありません。

破損して、見つかっていないのです。

この、赤ちゃんを抱く、おかあさんでしょう、の顔は

戸村さんが、同時代の土偶、土偶や土器の型式などから想定、復元したものです。

                                                            

縄文人があえて壊した(かもしれない)ものに手を加えること、

学術的な問題など、意見もいろいろに分かれるかもしれません。

けれど、製作復元の展示品だからこそできた試み、

縄文人の祈りがまた一層伝わってくるようで、かめしーたは高く評価したいと思います。

                                                               

このほか、家の中にはたくさんの作品が展示されていたのですが、

カメラを忘れた(仕方ないので携帯で撮影)、

千葉の縄文研究者の方々などいろいろな人にお会いし話に夢中になった、

楽しすぎた、

などなどの理由から室内での撮影を失念しました ごめんなさい!

でも、ここは「縄文の丘」。戸外も、もちろん素晴らしい。

                                                                   

111022_141958  コスモスを背に何を祈る・・・

                                                              

111022_141808  森の神に祈るはお腹の子の笑顔か・・・

                                                               

 111022_141847  たらしたおさげ髪が秋風にゆれそうだ・・・

                                                                 

111022_141911  土器の数々もテラスで秋の陽をうける

                        窓から見えるのは棚畑遺跡の「縄文ビーナス」のお尻

                                                                     

111022_141552  森の奥には竪穴式「迎賓館」も

                                                              

111022_141348  「迎賓館」の中は心地よい火のにおい

                                                                      

111022_141625  そして縄文人も見あげたろう高い空!

                                                                

皆さん、どうぞ、一度訪ねてみてください。

気持ちよい風が流れています。

                                                         

戸村さん製作の土偶や土器をみながら土偶の成り立ちやら変遷を勉強しに行くのもよし、

真理子さんの丹精こめた庭や林の気持ち良い風に吹かれるのもよし。

そして、どうぞ、お二人が縄文人の心に寄り添い作り上げた

祈りを、ともに感じてください。

                                                            

「製作復元による  祈りの人形 縄文 土偶展」

11月3日(祝日)までの土・日・祝日 午前10時~午後4時まで

開催中です。

                                                           

どなたでも きがねなく、どんどん訪ねてくださいとのこと。

気さくなお二人が笑顔で迎えてくれます。

                                                               

場所は、わかりづらいので、この地図をプリントアウトして車でたどりつくか、

八街駅前のタクシーの運転手さんに見せましょう。

民家しかないよぉ、と言われたら、その民家をお願いしますと言ってください。

途中、公民館を過ぎると手書きの案内板が出てきますので、

それにしたがって、めげずに林の中に入ってください。

                                                                  

0038

                                                                              

八街(やちまた)駅からタクシーで約10分です。

今の季節はちょうど、名産の落花生の収穫期。

「ぼっち」と呼ばれる、落花生を乾燥のためにあつめたかたまり?が

はたけのあちこちにある、のどかな北総台地の風景も楽しめます。

                                                             

おまけ。ぼっちの風景。勝手にリンク(トラックバックというのをしてみたんですが・・・)。http://blog.livedoor.jp/ynakamura1/archives/52482010.html

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したのや縄文笛吹きキッズ タウン紙の1面を飾る!

2011年10月21日 13時18分40秒 | おしらせ(したのや)

夏の終わりに体調を崩し、今だ入院中のかめぱぱ。

飲み込んだものが肺に入ってしまう「誤飲」で肺炎になるリスクが高いからと、

入院来、鼻から管で栄養をとっている。

当初は少し意識障害もあったのでやむなしと思っていたのだが、

その後は意識も正常に戻ったので、

先生に口からきちんと食事ができませんか、とお願いした。

しかし、しばらく飲み込みの機能を使っていなかったせいか、

機能が低下、すぐむせてしまうので、病院ではリスクをおかせませんという。

病院にいると病人になってしまうというのはある部分本当だ。

リスクを冒せない病院の立場も分かるのだが・・・。

かといって、家に連れて帰り、かめままが一人で介護できる状態ではないので、

いろいろ相談した結果、

胃から直接栄養を入れる「胃ろう」の手術をすることにした。

決め手は、

①今の鼻からチューブより本人の負担が軽く、手術はいたって簡単である

②飲み込みの練習がしやすくなる

③一度チューブを挿入する穴をあけても、経口で栄養が取れるようになればすぐに閉じることができる。

本人にその話をしたところ、そうしたいということで決定した。

今日がその手術の日。

10分ぐらいだというのだが、本人よりなんとなく落ち着かない・・・。

平日の昼間でないとこなせない用事があったので、それならと今日に休みを取った。

用事をすませたので、面会時間の2時になったら病院に行ってみようと思う。

本人は、口から食べられるようになるためにやる、と言っているので、

落ち着いたら、少しでも口から食べられる訓練をしてもらえるよう、先生にお願いしようと思う。

家には体調を緊急入院した日に届いた美味しいものが、手つかずに待っています。

                                                             

話は変わって

じゃーん!!

                                                        

                                                           

   

P1000310a

                                                             

先日の秋まつりでの縄文笛コンサートが、

新聞の折り込みの情報誌の1面を飾りました!

                                                               

西東京、小平、東久留米などなどで配布されている

「スマイル タウン通信」の10月19日発行の第120号です。

                                                           

ホームページにアクセスすると

パソコンでも紙面が見られるので、ぜひ読んでみてください。

                                                            

全員写っていなくて残念だけれど、一生懸命に笛を吹くキッズたちと毅さんの

素敵な写真も掲載されています。

                                                             

タウン通信へはこちらから!

http://www.town-t.com/

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写真展「西東京市の歴史を描いたジオラマの風景は今・・・」準備中!

2011年10月20日 05時55分17秒 | おしらせ(したのや以外)

P1000305a

                                                           

昨日、郷土資料室から帰ろうとしたら、

グラウンド(郷土資料室は廃校になった小学校を使用した総合教育施設にあります)脇に立つ人たちが遠い空を見ていた。

震災後節電のためにライトを消していた「田無タワー」に久しぶりに灯が。

それもいろいろな色に変わっていく(普通は次の日の天気予報によって違う一色)。

そんな「田無タワー」の車の中からの写真。

ちょっとブレブレですが。

                                                             

さて、「田無タワー」にもまあまあ近い郷土資料室では、

来週末から始まる企画展に向けた準備が、着々と進んでいます。

                                                        

写真展「西東京市の歴史を描いたジオラマの風景は今・・・」

10月29日(土)~11月26日(土)

午前10時~午後5時

西東京市郷土資料室(通常展示と同じ階の別室)にて  <月・火休室>

問い合わせは 郷土資料室 042-467-1183まで

                                                                 

春にお披露目会を開いた

「52年ぶりの修復を終えた歴史ジオラマ」を覚えていますか?

もちろん今も展示中。

大人気の展示物の一つです。

                                                            

ブログでも書いたことがあったけれど(カテゴリー「郷土資料室の日々」みてください)、

その修復中の模様を

昨年も文化財ウィークの参加事業で写真展を開いた際にも協力してくれた

「西東京市の文化財を守る会 写真班」の方たちが記録撮影してくれた際に

思いつき、盛り上がった企画がとうとう形になります。

ジオラマに描かれた歴史の舞台となった場所や関連する場所などを

「写真班」の皆さんと資料室のNさんが丹念に調べ、その「今」を撮影しました。

                                                               

P1000297a  ちら見せ。こんな感じ

                    もっているのはNさん。

                    ふんわりした服でかくしたお腹を現在ダイエット中!

                                                              

2つの市民協力グループの力が合わさった素敵な企画。

ぜひぜひ、見に来てくださいね。

きっと、西東京市の歴史をたどる散策に出かけたくなると思います。

そんな時のお供になる文化財マップ(100円)も用意してお待ちしています(営業)。

                                                               

P1000302a  きれいな夕日を背に、完成を待つパネル。

                                お楽しみに・・・

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