したのやムラ便りG

東京の片隅に眠る下野谷遺跡。「したのやムラ」と呼ばれる縄文のムラがありました… (non official site)

「第2回 民具展示」のこと③  『未来につなぐ』

2010年11月09日 13時54分12秒 | 幻の民族学博物館

Photo_12  こんなところに「博物館」があったの?

                                                             何度も書くようですが、

今回の「民具展示」は、

もちろん、地域の昔の暮らしや景観を知ってもらうことも目的ですが、

それに加え、かつて保谷にあった「民族学博物館」

その設立に燃えた、渋沢敬三・高橋文太郎の夢を広く知っていただき、

後世に語り継いでいく、あるいは発展させていくことが目的の一つでもあります。

                                                                                                                      

そこで、子どもたちにも親しみやすい展示を心がけました。

                                                                  

Photo_13  麦栽培の道具たち。

たとえば麦づくりの道具をさがすクイズ。

                                                                                                                          

I  あっ!あったよ。

                                                             地元のイラストレーターの久世アキ子さんにお願いして

描いていただいたイラストを使ってクイズシートを作りました。

                                                                                 

Imgp0002_2  麦づくりの工程が裏表一枚に順番に。

                                                                    

Photo_14  道具の名前を書いたら、答え合わせ。

                                                                     

Photo_17  みんな成績が良かったです。

          賞品は、どんぐりごまや、ビー玉、あやとりひもなどの「むかしあそび」セット。

          好きなものを5つ、袋にいれてもらいます。

                                                                                     

この「むかしあそび」セットを持って「むかしあそび」コーナーへ。

                                                                 

Photo_18  竹馬も。みんなすぐ上手に。

                                                            

                                                             ちいさなお百姓さんに変身できるコーナーも。

                                                                                                     

Photo_19 Photo_20

年季の入ったお百姓さんと一緒に、はいにっこり! パチリ!

                                                                                                                       

この年季の入ったお百姓さんは、

今回も七夕馬や竹馬始め、いろいろ手作りしてくださった俊郎さん

本当にありがとうございました。

                                                                                                      

Photo_21  こちらも俊郎さんの手作り品。

                                                                   世代を越えてつなげたい知識と夢、そして意志。

                                                                                                 

Photo_23  これはなに?  ほらあそこにあるだろう。

                                                               忘れたくない、忘れられない思い出。

                                                                                                              

Photo_24  グループホームのお散歩中。

                                                                    ああ、よくあんな捏ねばちで、おばあちゃんがうどんを作ってくれましたよ。

ほんとに、おいしかったねえ・・・。

消し炭を入れた「あんか」はあっついぐらいだったね。

「ねこ」なんて呼んでたな。懐かしいねえ・・・。

                                                                 

Photo_27  

鉄なべで湯をわかす。

火はあったかくて、ぱちぱち、いい音。枯れ枝のはぜるいいにおい。

若いお母さんと女の子、2人でずっと火をくべる姿も・・・。

                                                             忙しすぎる今の世の中に負けずに、優しい時間を忘れずにいようね。

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