西東京市にある向台公園。
その入り口に威厳ある門がたっています。
この公園、もともとは、青梅街道沿いで醤油屋さんを営み、財をなした
小山平左エ門氏のお屋敷と醤油の醸造場などがあったところ。
その後、現在のサムエル保育園の前身、翼蔭幼稚園等を経て、
公園になりました。
合併前には、その建物の一棟を残し、田無市の郷土資料室がありました。
今回、老朽化と公園整備のため、安全性の観点から取り壊しが決まり、
先々週、記録を残すための測量を実施。
とうとう、工事が始まります。
・・・・・・・・・・。
ごめんね・・・。
武蔵境と田無駅の間、車で通るときにいつも気になってゆっくり見たいと思いつつ、まだ果たしてない公園と門……。
えーっ、この門が壊されるのですかあ? この門を残さないなんて、信じられない!
絶対なくならないだろうと、まあそのうちに行こうとずうっと安心していたのに。
ムムムム……。
つい先日アースデーのときに稗倉の保存の話をやはりある方に促されて、どうなっているのだろうと思ってた矢先でした。
予算がないから?
ウ――ン……。
そうなんです…。信じられないでしょう・・・。力及ばず本当に悔しい・・・。
ごめんなさい。
稗倉って、田無の下田さんの?指定文化財になっている?実は、稗蔵を含め、田無青梅宿を巡り、ひそかに、あることを考えてます。今度お話します。そのまだまだ空想のようなプロジェクトを実現するには、下保谷のみなさんたちのような地元の情熱がなにより必要。
今回のようなことが繰り返されないよう、いろいろなシステムの整備をしながら・・・。
まだ元気にピアノ教師をしています。
私が翼陰幼稚園に通っていた時、毎朝この門をくぐって 通園していました。
また、週に一度は、幼稚園の礼拝堂(ステンドグラスが
ありました)のホールで先生がいらして、ピアノのレッスンを受けていました。
レッスンは高校生まで続けていたので、何度この門を
くぐった事でしょう。
私にとって大切な思い出の門です。