したのやムラ便りG

東京の片隅に眠る下野谷遺跡。「したのやムラ」と呼ばれる縄文のムラがありました… (non official site)

夏の始まり、行事もたくさん

2013年07月15日 01時48分43秒 | かめしーたのひとりごと

3連休も残すところ今日1日。

今日は海の日。

海行きたいなあ・・・でも行けない・・・ので、こんな部屋飾りで。

                                                       

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お土産にいただいた石鹸のウミガメ君と、以前いろいろな海で集めてきた貝。

夏の間に一度ぐらいは海行きたいなあ・・・。

                                                               

さて、今日はお盆の中日でもあります。

あっ、かめしーたの家は新暦盆なんで。

                                                           

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13日には 迎え火を焚いて、ご先祖様をお迎え。

今年はかめぱぱも一緒に迎え火を焚くことができてよかった!

                                                           

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ご先祖様には、馬に乗って、速く駆けもどってもらい、

牛に乗ってゆっくり帰っていただきます。

                                                              

この牛と馬、

昔はかめしーたはキュウリ(馬)とナス(牛)でつくりました。

保谷でもそうだったようですね。

で・・・。

なんと、ちゃんと手綱まであって、それは、ウドンで作ったんだって!!

たきしーたさんに教わりました。

西東京市は、昔から特別な日(ハレ、ケ)にはうどんをうつ文化圏。

こね鉢、のし棒、のし板はお嫁入り道具の一つとも。

                                                                 

そうそう、下保谷では七夕の短冊に

「朝、まんじゅう、昼、ウドン、夜はその日ののこりもん」

なんて書いたりもしたんだそう。

これは、七夕のお供え物(兼食事)。

これらを庭においた台の上に乗せ、

その両脇の2本の木に丸太をわたし、七夕馬というのを飾ったそうですよ。

                                                          

Photo

                                                            

頭をあげているのが雄。

下げているのが雌。

今とは・・・。

                                                           

夏の行事と言えば、

柳沢の津島神社の祭礼が、一昨日、昨日でした。

かめしーたは残念ながらいけなかったのですが・・・、

記録写真を撮っていただいた方々がいます。

ありがとうございました!!

                                                            

あれやこれや、こんな風習もだんだん見かけなくなってしまいそう・・・。

いやいや、子供たちにいつまでも伝えていきたいものですね。

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しーたとのーやの七夕飾り

2013年07月08日 04時41分38秒 | かめしーたのひとりごと

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夜は明けてしまったけれど、

2人の星は出会えたかしら?

                                                        

                                                       

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たきしーたさん作

『しーたとのーやの七夕飾り』

旧暦の七夕、8月13日までかざります。

今から5千年前、

縄文時代のしたのやムラの星空を想いながら・・・。

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からむしの季節

2013年07月06日 17時53分23秒 | おしらせ(したのや以外)

今日は暑いですね!

と思ったら、関東地方梅雨明けとか。

かめしーたの大好きな夏がやってきます!

                                                            

でも…最近はちょっと暑すぎ…。

昨日、遺跡公園のカラムシがあまりに育ちすぎてしまったので、

一部を残し刈り取りました。

ちょっと、暑くって暑くって…。

熱中症になりかけたかも…。

皆さんも注意して下さいね。

                                                         

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さて、からむし。

この草からは、きれいな糸が取れるのです。

越後上布と言われる高級織物などの素材になります。

縄文時代にもあったものです。

下野谷遺跡公園には、

伝統的なからむし生産技術を保存している

昭和村からわけていただいたからむしが元気に育っています。

                                                             

こんなにきれいな色に育ったのに、

今年は、糸づくりのイベントを用意出来ずに残念無念。

ごめんね、からむし君。

                                                              

昨日は、糸づくりをしたいという方に一部差し上げ、

かめしーたも一部持ってきましたが、

時はすでに遅し…。

だいぶ木にように堅くなってしまっていました。

糸をとるには育ちすぎです。

関東ではやはり6月中旬までに刈り取らないとだめですね。

来年は、また、大々的にからむしイベント組みましょう!

                                                     

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ちょっとすっきりした?

昭和村から分けていただいたからむしは、

高級な糸が取れる、葉の裏が青い青苧(あおそ)=アオカラムシです。

枝があまり出ないので、節が少なく、長く、きれいな糸がとれます。

このからむしの生産技術とここから糸を取る「苧引き」の技術は、国の選定保存技術に選定されています。

                                                             

昭和村は福島県、奥会津地方。

関東よりも気温が低いので、7月中旬がからむし刈りのシーズンです。

毎年、この時期に、からむし織の里フェアが開かれます。

                                                            

今年は、20,21日。

かめしーたも何年かめに伺いましたが、ものすごく楽しかったです。

この季節のもう一つの特産品、カスミ草も楽しめますよ!

                                                           

詳細はこちらのポスターを!

http://www.vill.showa.fukushima.jp/pdf/2013karamushifair.pdf

                                                             

ぜひ一度訪ねてみてくださいね。

その時には、下野谷遺跡で元気に育っている

昭和村からむしの子供たちの話をしてくださいね!

                                                             

では、

良い夏にしましょう!!

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夏越の大祓と七夕

2013年07月01日 03時16分50秒 | かめしーたのひとりごと

今日から七月。1年も後半戦に突入です。

これから暑い夏、そしてその先の1年の後半を無事すごすための

「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」が、

昨日、各地の神社で行われたことと思います。

                                                           

かめしーたも、夕方、おつかいの途中、近所の神社に行ってきました。

                                                        

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JR本八幡駅前にある「葛飾八幡宮」。

                                                       

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国の天然記念物の「千本公孫樹(いちょう)」も有名です。

                                                        

さて、大祓では、人形に名前を書いて三度息を吹きかけ穢れをうつし、納めます。

                                                      

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そして、社前に設けられた「茅の輪(ちのわ)」を八の字に三度くぐり、

心身の穢れをぬぐい清めます。

                                                                  

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ちなみに、かめしーたのおばあちゃんの名前は「ちの」。

この「茅の輪」からとったそうです。

                                                                

                                                             

六月三十日におこなわれる「大祓」は、夏の暑さをしのぐためということで、

「氷の節句」とも呼ばれ、

氷を模した「水無月」というお菓子を頂く地域もあるそうです。

                                                                       

さて、夏の初めのお祭りと言えばもう一つ、

「七夕」。

彦星と織姫のお話は、日本以外にもありますが、

笹に短冊を飾る風習は日本だけ。

これは、この茅の輪の奥に立てられた、笹からきていると言われます。

                                                       

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七夕のお話はまた次回。

                                                               

さあ。

大祓も済ませました。

元気に楽しく夏を越えていきましょう!

(かめぱぱも、昨日から、お食事再開です。ぱちぱちぱち!)

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