ライフワークバランスと岩宿文化賞

西東京市郷土資料室で開催中の

写真展『写真でみる西東京市の今と昔』の

関連企画『高橋文太郎と保谷の昔』に

『民具展示』で使用していた民具を戻し、展示を整えました。

これで、ようやく、秋のイベントも折り返しをすぎました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　で、昨晩、部屋を見渡せば・・・

うーん・・人間の住処ではないな・・・。

「しーた」と「のーや」の住むしたのやムラの竪穴住居は、

おかあさん「あん」のおかげで、いつ行っても、きれいで住み心地がいいのに。

©S.Takishima2007

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ライフワークバランス」という言葉を最近よく耳にするけれど、

仕事と、家庭をふくめたいろいろなことも両立できている人は、本当に尊敬。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は、岩宿時代(旧石器時代）の文化の研究に貢献した人に贈られる

「岩宿文化賞」の授賞式が、

日本で初めて旧石器時代の存在が明らかになった岩宿遺跡にある、

岩宿博物館で行われています。　（http://www.city.midori.gunma.jp/iwajuku/）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年の受賞者は、東京都埋蔵文化財センターに所属する、比田井 民子氏。

初の女性受賞者です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もちろん、研究やその他諸々、女性も男性も関係ないと言いたいのですが、

実は封建的な考古学の世界。

ついこの間まで、完全な男社会でした。

そんな中で、頑張って道を拓き、家庭を持ち、

今なお、前進し続けている姿には、

心から尊敬と、拍手を贈ります。

おめでとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日は岩宿に行けず、本当に残念・・・。