秋の特別展の多くは今週で終了(練馬の縄文展は12月も開催!)。
あたふたと特別展まわりをしているかめしーた。
昨日は飯能市郷土館へ。
ここでは11日日曜日まで『飯能炎上-明治維新・激動の6日間-』と題した特別展が開催中。
飯能戦争と呼ばれる戦いをご存知ですか。
1868年5月に起こった関東での戊辰戦争の戦いの一つ。
振武軍を中心とした旧幕府軍と新政府軍が飯能で戦い、新政府軍が圧勝、
飯能市街には大きな被害がありました。
人々が、明治の新しい世の中への大きな転換を肌で感じた戦争です。
この振武軍はもともと上野に陣を張り、上野戦争を戦った彰義隊の一部で、
そこから独立し、飯能に陣をはるにあたり、一時終結した場所が「田無」なのです。
田無では西光寺(現総持寺)などに宿泊し、戦いへの準備をしました。
その準備には、名主下田半兵衛の力が大きかったと言われています。
今回の展示では、非常に丁寧に資料を集め、とても詳しい解説がされています。
やや、この時代の知識がないと難しいところもありますが、
明治揺籃期の一地域戦争がよくわかる良い展示です。
今回も紹介から時間がなくて申し訳ありませんが、ぜひ見に行ってみてください。
図録はとても詳しく、少し難しいかもしれませんが、買って絶対損はありません。
展示には、「下田家文書」の村絵図も2枚おでかけ展示されていますよ!
うちでもこんな風に展示してあげたい!
縄文の食卓。山彦もいるよ!
飯能戦争で焼けたため明治以降のもの。
2月半ばから「つりびな」の展示が。
床屋さん。営業中。 月がきれいだった。
今回は、時間がなくて、郷土館の近くに点在する、
振武軍が駐屯したお寺の数々に行くことができませんでした。
それに、写真のように街歩きも楽しそう。
帰りにちょっとコーヒーを飲んだ、
明治の店蔵を改造した「銀河堂」というコーヒー屋さんも良かったし、
どうも、ここにはかめしーたが
下野谷遺跡・幻の民族学博物館とともに3本柱にしようとしている
「田無宿復興大作戦」のヒントがありそうな気が・・・。
ということで、ぜひ、また行ってみたいと思います。
次は「絹甚」さんでつるし雛が飾られる3月にしようかな。
今回の特別展「飯能炎上」は残念ながら12月11日(日)まで。
あと4日ですが、ぜひ、足を運んでみてください。
紅葉も盛りです。
一日ゆっくり楽しめます!
飯能郷土館のHPはこちらです。
日本史の教科書に載っているような歴史の基には、小さな故郷の歴史があります。そして、そんな歴史は一人一人の小さな人間の歴史が作り出したもの。愛しかったり愚かしかったり・・・。
さて、故郷は鹿角ですか。大湯のストーンサークルのあるところですね。
かめしーたがかつて参加していた北極の調査隊には、鹿角の温泉宿の若旦那もおりましたので、数度遊びに行ったことがあります。良いところでした!
ストーンサークルの空撮楽しみにしてますね!