うちのお盆は新暦です。
なので、7月13日に迎え火を焚いて、今日は送り火。
もう少し長くいてほしいな・・・。
送り火を焚いていたら、
前の若いお母さんと小学生の子供2人がお買い物から帰ってきました。
「花火?」
「ちがうよ。おばあちゃん、おじいちゃんを空に送ってるんだよ」
「へ~」 ×3
若いお母さんも知らないようだったので、
藁でできた馬と牛をみせてあげました。
「空から帰ってきてもらうときは、早く来れるように「馬」に乗ってきて、
帰るときはゆっくり帰れるように「牛」に乗っていくんだよ」
「へ~かわいいね!」
最近、ちょっと前より日本古来の行事が見直されて(流行って?)きて、
スーパーでもこの時期「お盆グッズ」がたくさん並んでいますが、
変わっていくライフスタイルの中で
やはり、子供たちには伝わらないことも多いようですね。
高橋文太郎の著作『武蔵保谷村郷土資料』は、
昭和10年、激変する近郊農村の変化の様子を留めようとした力作。
それからすでに70年以上がすぎ、
さらにそのときからも生活や景観など大きく変わっています。
その間を繋ごうという大きな目標をもった冊子がこれ!
下保谷の自然と文化を記録する会発行の『武蔵保谷村だより』。
第2号が刊行されました!
巻頭は民俗学研究者、学芸大学の石井正己先生による
「柳田国男と田無・上保谷の信仰」。
そのほかに、
昔語り②後篇 「高橋敬一さん」 (聞き手萩原信一郎)
自然と生きる 「西東京市の主な屋敷林 (1) 斎藤家(泉町) (小川武廣)
自然【動物】 身近に見られた小動物の呼び名
ー五感に訴える命名法に着目してー (岡野重吉)
西東京市旧下保谷における二つの民俗調査(2)
-高橋文太郎と市史編纂委員会による婚姻習俗調査を例として-(高田 賢)
Columu 色に想う ~紅花と藍~ (かめしーた)
編集後記
といった内容 14頁です。
ぜひ、手にとってみてください。
保谷駅前図書館などで見れると思います・・(ちょっと、調べます)
保谷地区ではキュウリで馬を、ナスで牛を作ります。女性は送り火を跨ぐなど、まだまだ独特な風習が残ってますよ。
そういった風習などもどんどんすたれていくので、調査しておきたいのですが、なかなか手が回りません。早急にしないと間に合わないことはわかっているのですが・・・。ぜひ、何かに書きとめたり写真を撮ったりしておいてくださいね。