したのやムラ便りG

東京の片隅に眠る下野谷遺跡。「したのやムラ」と呼ばれる縄文のムラがありました… (non official site)

夏の終わりの「縄文笛つくり講座」

2011年09月03日 01時59分53秒 | おしらせ(したのや)

先週の土曜日にかめぱぱが緊急入院・・・。

お月見は一緒にしたいので、それまでに退院できるといいなあ。

季節の変わり目、みなさんもお体気を付けて。

                                                                 

さて、夏休みもおしまい。

楽しく過ごせましたか?

夏の企画事業も無事終了です。

                                                             

ということで、「縄文笛づくり講座」第2回のご報告。

                                                           

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前回縄文時代のことを勉強した「笛ふきのたまご」たちは、

郷土資料室で、下野谷遺跡の土器を見ながら、縄文人の好きだった模様などをチェック。

My縄文笛のイメージを膨らませます。

そして、笛づくり講師の戸村先生の説明を熱心にきいて・・・

                                                             

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待ちに待ったMy縄文笛づくり開始!

まずは粘土ひもを作るよ。

縄文土器づくりとおなじだね。

                                                          

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こちら戸村先生の作品

みんなのは?

                                                                    

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こんな感じで・・・

難しい?でも楽しい!!

                                                           

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こちらは、縄文人が好きだった縄の模様を、縄文人と同じ「縄=原体」でつけました。

                                                                    

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きれいな音が出るように、丁寧に穴もあけます。

                                                               

さあ、ふいてごらん!音が出るかな?

ちょっと、むずかしいよ~

                                                            

でも、すこしづつ、あちこちで・・・

                                                                

♪ ♪ ♪ ♪ ♪・・・・・・・・・・

わ~でたあ~!!!

                                                             

風の音とかわいい歓声がしてきました。

                                                              

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最後に、きちんと音が出るか、縄文笛毅さんにチェックしてもらいました。

(お隣は、奥様でマネージャーのゆかりさん)

                                                             

OK!みんな大丈夫!

やったあ!

さあ!来月は演奏の練習だよ。

そして、

10月9日の「縄文の森の秋まつり」でコンサートだ!

ぜひぜひ、かわいい笛吹き隊の演奏、聴きにおいでくださいねぇ。

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3 コメント

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縄文の土は赤い? 弥生の土は青いの? (yashikirin)
2011-09-11 22:21:57
縄文の土は赤い? 弥生の土は青いの?
縄文笛は赤い土で作るの?

息子が昔学校で作ってきた鉢もこんな色で、今でも壊れないであるわよ。
縄文と弥生の土の違いって、どうしてどう違うのですか?
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yashikirinさま (かめしーた)
2011-09-12 05:22:44
yashikirinさま
今回笛作りに使った粘土は、残念ながら購入したもので、焼かなくても固まるタイプのもの。実際に縄文人がつかったものとはやや違います。
8月20日の縄文キッズの土器作りのブログにある写真の粘土は、多摩地区でみつかった縄文時代の粘土採掘坑の遺跡のものとほぼ同じ。こちらの方が参考になると思います。
東京都埋蔵文化財センターで今開催されている展示のタイトル「赤き縄文から青き弥生」の赤と青のイメージは、縄文時代からすでに好んで使われている「漆」の「赤」と弥生時代から使われる「青銅器」や「ガラス玉」の「青」のイメージだと思います。
もちろん縄文土器と弥生土器では模様や形も違います。縄文土器がどちらかというと粘土ひもなどを貼り付け立体的な「造形」を好むのに対し、弥生土器になると、へらなどで「描く」手法が多様されます。そこにベンガラなどの赤い色をいれつこと、全体を赤く塗ることも多く見られます。
返信する
かめしーた様 (yashikirin)
2011-09-12 16:13:44
かめしーた様

なるほど、縄文時代と弥生時代で粘土の色が違うのかと思いましたが、そういう赤と青ではなかったのですね。イメージですね。ひょっとして縄文時代の地表の色が赤っぽかったのかなんて、単純に考えてしまいました。

漆の歴史って、そんなに古いものですか、驚きです。
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