また建設業界で不正入札疑惑問題が発覚したようです。
今回は 久々のゼネコン大手の大林組。
JR東海が発注したリニア新幹線の建設を巡り 不正な受注があったと
される疑惑で 東京地検特捜部が 大林組の土木担当副社長から任意で
事情聴取いているとのことです。
大林組は平成18年11月に和歌山県発注のトンネル工事を巡る入札で
談合を取り仕切っていた当時の顧問が大阪地検特捜部から在宅起訴。
平成19年には名古屋の地下鉄工事を巡る談合事件で 談合の仕切り役と
された名古屋支店の元顧問が独占禁止法違反の罪で逮捕・起訴。
大阪・枚方市の清掃工場を巡る談合事件でも当時の顧問が逮捕・起訴。
6月には当時の会長と社長が引責辞任。
社長が引責辞任を表明した時には 「社会からの信頼回復に向けて新たな
スタートを切ることにした。」 と誓ったそうです。
限られた予算の中で最大利益を目指して競争入札に勝つためには・・・・?
受注にはどうしても工夫が必要な世界のようです。
まだまだ本当の話が出来る競争入札制度は難しい業界です。
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