8日 神戸製鋼所は子会社「神鋼メタルプロダクツ」と「神鋼真岡製造所」
が日本工業規格認証の取り消しなどの処分を受けたことを発表した。
一連の問題を受けての日本工業規格認証の処分は計7製品となりました。
処分中はJISマークを表示した製品は出荷できなくなるので 長年の取引先
が 「JISマークがなくても末端消費者には解らないから大丈夫」 と優遇
扱いしない限り 納品できないかもしれません。
一部末端消費者の動きもあったようです。
日本からは遠く離れたカナダ在住の4人が 神戸製鋼所とその子会社などを
相手取り 同国の2裁判所に損害賠償を求める訴訟を起こしたそうです。
阿吽の呼吸で取引を続ける日本と違い 契約重視の外国では問題の捉え方が
大きく異なります。
原告は神鋼グループ製の部品を使った自動車の購入者で 部品が品質基準を
満たしていないため 不当に損失を受けたと訴えているという。
訴訟慣れしている人達なので 当然の流れとして 同様の被害を訴える人を
集めて集団訴訟に持ち込もうとしているようです。
小さな流れから 山が動くこともあります。
第二の 「タカタ」 になることはないと思いますが外国での集団訴訟は
意外と影響力が有ります。
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