今日 笹子トンネルが仮復旧すると新聞に載っていました。
疑惑のケミカルアンカーについても少し解説がありました。
笹子トンネルを管理している中日本高速の担当者からは
何とも情けない 無責任な発言があったようです。
重くて巨大な構造物を接着剤で固めて吊り下げる構造なのに
① 接着剤の劣化は想定していなかった。
② 接着剤の材質・性質に関する記録は5年間保管していたが
その後は破棄処分している。(完成後35年なので記録無)
③ 点検方法は基本的に目視(見て異常を感じなければ合格)
打音検査は手の届く範囲まで(天井板からトンネル上部
までは5.3mあるのでアンカー部分は対象外)
何とも怖い話です・・・・・・命に関わる仕事をしているのに!・・・・・・。
以前 このブログで 「老朽化した橋が増えている 2012. 5. 5」では
もっと怖い実態を紹介しました。
茨城県職員による橋の点検方法が車の中からの目視のみ・・・・・・・・。
目視で解るようでは その橋は既に壊れています。
現職の技術屋さんには 定年後も心配事のない仕事をして頂きたいものです。
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