見沼たんぼ近くの街

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木曽呂の富士塚

2014年08月21日 | 見沼たんぼ南玄関の街

木曽呂の富士塚は国指定重要民俗文化財であり 2006年(平成18年)には

皇太子がこの富士塚を視察しています。

 

場所は見沼通船堀東縁を東に進むと見沼用水東縁に突き当たります。

その突き当り正面を見上げると木々がこんもりした中に富士塚があります。

 

 地図を2回クリックして見沼通船堀東縁が目印

見沼たんぼ地図最南端 八丁堤に沿って右に目を移せば富士塚付近となります。

 

 この古地図も2回クリックすると昔の地形がわかる

白い部分が昔海水が入り込んでいたと思われるところ 黒い部分は元々の高台

八丁堤が書き込まれているので位置関係がわかると思います。

(見沼たんぼ脇には約8000年前頃の馬場小室山遺跡もあります!)

 

富士塚は盛り土で造ってありますが元々の自然の地形をうまく利用しています。

そのため富士塚の東側 高台住宅地から登れば近道になります。

 

富士塚は高さ5.4m 直径20mで埼玉県内では最古の富士塚です。

1800年(寛政12年)信者である蓮見さんの発願で造られたそうです。

 

昔は富士登山は誰でも経験できるものではなく 富士を崇める人たちにとって

夢の又夢だったと思われます。

 

その夢をかなえるため 「せめてミニチュア富士で富士登山のイメージ体験を

させてあげたい」 との思いが富士塚です。

 

私は約15年前 家族4人で富士登山を経験しました。

当時 子供たちは小学生低学年だったので事前歩行訓練をして登山に臨みました。

 

時々 テレビで富士山の姿が放映されると当時のことを鮮明に思い出します。

「富士山は見る山 登る山ではない」 という人もいますが登っていて良かった

とつくづく思います。

 

登れる時がチャンスです。

十分な時間があっても 登る体力がなくなれば富士登山は非常に困難です。


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