昨日 アスクル倉庫火災の調査検討会が行われたそうです。
参加者は総務省消防庁・国土交通省の関係者と外部有識者
で 再発防止に向けた検討会だそうです。
第一回目の検討会では 火災が延焼し長期間鎮火しなかった
原因等が徐々に解明されつつあるようです。
今回明らかになった原因としては
① 防火シャッターの下にコンベアーや品物などが挟まって
完全に閉まらないケースがあった。
原因不明だが作動しない防火シャッターもあった。
② 屋外にある消火栓のポンプが機能せず水が出なかった。
③ 倉庫内のドアに鍵がかかったままのドアあり 消火活動
が難航した。
①・③についてはよくあることで予想内でした。
特に規模の大きい建物内に物が沢山ある状態では管理が難しく
防火設備ごとに責任者を決めておかないとすぐ問題発生です。
日頃 防火シャッターの下に物を置いたら大騒ぎするくらいの
責任者がいないと管理できません。
②については意外な結果でした。
今回の建物規模なら防火管理責任者も明確になっており 外注先
の設備業者も定期検査をしているはずです。
消火栓のポンプを保守管理していた業者さんの心中は穏やかでは
無いはずです。
「前回の点検では異常がありませんでした。] と言い切る方法しか
ありません。
2回目の会合は4月12日に開催される予定で 検討会は6月ごろ
までに報告書をまとめるそうです。