■花冠月例句会■

俳句雑誌「花冠」の月例ネット句会のためのブログ 管理 高橋句美子・西村友宏

●6月月例ネット句会投句案内●

2018-06-10 15:45:50 | 日記

●6月月例ネット句会投句案内●
①投句:当季雑詠(夏の句)3句
②投句期間:2018年6月4日(月)午後1時~2018年6月10日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。

▼互選・入賞・伝言
①互選期間:6月10日(日)午後6時~午後10時
②入賞発表:6月11日(月)正午
③伝言・お礼等の投稿は、6月11日(月)正午~6月14日(木)午後6時

○句会主宰:高橋正子
○句会管理:高橋信之

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6月月例ネット句会清記

2018-06-10 15:43:52 | 日記

■6月月例ネット句清記
2018年6月10日
14名42句 

01.医科大の古ぶ煉瓦や蔦茂る
02.娶らざる吾子の四十路や浮いて来い
03.うつすらと田圃アートの植田かな
04.朝刊のことりと音す五月晴
05.牧水の名付けし峠緑雨かな
06.ぬか雨の上がりし薔薇の美しく
07.新緑が映る水面の鮮やかさ
08.紫陽花を左右に眺め山門へ
09.折り畳み傘をかばんへ梅雨に入る
10.友と来て列待つ子らのかき氷

11.百合色の互いに光らせあう朝
12.揚羽きて小花に止まる瞬間
13.夏の草寝そべり思う遠い過去
14.暗がりに吹き込む夏風のばす足
15.遠雷に重なり響く泣き声よ
16.幼子の指の彼方に小鳥来る
17.雨を得て白く輝く七変化
18.夏の潮豊かなるかな河内灘
19.水満ちて山と玉苗写す今朝
20.植田村明けゆく月のみずみずし

21.田の植わりはるか石鎚青澄める
22.揚羽飛ぶ自由よ庭の出入りに
23.今日晴れて空の自由を得し揚羽
24.万両の花びらを反らして白し
25.雲厚き空なり栗の花匂う
26.稜線の高さを飛びぬ夏燕
27.果実酒の焼酎を買う梅雨曇
28.茎水漬くほど水あって菖蒲園
29.菖蒲田の遠目の花は明るかり
30.青草に水音立ちて蛍棲む

31.トマト苗葉にも花にも今朝の風
32.脇芽摘む朝のトマトの青匂う
33.オクラの実小さく尖り節もとに
34.水一面のまるい葉にあさざの黄
35.晴れの日は背を伸ばし咲く花菖蒲
36.どくだみの花の白さが山のよう
37.夕暮にやさしく留まるしおからとんぼ
38.燦々と陽に佇んでやまぼうし
39.あめんぼが元気に跳ねる昼の池
40.積み上げし本を抜き取り梅雨最中
41.短夜や夢の妻すぐ消え去りぬ
42.石段を登りて涼し大山寺

※互選を始めてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。選句は<コメント欄>にお書きください。
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