■花冠月例句会■

俳句雑誌「花冠」の月例ネット句会のためのブログ 管理 高橋信之

6月月例ネット句会清記

2018-06-10 15:43:52 | 日記

■6月月例ネット句清記
2018年6月10日
14名42句 

01.医科大の古ぶ煉瓦や蔦茂る
02.娶らざる吾子の四十路や浮いて来い
03.うつすらと田圃アートの植田かな
04.朝刊のことりと音す五月晴
05.牧水の名付けし峠緑雨かな
06.ぬか雨の上がりし薔薇の美しく
07.新緑が映る水面の鮮やかさ
08.紫陽花を左右に眺め山門へ
09.折り畳み傘をかばんへ梅雨に入る
10.友と来て列待つ子らのかき氷

11.百合色の互いに光らせあう朝
12.揚羽きて小花に止まる瞬間
13.夏の草寝そべり思う遠い過去
14.暗がりに吹き込む夏風のばす足
15.遠雷に重なり響く泣き声よ
16.幼子の指の彼方に小鳥来る
17.雨を得て白く輝く七変化
18.夏の潮豊かなるかな河内灘
19.水満ちて山と玉苗写す今朝
20.植田村明けゆく月のみずみずし

21.田の植わりはるか石鎚青澄める
22.揚羽飛ぶ自由よ庭の出入りに
23.今日晴れて空の自由を得し揚羽
24.万両の花びらを反らして白し
25.雲厚き空なり栗の花匂う
26.稜線の高さを飛びぬ夏燕
27.果実酒の焼酎を買う梅雨曇
28.茎水漬くほど水あって菖蒲園
29.菖蒲田の遠目の花は明るかり
30.青草に水音立ちて蛍棲む

31.トマト苗葉にも花にも今朝の風
32.脇芽摘む朝のトマトの青匂う
33.オクラの実小さく尖り節もとに
34.水一面のまるい葉にあさざの黄
35.晴れの日は背を伸ばし咲く花菖蒲
36.どくだみの花の白さが山のよう
37.夕暮にやさしく留まるしおからとんぼ
38.燦々と陽に佇んでやまぼうし
39.あめんぼが元気に跳ねる昼の池
40.積み上げし本を抜き取り梅雨最中
41.短夜や夢の妻すぐ消え去りぬ
42.石段を登りて涼し大山寺

※互選を始めてください。5句選をし、その中の一句にコメントをお書きください。選句は<コメント欄>にお書きください。
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花冠月例ネット句会選句 (桑本栄太郎)
2018-06-10 17:07:43
05 08 19 22 26

08)紫陽花を左右に眺め山門へ
何処の紫陽花の有名な寺であろうか?紫陽花見学に出かけ、先ずお詣りの後と思い、山門に向います。早速左右には色とりどりの紫陽花が迎えて呉れています。
6月度月例ネット句会選句 (小口泰與)
2018-06-10 18:00:53
NO2 10 20 23 29
NO2娶らざる吾子の四十路や浮いて来い
お子様でしょうか。四十路になってもまだ妻を娶らぬお子様の事を心配している親心を浮人形に託した二物衝撃の素晴らしい句ですね。
6月ネット句会投句 (廣田洋一)
2018-06-10 18:38:55
下名、16:48時頃に投句していますが、清記に含まれていません。なぜでしょうか?
花冠月例ネット句会選句 (祝恵子)
2018-06-10 19:42:56
5 13 20 30 38
30.青草に水音立ちて蛍棲む
せせらぎにそっと近づき蛍火を眺めたのはいつの日だったことでしょうか。蛍、懐かしいひびきです。
6月ネット句会選句 (廣田洋一)
2018-06-10 20:17:00
02 04 17 30 31
17.雨を得て白く輝く七変化
雨と紫陽花は陰と陽の様な関係で、雨が降ると紫陽花の色は本当にあでやかになる。白い花も一層輝く。
花冠月例ネット句会選句 (藤田洋子)
2018-06-10 20:18:30
20.22.25.30.34

20.植田村明けゆく月のみずみずし
田が植わる一村と明け方の月の、美しく豊かな情景。夜明けの静けさの中、季節のみずみずしさがいっそう感じとれます。
選句 (髙橋句美子)
2018-06-10 21:26:09
04. 21. 30. 32. 38

04.早朝の晴れた日の静けさが際立つ様子があらわれ
ています。
花冠月例ネット句会選句 (河野啓一)
2018-06-10 21:28:23
02 13 20 23 26 31
31.トマト苗葉にも花にも今朝の風
植え付けたばかりのトマト苗でしょうか。葉も花も朝のそよ風に揺らいでこれからの成長と稔りが期待されます。家庭園芸のささやかな愉しみ。 
選句 (西村友宏)
2018-06-10 21:28:33
07. 10. 13. 17. 35

07. 綺麗な景色が思い浮かびます。
花冠月例ネット句会選句 (高橋秀之)
2018-06-10 21:34:59
12.17.26.34.40

17.雨を得て白く輝く七変化
久しぶりの雨を浴びることができて、正に白く輝く紫陽花は七変化の名にふさわしい瑞々しさが感じられます。

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