絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2020年4月10日(土)イラストじっくりコース・福田利之先生の授業内容

2021-04-14 13:13:37 | イラストじっくり塾
今期の福田利之先生の授業は、本日が最後でした。
最後の授業は段ボールを使ってノートの表紙を作るワークショップをしました。



作業に入る前に、製本される場合にどう印刷されているのか説明していただきました。



この方法を知っていると、自分で作品集なども簡単に作れることが出来ますね。
ポートフォリオ(作品ファイル)もこうして手作りすると個性が出るので、
既製のファイルを使うより、印象は良いのではないでしょうか。

では作業に入りましょう。



この日のために、元町商店街でカラフルな段ボールを集めて準備しました。

果物やお酒の段ボールなど文字や模様を上手く使えそうです。

使いたい段ボールが決まりましたら、好きな大きさにカットします。





段ボールのままでもオシャレだったりもします。
そこからどうアレンジしていくのか、皆さんのセンスが光ってきますよ。

 


ナイキのマークがどう変化するのか楽しみですね。

 

出来上がったら、ハトメを打ちます。


リングを付けたら完成です。
楽しい作品が完成しました!



頂いた段ボールだと、コストはかからないです。
そこからオリジナルの作品を作ってプレゼントしたりするといいですよね。
要らないものを再利用して生活に役立てれたら、生活が豊かになりますね。

コロナ禍でZOOMミーティングが増えて人と会う機会が減っています。
そんな中、人と人とのコミュニケーションでアイデアが生まれることは大事だと感じます。
こうやって授業で皆さんに会えることは刺激になりますし、ZOOMでは味わえない空気感がありますね。
と、福田先生はお話してくださりました。



これから活躍していく皆さんにアドバイスです。
自分のやりたい仕事を見つける!というモチベーションを持ってください。
そのためにどう行動するかを考え、行動してください。
そこから人との繋がりで、やりたい仕事に近づいていきますよ。

福田先生、たくさんのアドバイスをありがとうございました。


*4月・春のわくわくガイダンス

・4月17日(土)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月29日(木祝) ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00

なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
こちらのメールフォーム からお願いします。


よろしくお願いいたします。











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2021年4月10日(土)文章たっぷりコース第11回めの授業内容・高科正信先生

2021-04-13 20:31:40 | 文章たっぷりコース
今日は、最近亡くなった田中邦衛さんと橋田壽賀子さんの話題から始まりました。
お二人とも1960年代以降のテレビドラマ界で活躍された方で、高科先生は当時倉本聰氏の「北の国から」シナリオ集を買うほど気に入っておられたそう。
お二人が亡くなったのは寂しいことだけれど、表現者は肉体がなくなっても映像や書物で生前は知らなかった人に知ってもらえることが素晴らしいとのことでした。

その後はテキストテキスト『書く力』(池上彰・竹内政明/朝日新書)から、
・家具を買い足す感覚で好きな言葉を集める
・「事実の積み重ね」で内面を描く
・「体言止め」でリズムを刻む
・映画的な工夫  のところを見ていきました。



文章を書くとき、いい言葉(しゃれた言い回しでもいい)を一つ入れようとすると
前後の文章もそれにあったものにしなければ釣り合わない。
テーブルクロスや絨毯やカーテン等は同じセンスで選ぶことが望ましく
一つだけかけ離れたものを選ぶと、心地よいものにはならないというのです。

テキストで紹介されている井上靖の散文詩『海辺』を読み
事実の積み重ねによる臨場感、ここぞという時に体言止めを使うことで話を展開させる
カメラワークを感じさせる表現で興味を喚起する技を学びました。
ただ、その技を実際に使おうとすると大変に難しい。
そのためには名文を読んで、どこが優れているか分析する読解力を付けるのが良いでしょう。
高科先生ご自身は、若い頃から人に薦められた本は出来るだけ読むようにして
読み解く力を磨いていったそうです。



例えば先生がまだ若かった頃に、アーシュラ・K・ル=グインの『ゲド戦記』薦められた読んだときは
難しくて読みこなせなかったけれど、何度も読み返していくうちにだんだん面白くなってきたのだそう。
逆にJ・K・ローリングの『ハリー・ポッター』のシリーズは、まるでずっと “あらすじ” を読んでいるようで
あまり面白いと感じなかったそうです。

翻訳物は特に訳者のセンスが問われるといいますが、例えば先生は
シェル・シルヴァスタインの絵本『大きな木』なら、村上春樹よりほんだきいちろうの訳の方が好きだし
J・R・R・トールキンの『ホビット』のシリーズは、数ある中でも瀬田貞二の訳
ジェームズ・サーバーの『たくさんのお月さま』は、今江祥智の訳(絵は宇野亜喜良)が好きなのだそうです。



それから大竹まことの『俺たちはどう生きるか』(集英社)より「春にそなえよ」の箇所を紹介してもらいました。
辛口ボードヴィリアンの作者が、集英社のPR雑誌『青春と読書』に連載していた「平成消しずみクラブ」の文章をまとめたもので
大竹氏の声で再生されるような、リズミカルな文章でした。



前回の課題「さんぽ絵本」について。
生徒さんの作品をいくつか紹介しながら、この課題では散歩の中から見えてくる
ストーリー(スケッチではなく)を描く一種のロードムービーと考えて
視点の移り変わりに注意することが重要だということでした。
そして、先生お薦めの さんぽ絵本 を2つ読み聞かせてくださいました。


吉岡さやかの『ミミコがさんぽにでかけたら』(福音館書店・こどものとも2020年11月号)と



片山健の『のまどくん』(文溪堂)でした。
どちらも突拍子もない展開で、子どもが大喜びしそうな作品でした。
どうしたらこんなアイデアが思いつくのでしょう!

そして、長田弘の『懐かしい時間』(岩波新書)から「絵本を読もう」を見ていきました。
(この本は長田氏がNHKラジオで続けていた「視点・論点」というテレビ番組で語っていたことをまとめたものだそうです)



絵本は年齢によって、経験によって、立場によって、さまざまに読み取ることができるものであり
絵本をもっとも必要としているのは、子どもたち以上に大人たちではないか、というのです。

川本三郎氏も「絵本はここではないどこかへ連れていってくれるもの」と言っているように
絵本は素晴らしいものなのですね。

授業の最後は、柳田國男の『日本の昔話』(新潮文庫)から「猿の尾はなぜ短い」「古屋の漏り」を見ていき
課題の話になりました。



今回は「昔話の再話」です。
今日見ていった「猿の尾はなぜ短い」「古屋の漏り」と、「かちかち山」の3話から1つを選び
自分独自のやり方で、おもしろい話に作り直してください。
元の話は短いので、セリフを入れたり脚色をしたりして、展開が楽しみになるようにしてください。
昔話はすべて聞き書き(伝聞)の手法を取っています。
「むかしむかしあるところに」から始まり、「〜だったとさ」で終わるような形が多いです。
その辺りを踏まえて、エピソードを盛るのは構いませんが、ストーリーは脱線しないように再話してください。
今回は漢字まじりの普通の文章で、長さは自由です。



皆さん理解はできたようですが、実際どんなふうに進めていけばよいか、悩んでおられました。
高科先生いわく「大変だとは思いますが、書いていくということが大事なんです」
・・・・・・・・皆さん、頑張ってくださいね!


*4月・春のわくわくガイダンス

・4月17日(土)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月29日(木祝) ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00

なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
こちらのメールフォーム からお願いします。


よろしくお願いいたします。




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2021年4月4日(日)絵本ゆっくりコース・土井章史先生の授業内容

2021-04-04 19:13:44 | 絵本ゆっくり塾
本日は絵本編集者の土井章史先生の授業です。

はじめに絵本についてのお話から。
ターゲットとの主となる4~6歳は、キャラクターを理解して感情移入する年齢。
それぞれに「ストーリー(おはなし)」の世界に入っていけるようになります。

 

絵本を作るなら、5・6才の頃の自分の気持ちを、自分の中に持っていてほしい。
絵本作家になりたい人は、ハングリー精神はいらない、ただ絵本を楽しむという気持ちが大事です。


それでは、みなさんのダミー本を見ていきましょう。
土井さん自ら、その場でコメントもつけていきながら読んでくださいます。



まずは、人前で見せるラフは見やすく!
文章はひらがなかカタカナの分かち書きが基本です。



・できるだけ見開きで考えて進める。
・子どもは心と体が直結している→頭で考えず体全部で感じて考える。
・子どもの「からだ感覚」にうったえる。わくわくドキドキする「キレ」が大事。
・絵本は絵と文のかけひき。絵で分かるところは文章をけずる。→わかりやすさは面白さにつながる。
・(何でもありになってしまうので)なるべく夢オチや魔法はさける。現実の世界で突き進んが方が面白い。
・重要なことは、絵本のストーリーに体ごと入っていくこと。
・話の展開が早いとイメージしにくい。
・子どもの喜びは結果よりもそれまでの経過が知りたい。
 例えば、トランプの勝ち負けよりも、遊んでる最中が面白い。



ギャグとユーモアの違いや、素材とアイデアからの開放感が大切だということを、教えていただきました。
編集者の視点でみなさんの作品を分析していただき、貴重な時間になりました。

*4月・春のわくわくガイダンス

・4月11日(日)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月17日(土)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月29日(木祝) ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00

なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
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2021年4月3日(土)イラストレベルアップコース・サタケシュンスケ先生の授業内容

2021-04-03 20:53:03 | イラストレベルアップコース
本日のイラストレベルアップクラスは、サタケシュンスケ先生の「イラストレーターにまつわるお金の話について」です。
なかなか聞く機会のない貴重なお話です。



まず、よくある質問が、「報酬額の決め方がわからない!」だそうです。
駆け出しの頃など制作費の決め方を、時給計算してしまいがち。
感覚値として持つのは良いのですが、それはあくまで自分のみの基準で、クライアントには関係ないこと。

制作費の決め方は、「使用目的に応じて」です。
使用媒体や用途、サイズや描き込み量、使用期間や権利の売買の有無など、さまざまな条件をもとに計算します。
使用される媒体が変われば、その使用料も大きく変わります。
そして、媒体ごとの具体的な金額の目安を教えてもらいます。

二次使用料、マルチユース(使用期間や範囲を設けたくない)と言われた場合、著作権・使用権の買取についてなどのお話も。
さらに!具体的なギャランティのお話もしていただきました。



内容はオフレコなのですが、書籍、広告、商品パッケージなど、いろいろなお仕事の相場観が身に付き、
ものすごくためになります。
そして、サタケ先生の多岐にわたるお仕事に驚かされます。



それから、イラストの仕事をされるようになってからの売り上げをグラフで見せていただいたのですが、
5年目からグッと上がっています。
どのような変化で、売り上げが急増したのかを、次回の授業で詳しくお聞きします。
また他では聞くことのできない、さらに突っ込んだ具体的なお金の話も聞くことができました。



請求書や見積り書の具体的な書き方も教わり、イラストレーターとして仕事をしていくことが、とても身近に感じられる内容です。


最後にカットイラストを描くワークショップをしました。




実際にサタケ先生がお仕事をした内容です。
皆さんにもお仕事の依頼が来たと前提して、描いてみましょう。



テキストを読んでカットイラストを描きます。
横長のスペースはちょっと難しそうですね。

 

何を伝えたいかをはっきり分かる様に、一番伝えたい部分を切り取ってレイアウトするといいですね。
見開きのイラストの場合はノドの部分に、人物がこないよう注意しましょう。



今日の授業内容はほとんどがオフレコです。
気になる方は、来期に是非受講してくださいね!



*4月・春のわくわくガイダンス

・4月4日(日)   11:00〜12:00
・4月11日(日)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月17日(土)  ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00
・4月29日(木祝) ①14:00〜16:00 ②17:00〜19:00

なお平日も午後1:00以降ならお好きな時間にガイダンスを行いますので、
参加ご希望の方は来られる日時をお知らせください(ガイダンスの所要時間は1時間30分程度です)。

お問い合わせやガイダンスに参加をご希望の方は TEL078-332-5808または、
こちらのメールフォーム からお願いします。


よろしくお願いいたします。

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