絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2020年4月11日(土)イラストじっくりコース・寺田順三先生の授業内容

2020-04-11 18:03:55 | イラストじっくり塾
本日は寺田順三先生の今期最後の授業です。
参加される生徒さんも少ないので、席の間隔を空けて風通しも良くして始まりました。

課題(展覧会をする設定でDMと作品を三点)を発表していただきました。
本日は参加できない方も、画像を送っていただき、講評をお聞きしました。



イナキ先生の授業で習った型染めの作品
実物が見たかったですが、画像でも型染めの風合いが分かります。
アマビエもありますね。


 

展示のタイトルもDMの案内文もとてもかわいい作品です。
背景と絵をコラージュして制作されています。
なんといっても絵を描くのが楽しいというのが伝わってきます。




こちらの作品は紙やすりの上にアクリル絵の具で描いています。
砂絵の様な風合いですね。
絵の雰囲気が統一されていてストーリー性も感じます。




丸いキャンバスに描かれたシリーズもあります。
絵は海で統一されていますが、絵の表現がバラバラなので、
どんな絵が描きたいのか、どう見せたいのかを考えて描いてみると、もっと良くなりますよ。



どんな絵を描いてどんな展示にしたいのか分からない場合は、描き方を統一してまず50点描いてみる。
そこから何が描きたいのかが見えてくると思います。と 寺田先生はおっしゃっていました。

 

展示をするにはまずテーマを考える。
例えば好きなジャンルから音楽にしようとか。
テーマが決まれば、どんな展示にしたいのか?
ギャラリーのスペースを見て、サイズや点数を決めます。
作品を描くときには、フレームの大きさを決めてから、紙の大きさを決めるといいです。

個展の場合は固まりとして見える方がインパクトもあります。
大きな作品をドーンと見せるのもいいし、小さな作品をシリーズで固めて見せるのもいいですね。
展示方法はセンスの良さで空間が変わります。

皆さんもいつか個展を開いて、自分の作品(空間)を発表してくださいね。



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