野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

今日もきのこです。

2005-09-20 20:05:45 | きのこ
  

    キイボカサタケ Entoloma murraii (Berk.& Curt.) Sacc

    表情のあるきのこでしょう。
    キイボカサタケ、シロイボカサタケ、アカイボカサタケと3色あります。

  

    コガネヤマドリ Boletus auripes Peck

  

    タマゴタケ Amanita hemibapha (Berk.& Br.) Sacc

    
    

きのこ3種

2005-09-19 20:30:26 | きのこ
  

    ヒメベニテングタケ Amanita rubrovolvata Imai

    ヒメベニちゃんが生えているところは腐葉土の上。
    苔でせっせと腐葉土を隠しちゃった。
    だけど遣りすぎちゃったなぁ。(~_~;)
    ただ綺麗なだけでちっとも魅力が無いよ。
    折角綺麗なヒメベニちゃんなのに・・・ごめん!

  

    キララタケ Coprinus micaceus (Bull.:Fr.) Fr

    キララファミリーは9人家族。
    7人兄弟なんだよ! 生まれたばかりの赤ちゃんが見えるかな?

  

    ズキンタケ Leotia lubrica (Scop.:Fr.) Pers.:Fr.f.lubrica

        
         
    

八幡湿原の花

2005-09-18 21:53:01 | 野の花
    八幡高原に魅せられて今日も日帰りで行ってきました。
    朝5時出発。帰宅したのは19時30分。
    忙中に遊びとはいえ丸一日はちょっとキツイコースでした。
    暇になったら泊まりでゆっくり周りた~い!

  

    アケボノシュスラン ラン科

    ブナの林床に見落としてしまいそうなほど小さな花を咲かせていました。
    地味な花ですがこうしてアップで撮るとチュウリップを横にした様な可憐
    花です。

  

    アケボノソウ リンドウ科センプリ属

    花びらに付いている二つの緑の丸い点は蜜線だそうです。
    花びらに蜜線が付いているなんて珍しいですね。

  

    シラヒゲソウ ユキノシタ科ウメバチソウ属

    秋吉台ではウメバチソウが咲き始めたという情報が入っています。
    シラヒゲソウも同じ仲間なんですね。
    夏場は秋吉台歩きは敬遠していましたが、そろそろ時間を作って
    歩かなくては。
    ウメバチソウやムラサキセンプリが待っています。(^^♪

きのこの姿が

2005-09-17 18:44:57 | きのこ
    今年はきのこや野の花の発生が例年と異なりやや振り回された感がありま
    すが、僅かづつ例年に近づきつつあるのでしょうか、彼岸花がいつものよ
    うに咲き始めています。

    きのこの姿は少ないものの先週よりは多く発生していました。
    ソライロタケも10数本観察。

  

    アカキツネガサ Leucoagaricus rubrotinctus (peck) Sing

  

    ヤマドリタケモドキ Boletus reticulatus Schaeff

    フランスで最高級とされているセップ(ヤマドリタケ)に近い種で
    とても美味しいきのこです。
    写真ほどの大きさが丁度食べごろです。(^^♪

    手の込んだものより簡単にニンニクとオリーブオイルで炒め、塩、胡椒
    したものの方が好き。但し、塩と胡椒は吟味したものを使います。
    私的味ランクではトップクラスに入ります。

金平糖

2005-09-16 20:04:15 | 野の花
  

    ミゾソバ タデ科タデ属

    コンペイトウの花と呼んでいた花がミゾソバと云う名だと知って少し
    がっかりした事があります。
    
    子供の頃、七色の金平糖を透明の壜に入れ食べずに眺めていた事を想
    出しました。
    パステルカラーのなんともいえない色合いがお気に入りでした。
    形も不思議ですよね。
    砂糖から形作っていく工程は大変手間のかかる仕事で職人芸の成せる
    技と感動した記憶があります。
    たかが金平糖とは云えない技です。

  

    ノコンギク キク科

    ノバラの仲間とノギクの仲間は大好きな花。
    これからの野山歩きのお土産にノギクを数本持ち帰り小さな籠に活け
    て楽しみます。ほんの小さな幸せです。(^^♪

渓流の側で

2005-09-15 19:44:58 | 昆虫
  

    雨上がりの晴れ間にモーニングタイム中のオオチャバネセセリ。
    サイヨウシャジンの蜜、美味しいでしょう。
    ゆっくり召し上がれ!

    9月14日の”きのこ3種”でコメントを下さっている花虫とおるさん
    からオオチャバネセセリと教えていただきました。
    3枚目のアオイトトンボも同じく花虫さんのご教示です。
    有難うございました。


  

    いつも薄暗い林の中を飛んでいるクロヒカゲ。
    今日は雨上がりでご機嫌。明るいところでポーズをとってくれました。

  

    宝石のような目をしたイトトンボ。
    アオイトトンボだそうです。    
    目だけUPで撮りたいほど綺麗です!

きのこ3種

2005-09-14 17:46:13 | きのこ
          

          マントカラカサタケ Macrolepiota sp (9月10日)
         
          林道で蝶を追っていたら前方に巨大きのこ!
          更にウッドチップの積んであるところにも数本発生。
          一番大きなものは傘の径25cm、柄の長さ40数cm、
          傘の重みで斜めに傾いていました。

          写真のものは傘の径13cm、柄の長さ30cmです。


  

    テングタケ属 Amanita sp (9月11日)


  

    コガネキヌカラカサタケ Leucocoprinus birnbaumii(Corda)Sing.

    昨年、新道の法面に大発生していたコガネキヌカラカサタケは今年も
    発生していました。時期が少し遅かったのか殆ど枯葉状態。

    一昨日、出先から帰り車を降りた目の前にコガネキヌカラカサタケの
    幼菌が目に入った。写真を撮り、明日また開きかけの美しい姿を
    撮ろうと楽しみに。ところが翌日(約24時間後)にはすっかり萎れ
    倒れていました。(-_-;)
    

美男かずら

2005-09-13 18:28:10 | 野の花
  

    サネカズラ(雄花) マツブサ科

    別名、美男かずらは樹皮をすり潰した粘液質のものを整髪料として
    使っていた事に由来しているとか。

    赤く熟した実は果実酒に。滋養強壮に効果があるそうです。
    蔓は柔らかく編みやすいので籠作りに適しています。

           

           熟した実です。一粒の大きさが5mmほど。

おてんぽ

2005-09-12 20:40:39 | つなぎゆく命
  

    ユリ科シオデ属

    春先に小さな花を咲かせていたサルトリイバラもこんなに大きな実に
    なりました。色づくのも間近ですね。
    赤く色づいた実はクリスマスのリース作りに欠かせません。
    ツルウメモドキの実と共にドライフラワーの材料に最適です。(^^♪

    子供の頃、5月の節句に母が作ってくれた柏餅はサルトリイバラの葉
    で包んだものでした。
    今でも和菓子屋さんではこの葉を使っています。

    こちらではサルトリイバラをオテンポと呼んでいますよ。

    

    4月13日に撮ったサルトリイバラの花です。







今日の蝶

2005-09-11 19:40:42 | 昆虫
    仕事疲れは野山歩きで解消です。(^^)
    久し振りに山田緑地へ。
    前回歩き残したコースを歩くつもりでしたがそのコースはスズメバチが子
    育て中で危険な為、通行止めになっていました。
    きのこが期待できそうな環境だったんですが又の機会にしましょう。
    という事で前回と同じコースを回りました。
    きのこの姿は少なく昆虫ばかりが目に付きます。

  

    ヒメウラナミジャノメ

    流れの側の草むらにはヒメウラナミジャノメが沢山飛び交っていました。
    入園するときにカメラと三脚を手にした私を見て受付の方が山田緑地写真
    コンテストのパンフレットを下さった。
    縁が無いと思いつながらもひょっとして良い写真が撮れたらと下心を持っ
    たばかりに肩に力が入ってしまい良い写真は撮れなかった。
    何事も無心が一番!ですね。(^^ゞ

  

    ダイミョウセセリ

    良く葉っぱなどに止まるので比較的撮りやすい蝶です。


  

    モンキアゲハ

    今日一番多く見た蝶です。
    吸水してる時が撮るチャンスですが常に羽を動かしているのでシャッター
    を押すタイミングがつかめません。(~_~;)