野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

あたりまえ

2006-02-28 15:45:24 | 想う事
  

癌で逝った医師、井村和清さんの著書「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」から

                   
        あたりまえ
        こんなすばらしいことを、みんななぜよろこばないのでしょう
        あたりまえであることを
        お父さんがいる
        お母さんがいる
        手が二本あって、足が二本ある
        行きたいところへ自分で歩いてゆける
        手をのばせばなんでもとれる
        音がきこえ声がでる
        こんなしあわせはあるでしょうか
        しかし、だれもそれをよろこばない
        あたりまえだ、と笑ってすます
        食事がたべられる
        夜になるとちゃんと眠れ、そして又朝がくる
        空気をむねいっぱいすえる
        笑える、泣ける、叫ぶこともできる
        走りまわれる
        みんなあたりまえのこと
        こんなすばらしいことを、みんな決してよろこばない
        そのありがたさを知っているのは、それを失くした人たちだけ
        なぜでしょう
        あたりまえ


見えること、聞える事、話せる事、動ける事、食事が出来る事、空気が自由に吸えること・・・私達は当り前だと思っています。

たった3日間、歩行困難になって感じました。
自由に歩ける事はとても有り難い事だと。

ダイサギ

2006-02-27 16:21:47 | 
  
  ダイサギ

ダイサギ君は足が細いけど骨折する事は無いの?
一昨日海華はねぇ、山歩きで膝を捻挫したんだ。(-_-;)
無精をして三脚にカメラを装着したまま小脇に抱えて下山したのがいけなかったんだね。
足を滑らした途端カメラを庇おうとして不自然な体勢で転んじゃった。
カメラは無事だったけれど膝に激痛・・・
カメラより自分の体のほうが大事なのにね。困ったもんだ。

野山で観察をなさる方は足元を充分に注意して下さいね。


ダイサギ君、君はほんとうにダイサギでいいの?
アオサギ君よりやや大きい
口角が眼の後方を越して伸びている
足の色などで
ダイサギ君と思ったんだけど・・・。

ヤブコウジ

2006-02-25 19:57:22 | つなぎゆく命
  
  ヤブコウジの実

寒さも和らぎ午前中は穏やかな晴れ。
少し遠出をして森の中を3時間散策しましたがカメラの出番はあまりありません。
鳥達は尾根の上の方で囀っている。
はるか下の湖には水鳥達が戯れているが遠すぎる。(ーー;)
湖に浮かんでいる小さな島ではカワウ達が低音でコーラスの練習中。♪
撮れない腹いせに「音が外れているぞ~!」と叫んでも知らん顔。

で・・・ヤブコウジの赤い実が残っていたのでささやかに一枚。(*^_^*)

             
             ヤブコウジの花

             陽春の頃、こんな花を咲かせます。

コガモの家族

2006-02-24 18:03:10 | 
  
  ダンディーな雄

田んぼの中を流れている用水路のいつものところに今日もいました。♪
買い物帰りにわざわざ遠回りして寄るところです。

時間的に日差しの難しいところ、出来るだけ順光になるように動こうとすると飛び立ってしまいます。

「お願い、ちょっとだけモデルを務めて!」
「ちょっとだけだよ!」
「オッケー、ありがとう!」

  

              ややおデブちゃんの雌。

           

           家族(?)のシルエットです。



江汐公園

2006-02-23 18:11:12 | 風景
  
  オナガガモ

買い物(仕入れ)帰りにちょっとエスケープして江汐公園へ。
天気の良い日の公園はウオーキングの人が多いので鳥を撮るには適していませんが鳥の種類は多いようです。
入り組んだ江汐湖を中心に周りを自然林が取り巻いているからでしょうか。
時間があったらもっと撮れる様な気がしました。

  
  キクイタダキ

ミソサザイほどの小さな鳥がツツジの植え込みの中をすばしっこく飛び回っている。
お願~い、表に出てきて~!と祈ったらほんの少し姿を現しました。
とても小さな鳥です。

  
  シメ

もう少し近づきたい!
でもこれ以上近づいたら逃げてしまう。
と鳥と駆け引きしながらそっと近づきます。
警戒の表情をしたらもう駄目!
警戒の表情をしてるでしょう。

地面にはアザミが芽吹き始めました。♪



ナナホシテントウ

2006-02-22 17:45:09 | 昆虫
  

日向ぼっこの邪魔するのは誰だい?
漸くお日さまの下に出てきたというのにさぁ。
バシャバシャと脅かさないでよ。
久し振りのお日さまなんだから。

ごめんなさ~い。

  

やっぱ、お日さまは良いなぁ!
僕はここでお昼寝だ。
風さんもそっとしておいてね。
あとで遊んであげるから。

小さな花も

2006-02-21 19:11:38 | 野の花
  
  オオイヌノフグリ

小さな花もお日さまを待ちかねたように一斉に微笑んでいます。♪
花びらの先をほんのり紅に染めて、
春が来たぁ~!って。

  

青色の花は少ないから拡大すると綺麗でしょう!
青の濃淡と青いすじが粋ですね。
オシャレな花です。(^^♪

  

一生懸命咲いています。♪
私も綺麗?って。
うん、とても綺麗よ!

汽水地域は

2006-02-20 19:33:32 | 
山陽小野田市の史跡に浜五挺唐樋(はまごちょうからひ)という排水用樋門があります。
寛文8年(1688年)に作られたという水門は木で出来ており潮の干満で自然に開閉出来る様になっています。
有帆川の河口近くの汽水地域に有るため水鳥達のかっこうの餌場になっています。
特に石組みで出来ている堤防は岸からやや離れている為、鳥達の憩いの場のようです。
石組みの上にアオサギ君たち老若男女(?)が、等間隔で並んでいる姿は絵になりますが撮る事は出来ません。 豆粒のように小さくなってしまう。

           

           横一列に五羽並んでいましたよ。♪

  

  こちらは有帆川のやや上流で。

  
  クサシギ

秋吉台の山焼き

2006-02-19 18:57:38 | 風景
  

夜の幻想的な山焼き(野火の祭典)は毎年見ていますが昼の山焼きを見るのは初めてです。
見学をする方も夜に比べると格段に大人数で驚きました。
上空には取材ヘリが4機飛んでいます。
いいなぁ!空から見ると壮大だろうなぁ。

始めは枯れ草が湿っている為か、なかなか火は広がっていきません。
そのうち水分が飛び温度が風を起こしたのか見る見る燃え広がっていきました。

火が広大な台地に燃え広がっていく様子はパチパチという音と共に気持ちを高揚させるものがあります。

  

これから若草色に染まる5月まで秋吉台歩きは着古した服と履き古した靴でないと大変な事になります。
燃え残った草木の茎が細いサインペン代わりになり胸から下は黒い字で草木のサインが貰えます。♪ 


試し撮り

2006-02-18 18:56:42 | 
漸く天気になったものの温度は低く小さな沼は凍っていました。
例年は沼が凍ることはあまり無いのに今年はもう数度凍っています。
風は無く体感温度はそれほど低く感じられ無いので400mmレンズの試し撮りをしてみました。

  
  ミサゴ

トビだと思って撮り、帰ってパソコンで拡大するとミサゴのようです。
肉眼では確認出来なかったけれど何か掴んでいる!
口を大きく開けた魚だ!!
君はグルメだねぇ!

  
  ムクドリ

そんな所に止まると怪しまれちゃうよ~。
もっと良い所に止まって~!

  
  ユリカモメ 

このポイントはいつも鴨の仲間やユリカモメが憩っています。♪
300mmでは撮れない距離で残念ながら400mmでもぎりぎりです。