野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

野の恵み

2007-02-28 19:03:41 | 山菜

シャク

今年は暖冬の影響で発生が早く、もうこんなに成長しています。
蕗の薹と共に、いち早く香りと共に春を運んでくる山菜です。



定番のシャクご飯と胡麻和え、手が込まないほうがシャクの香りを楽しめますよ。♪
シャクはセリの仲間ですから、香りと歯ざわりを楽しみたいので茹で過ぎは禁物です。

久し振りにきのこ

2007-02-27 21:46:34 | きのこ

フユノコガサ

小さなきのこですから、きのこ目になって探さないと見つけられないかもしれません。傘の横幅が7mmほどです。苔の中で絵になるでしょう。
雨上がりの苔の中を、ちょっときのこ目になって探してみては如何でしょう。♪


キクラゲ

キクラゲの赤ちゃんです。
スーパーなどで、キクラゲの名前で売られているのは殆どアラゲキクラゲで本当のキクラゲではありません。こちらが正真正銘のキクラゲですよ。

早春に咲く木の花

2007-02-26 19:11:02 | 野の花

ミツマタ ジンチョウゲ科

小学2年生の時、校庭の隅に咲いていたミツマタ。
大好きだった女の先生が「枝がどこも三つに分かれているからミツマタって云うのよ。」という言葉が、今も思い出されます。
紙の原料になると聞いた時は不思議でなりませんでした。


マンサク マンサク科
この花も不思議な形をしてますよね。


シキミ モクレン科

側を通ると良い香りがただよってきます。
図鑑には、葉を切ると抹香の匂いがすると書かれています。
実は有毒ですよ。


アオモジ クスノキ科


オオバヤシャブシ カバノキ科


ヒメウズ

2007-02-25 18:46:29 | 野の花

ヒメウズ

オダマキの仲間のヒメウズも、キュウリグサに負けず劣らず小さな花です。
キュウリグサよりやや大きいですが、下向きに咲くので興味の無い人には足元に咲いていても気が付かないでしょう。



蕾の時は、ほんのり桜色をしていますよ。♪


キュウリグサ

2007-02-24 16:39:36 | 野の花

キュウリグサ

花の径3mmほどの小さな花を咲かす、ワスレナグサと同じムラサキ科の植物です。
デジカメが普及して、マクロで撮れるようになって市民権を得た花かもしれませんね。



私も見て!って言ってるようでしょう。♪

桜の花が咲く頃から咲き始める花ですが今年は早いですね。

今日のスミレ

2007-02-23 20:27:33 | 野の花

ノジスミレ

水不足だった当地も、この一週間の降水で江汐湖の水位は満杯になっていました。
日が上がるにつれ気温も上がり4月上旬の暖かさ。
スミレ達も思わぬ暖かさに満面の笑みで迎えてくれました。♪


ナガバノタチツボスミレ


スミレ

えっ? 今、何月って思わず言ってしまいそうな光景ですね。


春を告げる花

2007-02-21 19:51:36 | 野の花

セリバオウレン

「セリバオウレンが見頃ですよ。」という電話をいただき、K町まで行ってきました。神社の裏山の林床に点々と可憐な花を咲かせています。


セツブンソウ

神社の応接室でコーヒーをご馳走になり、色々なお話を伺いながら、ふと庭の隅を見ると、セツブンソウが!
良く見ると、ユキワリイチゲやミスミソウも咲いています。

これらの花が群生している所(中国山地)に道が出来る為、どうせ無くなってしまうならばと知人の方が持って来られたのだそうです。


ユキワリイチゲ

中国山地の西の端に位置する為、これらの花にとって適した地なのでしょう。自然に近い状態にしてある庭のあちこちに花を咲かせていました。♪


ミスミソウ(雪割草)

雪割草とミスミソウが同一の花だと知ったのは、ごく最近です。

残照

2007-02-20 16:07:32 | 風景

所用の帰りに機内から

羽田空港を飛び立って暫らくすると雲ばかりの中に、ピンクを帯びた黒い帯状のものが見えてきました。
良く見ると残照を受けた富士山でした。♪
慌ててカメラを取り出し最大(12倍)に拡大して撮りました。
肉眼ではとても小さく見えます。



雲を抜けると残照と空の青が織り成す色が見事!!
肉眼で見た光景(色)を、コンパクトデジカメで再現するのは難しいですね。

ハコベ

2007-02-16 20:36:06 | 野の花


離れた位置からでは、とても目に付かないハコベも、近くに寄り背を低くして目線を合わせるとメシベの色やオシベの形などが良く見えてきます。
すると一層愛おしさが増しますね。
人に対しても同じですよね。近づく事で親しさが増し、お互いに思い遣れる。
国同士も同じです。交流する事で理解しあえる。
お互いの利を、お互い少し引っ込めれば戦争は起きない。

春一番の翌日

2007-02-15 20:01:24 | 野の花

アセビ

昨日は、例年よりかなり早い春一番が吹き荒れ、恵みの雨をもたらしてくれました。
午前中は、まだ強い風が残っていて、アセビの写真を撮るのも至難の技です。



冬のきのこは小さなものが多いので小さなきのこ目で歩いていたら、登山道の真ん中に小さなスミレを見つけました。
何スミレか分りません。
スミレのシーズンに、多少名前を憶えていても、一年経つとすっかり忘れています。