野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

ルリハコベ

2008-04-29 19:18:17 | 野の花


今年は、桜をはじめ春の花が10日遅れくらいで咲いています。昨年、4月初旬に咲いていたルリハコベも今漸く咲き始めました。



オオイヌノフグリとほぼ同じ大きさですが、色が濃く、オオイヌノフグリほど目立ちません。



昨年に比べると咲いている花が少なく、群生しているのは2箇所ほどでした。
心細いかぎりですが消滅しない事を祈りたいですね。

小さな白い花

2008-04-26 20:38:17 | 野の花

ミミナグサ

帰化植物のオランダミミナグサに押され、見る機会が少なくなりました。
ですから見つけると嬉しくなります。


ウシハコベ

ウシハコベの名前に違和感を感じさせるほど小さく清楚な花です。


ノミノフスマ

どの花も1cmに満たないけれど、写真に撮ると存在感がありますね。

ヤマルリソウ

2008-04-14 20:37:29 | 野の花


ムラサキ科の花は小さな花が多く、何故か心惹かれます。
田んぼの縁などで咲いている、キュウリグサ、ハナイバナ、ミズタビラコ、これから咲き始めるホタルカズラ、ムラサキ、ルリソウ・・・みなムラサキ科の小さな花達です。





山口県側では見られないのに、県境の峠を越えて島根県に入ると崖側の斜面にひっそりと咲いています。普通に車を走らせているととても目につきませんので徐行しながら、しっかり小さな花の目になって探します。
逢えたらとても嬉しい。

ミツバチ

2008-04-12 20:10:43 | 昆虫


仕事(買出し)の合間に、ちょこっとエスケープして野山へ・・・。
仕事に没頭している間に野山では春が爆発していました。




小さな生き物達の健気な姿を見ると仕事の疲れなどは何処へやら。

ミツバチ君は、せっせとレンゲ蜂蜜作りに懸命です。



まだ、花粉団子は背負って無いね。午後には大きな花粉団子を背負っているかな。

竜王山公園

2008-04-11 20:50:20 | 想う事


霧の中に浮かぶ桜並木、花びらの絨毯が敷かれた車道・・・幻想的な光景に息を呑んだのはいつの事だったのか・・・。
もう一度あの光景に出会いたい・・・満開時の天気と時間のタイミングが合わないと、あのような光景にはなかなか出会えないものです。



昨日の荒れ模様がうそのように晴れ上がり、春霞の中に九州の山々がうっすらと浮かんでいます。



この竜王山公園は、自然の植生を無視した桜一万本運動で桜が密植され、その被害が病気という形で桜の木に出ているようです。



斜面も桜の木で埋め尽くされて、山菜の季節の楽しみだった谷間は、オートキャンプ場に変身。



標高130mの小さな山に、城を据えたスペイン村を作るという馬鹿な計画が持ち上がりました。勿論、反対運動が起こり幸いにも計画は中止、胸を撫で下ろした記憶があります。

丁度、霧の中に浮かぶ桜並木を見た頃でした。

家から車で10分の所にある竜王山公園・・・これ以上自然を壊さないで欲しい、ささやかな願いです。

今日もまた

2008-04-06 20:35:40 | 昆虫

ルリシジミ

きょうはベニヤマタケ観察会、昨日に続き秋吉台を歩きました。
雨の予報でしたが、予報に反して天気は上々、気温も上がり台上を歩いていると汗ばむほどでした。
蝶たちも元気に飛び回っています。♪


今日の秋吉台

2008-04-05 19:24:17 | 野の花

センボンヤリ

また来週から10日間あまり、気が遠くなるような忙しさが待っています。
僅かな期間しか咲かない花を撮り損ねると1年待たなければなりませんので無理をして秋吉台に行ってきました。

         

目的はオキナグサとセンボンヤリ。
センボンヤリは1cm~1.5cmほどの小さな花、台上では今の時期あちこちで見られます。
但し、小さな花の目にならなければ目に入りません。枯れたネザサの葉に紛れて見つけ難いからです。

          
          オキナグサ

昨年は、この場所で7,8本確認出来たのに今年はこの一本だけでした。
自然によるものなのか、あるいは人為的なものなのかと考えてしまいました。


ゼンマイ

ゼンマイが可愛い頭を出していました。


美しい日本語

2008-04-04 18:57:44 | 想う事


今、演歌界で旋風を巻き起こしているアメリカ人のジェロさん、ヒットメーカーの秋元康と宇崎竜童のコンビで作られた”海雪”を素晴らしい歌唱力で歌い上げています。



もう1つ、彼の素晴らしいところは美しい日本語を話す事。
アメリカ人の彼が話すと新鮮に感じられ安らぎさえおぼえます。
日本人のおばぁちゃんに愛されたという彼は、昔の日本人の奥床しさを言葉の中に秘めています。
美しい言葉は、言霊という言葉があるように人の心を捉えるのですね。

桜はまだ

2008-04-01 20:24:19 | 野の花

江汐公園の桜(今日の様子))

日本海側(山口県)の桜は2日前は3分咲きでしたが、暖かい筈の瀬戸内海側西部地方はまだ開花していません。
ご覧の通り。
とりわけ寒い冬だったとは思わなかったけれど暖かい日が無かったような気がします。要するに三寒四温が無かった・・・?。


ヒサカキ

東京では桜は散り始めていると報じています。日本列島は気候の撹乱が起きてるのでしょうか。


ミツバツツジ

蕾とは認識出来ないほど硬い蕾の中で一輪だけ春を告げていました。


タチツボスミレ

スミレ達も顔を出していますが、まだ本格的では無い春に戸惑っています。


トサミズキ