野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

小さな蔓籠

2007-11-27 19:40:02 | 自然の素材で


テーブル用の小さな蔓籠を編みました。
柄までの長さが20数cm。
お気に入りのものが出来ました。
野の花を一輪だけ活けても絵になります。

カラスウリとスズメウリ

2007-11-24 18:05:30 | つなぎゆく命
          
          カラスウリ

テーブルフラワー用の小さな籠やリースを編もうと蔓採取に出かけました。
蔓籠作りの楽しみは蔓採取から始まります。
蔓の太さや材質で籠の大きさや形を頭に描き、採取したその場で下処理をして輪に丸めておきます。
飾り用に採取したカラスウリは、リースに華やかさを添えてくれるはず。

                   ↓ こちらはスズメウリ



スズメの名が付いている通り、カラスウリの10分の1の大きさです。

山道

2007-11-21 17:54:16 | つなぎゆく命

フユイチゴ

きのこ観察の帰り道、以前から気になっていた道へ降りてみる事にしました。
小さな渓流沿いの細い道。フユイチゴの赤い実が目につきます。
季節の移り変わりを感じながら、1つつまんで口の中へ。甘酸っぱい香りが広がります。


ヤブコウジ

アララ、不思議!
花と実が一緒についている。
温度の変化に植物も戸惑っているのね。

         
         コブシ

渓流沿いの道を楽しんでいると小さな集落に出ました。
更に進むと又山道に。行っても行っても山道。少々心細くなってきました。
一体私は何処を走っているのかしら?と頭の中に地図を描きますが、くねくねと曲がったので分からなくなってしまいました。その上太陽は真上。お昼過ぎには帰るつもりだったのに。
漸く、開けたところに出て農作業をしている女の人に出会いました。
「この道は何処に出ますか?」とお聞きすると「何処に行ってんかね?」「小野田です。」「そりゃぁ、反対じゃぁね。」平行して走っているつもりが反対方向に走っていたんですね。しばらく走って見慣れた国道に出る事が出来ました。やれやれ



つる性の植物

2007-11-16 18:16:47 | つなぎゆく命

タンキリマメ

タンキリマメ、トキリマメ・・・どちらかな?
と思ったら、葉で見分けましょう。
厚みのある方はタンキリマメ、薄くて細長い方はトキリマメ。
赤い実は個性があるので、見つけるとついついカメラを向けてしまいます。


エビヅル

ブドウにそっくりで食べられますが、名前はエビヅル。
次の写真はブドウに似てませんが、ノブドウの名が付いています。
どちらの実を見ても、名前に頭を傾げます。


ノブドウ

食べられない上に、ブドウに似てなくてノブドウの名前がついています。
きっと、こちらの方が先に和名が付いたのでしょうね。
この実を見ると自然の色の美しさを感じますね。


ハスノハカズラ

辛うじて付いていた葉からハスノハカズラの実と判りました。
葉は何度か見た事がありますが実は初めてでした。


アオツヅラフジ

この実を見ると、蔓を採取して籠を編もうと思うのですが・・・。

角島のダルマギク

2007-11-15 18:43:47 | 野の花

ダルマギクとホソバワダン

小春日和が続いています。
そうだ、海岸線ドライブ!・・・思い立ったら即実行。
簡単なお弁当を作って一路海岸線を目指します。




ホソバワダン



沖を行く船、釣り人・・・のどかな時間が流れています。



子牛君が柵から脱走。
行く手を塞いでいます。立ち去るのをじっと待ちますが、ややパニック状態で右往左往。大きな生き物(私の車)がやって来た思ったのでしょうね。
”お願い、ちょっと道を空けてくれないかなぁ。”とテレパシーを送るけど通じない。向かってくる素振りも見せます。そこへ柵の中の親牛と見られる牛が興奮状態で突進して来ました。”わぁ、どうしよう!” でも親牛は柵を越える事が出来ません。”あぁ、良かった!” そのうち子牛は遠ざかって行き、親牛も安心したのか、お尻を見せて去って行きました。(右側、柵のところに親牛のお尻が写っています。)

ポケットの中へ

2007-11-14 18:08:57 | 野の花


すぐ側で年配の男性が椎の実を拾っていらっしゃいました。
小さいなぁと言いながら、拾ってはポケットの中へ。
子供の頃の事を思い出しながら拾っていらっしゃったのでしょうか。
私も、ほんの少し拾ってポケットの中へ・・・。



「何を撮っていらっしゃいますか?」と年配のご夫婦から話しかけられました。
「キッコウハグマです。葉が亀の甲に似てるでしょう。」と言うと「わぁ!」と仰りながら、とても興味を示されました。嬉しい瞬間です。

秋の名残り

2007-11-13 18:44:58 | 野の花

アカタテハ

* ひろしさんのコメントで、アカタテハだと教えていただきました。
  ありがとうございました。

あなたも良く頑張ったね。
薊の優しさに感謝して、アザミもあなたの優しさに感謝してるよ。
お日様も応援してるから。

          
          ツルリンドウ

        ほとんど赤い実のなってるのに、一輪だけ咲いていたよ。



石灰岩に這う蔦もこんなに色づいて、紅葉とどちらが赤いかな?

季節はいつの間にか

2007-11-06 18:54:21 | 野の花

キツリフネソウ

秋の風情を楽しむ間も無く、季節は早足で通り過ぎようとしています。
谷間の片隅では、咲き遅れたキツリフネソウがポツンと咲いていました。


センプリ

センプリの花を撮ろうとしたら、何やら気配がします。
振り向くとお猿さんの親子が。
カメラを向けたら、警戒音を発しながら林の中へ逃げ込んで行きました。すると、あちこちの木々の枝からも、お猿さんの逃げる姿が。かなりの数の集団のようです。


マルバルコウソウ

10月も暑い日が続いたせいでしょうか、まだマルバルコウソウが咲いていました。