野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

久しぶりに

2010-01-27 19:15:56 | つなぎゆく命

ヤブコウジ

ミニミニりんごのようなヤブコウジの実、以外に写真に撮るのは難しいのです。
でも、このミニミニりんごちゃん、松の切り株の苔上生えていました。地上から30cm・・・這いつくばらなくてすみました♪


アジサイの葉痕

冬はフェースウオッチングの季節・・・アジサイの垣根にもこんな可愛い子ちゃんがいますよ。「イエーイ!!」って言ってるかどうか・・・。

小春日和

2009-12-02 18:45:38 | つなぎゆく命

ムラサキシキブ

今日は朝から爽やかに晴れて、久しぶりに正真正銘の小春日和。
リュックを背負い、手には三脚、首からカメラ・・・いつものスタイルで秋吉家族旅行村を歩きました。2時間あまりの散策です。


トキリマメ

トキリマメとタンキリマメの違い・・・如何だったかしら?・・・思い出せません。葉を一枚そ~っとポケットに忍ばせて・・・。
メモには、葉の基部の方に広い部分があるのがトキリマメと記入してありました。


ヤブコウジ


ツルリンドウ

トキリマメの鞘の赤、ヤブコウジの赤、ツルリンドウの赤、自然の色って素晴らしい!!
晩秋の匂いを残した初冬の風情もまた素晴らしい!!
こんな小さな事に感動しながら・・・今日も満足!!



ツルリンドウ

まだ、咲いていました! 地に這うようにして・・・そっと側の小枝に掛けて・・・パチリ。


秋の終わり

2009-11-12 19:10:12 | つなぎゆく命

椎の実

ちょっと休むつもりだったのに気がついたら4ヶ月のお昼寝。
陽春から一気に晩秋・・・野はすっかり冬支度に向かっています。
山道は落ち葉がふかふか・・・時折頭上から椎の実がぽたぽたと落ちてきます。

           
           ヤマイモの葉

ムカゴをすっかり落としたヤマイモの葉・・・秋の深まりを感じさせます。


秋の気配

2008-08-27 18:49:51 | つなぎゆく命

ヤマグリ

お盆前の猛暑は何処へやら・・・お盆を過ぎた頃からめっきり涼しくなり、例年に無い低温だとか。野では、早くも秋の気配が感じられます。



ナツハゼ

いつの間にか、ナツハゼが色づいています。
昨年漬けたナツハゼ酒、そろそろ飲まなくてはね。


ヤマボウシ

足元には、ヤマボウシの赤い実が沢山落ちていました。


オオバガマズミ


新たな命

2008-03-03 21:04:25 | つなぎゆく命


ひらひらと白いものが目の前を飛んでいきます。
一瞬、テイカカズラの種子かなと思いましたが手に取ってよく見ると、テイカカズラにしては種の部分が平べったいような気がしました。変異の範囲なのか、それとも別の種なのか、詮索は後にして苔の上に置いて写真を撮り、そっと吹いて飛ばしました。風に乗ってどんどん飛んでいき椿の林の中へ。



来年は椿の近くに定着して新たな命をはぐくむのでしょうか。


暖かいいち日

2008-01-05 19:38:35 | つなぎゆく命

ロウヤガキ

今日も暖かいいち日。
暖かい冬は歓迎ですが、地球温暖化による被害の事を思うと一概に喜んでばかりはいられません。昨日、古館伊知郎さんの司会で放送されていたテレビ番組で、世界の各地で、国の利害が絡み破壊された無残な自然の姿が映し出されていました。地球が思いのほか破壊されていると云う事実に戦慄し、個人で何か出来ないか思われた方は多いのではないでしょうか。


コクチナシ

コンビニ弁当の賞味時間切れで廃棄される膨大な食物、農作物の豊作の為に廃棄される野菜、毎日の膨大な折り込み広告等。今の消費社会は、絡み合って解けなくなった糸なのか、がっちりと組み合ったパズルの1つのパーツを外せば崩れてしまう事を恐れて解決の道が見出せないのか、納得がいかない事は多いですね。
でも何かしなくては。


竜王山公園

2007-12-27 18:46:20 | つなぎゆく命
午前中の僅かな時間を利用して、近くの竜王山を歩いてみました。
草餅用のヨモギを摘むのも1つの目的。今年は12月に入っても比較的暖かい日が続いている為、ヨモギは青々とした柔らかい葉を出していました。



ヘクスカズラの名前は、この実を潰した時に出る臭気から付けられているようですが、まだ試した事はありません。厭な臭いは出来るだけ遠慮したいですものね。


カラスウリ

葉はすっかり枯れ、実だけが淋しげに残っています。



モリアザミ

9月から10月にかけて咲くモリアザミがまだ咲いていました。
竜王山公園は人工的に手を入れ過ぎて、山野草も激減していましたが、一部の人の保存運動で、かなり回復しているようです。モリアザミやタツナミソウは保存運動の対象になった植物です。


ヨモギハムシ

こんにちは!久しぶりね。
ヨモギの葉を摘んでいたらハムシ君に出会いました。


イヌタデ

周りがモノトーンに包まれる中で、イヌタデの花が一段と華やかに見えます。

カラスウリとスズメウリ

2007-11-24 18:05:30 | つなぎゆく命
          
          カラスウリ

テーブルフラワー用の小さな籠やリースを編もうと蔓採取に出かけました。
蔓籠作りの楽しみは蔓採取から始まります。
蔓の太さや材質で籠の大きさや形を頭に描き、採取したその場で下処理をして輪に丸めておきます。
飾り用に採取したカラスウリは、リースに華やかさを添えてくれるはず。

                   ↓ こちらはスズメウリ



スズメの名が付いている通り、カラスウリの10分の1の大きさです。

山道

2007-11-21 17:54:16 | つなぎゆく命

フユイチゴ

きのこ観察の帰り道、以前から気になっていた道へ降りてみる事にしました。
小さな渓流沿いの細い道。フユイチゴの赤い実が目につきます。
季節の移り変わりを感じながら、1つつまんで口の中へ。甘酸っぱい香りが広がります。


ヤブコウジ

アララ、不思議!
花と実が一緒についている。
温度の変化に植物も戸惑っているのね。

         
         コブシ

渓流沿いの道を楽しんでいると小さな集落に出ました。
更に進むと又山道に。行っても行っても山道。少々心細くなってきました。
一体私は何処を走っているのかしら?と頭の中に地図を描きますが、くねくねと曲がったので分からなくなってしまいました。その上太陽は真上。お昼過ぎには帰るつもりだったのに。
漸く、開けたところに出て農作業をしている女の人に出会いました。
「この道は何処に出ますか?」とお聞きすると「何処に行ってんかね?」「小野田です。」「そりゃぁ、反対じゃぁね。」平行して走っているつもりが反対方向に走っていたんですね。しばらく走って見慣れた国道に出る事が出来ました。やれやれ