野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

小さな花達

2009-04-29 17:40:07 | 野の花

アメリカフウロ

忙しくしているうちに庭の隅では小さな花達が咲いていました。
今年は草取りで抜かれてしまって姿が減り、ようやく園芸品種の間から「ここだよ~。」って・・・。


キュウリグサ

3mmほどの花の後ろに小さな虫君、1mmほどでしょうか。
皆、懸命に生きています。


ハナイバナ

キュウリグサのそっくりさん、違うのは花心の色。漢字で書くと”葉内花”
葉に抱かれて花を咲かせます。


タチイヌノフグリ

こちらは、オオイヌノフグリのそっくりさん、オオイヌノフグリの半分ほどの大きさです。

今日の観察

2009-04-24 18:13:07 | 野の花

ノアザミ

何処にでも見られるノアザミ、籠に活けても絵になる花ですが、トゲトゲだらけなので花鋏がないと採取は難しい・・・水揚げが良いので長持ちして嬉しい花です。


ハハコグサ

七草の一つ、ハハコグサ・・・七草粥の時期、探すのに最も苦労をします。
今年の七草粥はハハコグサ無しでした。


ハルジョオン


マツバウンラン

最近、急激に増えた植物の一つです。


フデリンドウ


ギンリョウソウ


フジ

今年は、フジの花が咲き始めたのは10日前、例年よりかなり早い開花でした。
今は真っ盛り、クマバチ君は大はしゃぎです。

奥秋吉台

2009-04-19 18:40:35 | 野の花

ホタルカズラ

奥秋吉台は、今年に入って初めての散策です。
期待をした花は既に終わり、ホタルカズラが可憐な花を咲かせていました。


ホタルカズラ

何故か完全な花びらが少なく、殆ど虫君に齧られています。
開いて間も無い花びらも僅かに齧られている。

          
          オキナグサ

オキナグサはすっかり翁さんになっていました。


アリアケスミレ

今年の秋吉台は、何故かスミレの姿が少ない。
昨年は一面スミレで彩られていた斜面は、ぽつんぽつんと咲いているだけ。
すれ違ったワラビ採りのおじさんは「いつも、この時期にワラビ採りに来ているけど今年はワラビが少ない、こんな事は初めてだ。」と言っていました。スミレも関係があるのかしら。


コバノミツバツツジ

秋吉台(車で1時間)に行く途中、裏山の斜面一面に、コバノミツバツツジを植えているお家があり、今丁度咲き初め、斜面がピンクに染まっています。


ミヤコグサ


久々に虫君達と

2009-04-18 16:44:49 | 昆虫

コアオハナムグリとハナミズキ

コアオハナムグリ君
お花に抱かれて夢見心地

抜けるような青空が眩しいね。
シャイな君が可愛いよ。


シロコブゾウムシとウリハダカエデ

シロコブゾウムシ君もウリハダカエデの目覚めを待っている。
「おーい、早く目覚めないと春は通り過ぎて行っちゃうよ。」




「おっとっとっと、風さんお願い、下に降りるまで静かにして! 揺れると恐いよ。」
強面に似合わず、臆病ちゃんです。


ベニカミキリ

赤の貴婦人は慌てず騒がず・・・今日も静かに。


スミレ達

2009-04-09 18:05:32 | 野の花

シハイスミレ

公園では、桜の花びらが穏やかな風に舞っています。まさに花吹雪。地上ではあちこちにスミレ達の姿、次の主役です。


シハイスミレ

花の右に見えるのが葉っぱの裏側、紫色をしています。紫背菫・・・名の由来です。

           
           シハイスミレ

           淡い色のタイプでしょうか。


アリアケスミレ


スミレ

根性大根が話題になった事がありますが、スミレも負けてはいません。コンクリートの隙間から可憐な花を咲かせています。


タチツボスミレ


島根県西部の山(4月5日)

2009-04-08 19:20:57 | 野の花

コガネネコノメソウ

毎年この時期になると会いに行きたくなるコガネネコノメソウ、5mmほどの小さな花が集まり1cm~2cmの塊を作っています。


コガネネコノメソウ

山口県西部地方からすると深山のように感じられる山は、この冬は雪が多かったのか、渓流の斜面の草木はなぎ倒されまだ枯れ草色のままでした。


ボタンネコノメソウとハルトラノオ

そんな中でも渓流側では小さな花達が、大きく深呼吸をしています。


エンレイソウ


ニリンソウ

他の株は蕾も出ていない状態でがっかりしていたら、この一箇所だけは日当たりが良いのか微笑んでいました。ありがとう♪


ワサビ

源流に近い渓流脇には、所々でワサビが自生しています。虫君も一緒に日向ぼっこしています。