たかが楊枝と思いきや、こんな楊枝もあるのだと初めて知った。
それがこの”さるやの楊枝”
以前、姪からもらってそのまましまってあったのを昨日『あけがらす』を食べる時に出してきて
あけてみると楊枝ひとつひとつの頭のところにおみくじのような紙が巻き付けてありそれぞれに都々逸が書いてあるではないか。。。おもしろい!
黒文字の木から職人さんが手作りで仕上げたのだということもわかりあらためて楊枝を見直してしまった。
使い捨てにされると知りながらこんなに迄。。。でも、みんなでお茶でもしながらそれぞれの楊枝の都々逸を読み合わせたらおしゃべりも一段と花が咲き盛り上がるに違いない。
『さるや』さんは日本橋にある創業300年の日本で唯一の楊枝専門のお店なそうだ。
この変化の激しい時代に今も尚こんな丁寧な仕事をしているお店があるかと思うと心温まるる気がする。