ギャラリー「sfk」を主催する
山鹿先生が友人と二人で
描き上げたという
「崖の観音」(大福寺の観音堂)
の天井画再現展を
昨日見てきました
壁面いっぱに
飾られた画
一枚一枚
それはそれは
緻密できれいで
ただただ見入ってしまいました
崖の観音の天井画が描かれてから85年という歳月がながれ
描かれている絵がもう消えかけているのを見て再現しようと2年前から
写真に撮り、原画に忠実に再現していったそうです。
中には判別するのがとても大変だったものもあったらしく、ことに鳥に関しては
原画がこのような状態だっため種類の識別が難しく
「野鳥の森」の方に確認してもらいながら描いたということでした
山鹿先生はいともあっさりと話して下さいましたが
ここまで描き上げるのは本当に大変なことだったと思います。
海の安全と豊漁を祈願して建立されたという崖の観音
東日本大震災と時を同じくしてその天井画が完成したことで
犠牲になった方々の供養になればとこの114枚の絵を奉納するということです