「水商売は水増し商売だ!」と実感したことがある。
何十年か前、居酒屋で「百年の孤独一杯1500円」というメニューを目にしたからだ。
その頃、あるルートから「百年の孤独」を手に入れていた。
確か一瓶、2500円もしないくらいだったと思う。
一瓶の市販価格を知っていたから、「一杯1500円」というのはビックリギョウテンの価格だった。
原価はもっと安かっただろう。
まさしく水商売だ。
薄めて薄めて儲ける商売だ。
と、その時なにか空恐ろし気もちになった。
今、コロナ禍で飲食店が酒を出す、出さないで、大騒ぎどころか、怒りをあらわにしているが、さもありなん!
水商売は水増し商売である。
そこを客はジュウブンに心得ておく必要がある。