ゴルフダイジェスト2015年の記事だ。
丸山茂樹プロとレッスンプロの内藤雄士氏のコラム記事。
この定説に異論を唱えるような文章があったという。
「男子プロの中には、ドライバーをダウンブローで打つ選手もいる」
「アイアンショットに関しては、アッパーブローでなくダウンブローで打つのは「当然」と言えますから、問題にはなりません。
問題は、ドライバーについてです。
ドライバーのティーショットは、ティーアップされたボールを打つため、理論上はダウンブロー・アッパーブローのどちらのスイング軌道でもクリーンなインパクトが実現出来ます。
この点について、上述の『ゴルフダイジェスト』のコラム「丸山茂樹スマイルスマイル!(p79)」の文章を一部引用します(引用部分の筆者は内藤雄士氏)。
PGAツアーのなかでもズバ抜けた飛距離を誇るダスティン・ジョンソンが使っているドライバのロフト角は12度です。ボールをやや中央寄りの置き、計測データではマイナス1.3度のダウンブローで打っています。
男子プロはみんな、ロフト角8.5度とか、そういうドライバーを使っているものとばかり思っていましたが、そうでもないのですね。
ロフトの大きいドライバーを使ってダウンブローに打つことによって、インパクト時のロフトは適正になるということみたいです。
ドライバーをダウンブローで打つことのメリットについて、内藤雄士氏は以下のように述べています(引用元:同上)。
ダスティン・ジョンソンは、ドライバーを、いってみればアイアン的な使い方をしているから、ウェッジまでそのまま応用できるのです・・・(後略)
つまり、ドライバーをダウンブローで打つことによって、
アイアン=ダウンブロー、ドライバー=ダウンブロー
となり、アイアンとドライバーの打ち方に違いが無くなる。
すると、ドライバーのティーショットから、セカンドショットのアイアン、グリーン周りのアプローチ(アプローチショットも基本はダウンブロー)まで、同じスイング軌道(ダウンブロー)で打つことが出来るようになります。
このことが、ゴルフを簡単にしているということなんだと思います。」
アプローチもドライバーもいっしょ!
なんか、うれしくなる!