「この前は玉ねぎ、ありがとうございます!」
生垣の枯れ葉を取っていたら、斜め向かいに住むおばあちゃんが話しかけてきた。
おばあちゃんは十年以上一人暮らしだった。
子ども達が巣立ち、ダンナさんが退職してすぐにガンで亡くなったからだ。
今はムスメ夫婦と孫一人と同居している。
孫の話から同居の話へと進んだ。
「もうタイヘン!」
おばあちゃんは疲れ切っていた。
「タイヘンですか?」
もう一度、話をほじくってみた。
「タイヘン!」
・生活のリズムが合わない
・孫がうるさい
・一人の時間がない
・食事の世話を頼まれる
ほかにもいろいろ聞いたような気がする。
実のムスメ家族とは言え、同居生活はタイヘンなのだそうだ。
あぶなかった・・・
実はウチも二世帯同居の危機(!)があったのだ。
かろうじて新築住宅の情報を得て、そこを紹介して、事なきを得た。
今は車で15分ほど離れたところに住んでいる。
二世帯住居のメリットは多そうに思える。
孫ができればなおさらのことだ。
しかし、相談する人みんなが同居に反対した。
つくづくそれを信じてよかったと思っている。
おばあちゃんはひとしきりグチった後、帰って行った。
健闘を祈った。
追伸:その後、おばあちゃんのムスメ家族たちは歩いて5分くらいのところに家を買ったそうです。
出て行ってホッとしたそうです。
以上のことをうれしそうに話してくれました。
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